2008年07月31日

7月の戯れ言 [2008年7月]

日々の戯れ言、UP数はこちらにまとめました。続きを読む
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メディックス

【メディックス】 全01巻  /西村 しのぶ

医学部に通う生徒たちの日常。わりとリアルな学生生活が淡々と描かれる。

医大生の日常ってこんな感じなんだろう。専門用語も教科も出てきて、よく描けている。細部にわたっていて感化されて勉強したくなってくる。
たぶん、舞台は関西。
バブル時代に描かれたのだろうな。懐かしいようなそんな匂いがする。

後書きの作者の言葉が胸にしみた。そうなんだよね、あの頃は生き急いでいた。なぜなんだろう。1990-92まで連載されて、2006年に単行本化。

会話の中に、村上開新堂(丸太町)の好事福盧(作中では「こうじぶくろ」とあるが、「こうずふくろ」が正しい)が出てくる。
これは、池波正太郎の「食卓の情景」(1980年発行/新潮文庫 P301)にも書かれている。著作権に抵触するかな、でも抜粋。
「材料は蜜柑である。それも、紀州蜜柑の大きなやつ。この中身をゼリーにする。蜜柑の実をしぼったジュースへ、キュラソーをそそぎ、ゼラチンでむっちりと固めたものを、また蜜柑の皮へつめこみ、パラフィン紙で包み、蜜柑の葉の形のレッテルをひも(原文は「ひも」に傍点)で下げる。古風な、いかにも明治・大正をしのばせるデザインなのだが、いまも変わらぬ。村上開新堂は、明治末年の開業で、好事福盧は、初代の店主が工夫考案した洋菓子である」
うーん、モダンだよね。
似たような菓子で、老松(京都市上京区北野上七軒)の夏柑糖も作中に登場。こちらは寒天で固めたもの。気になる。

京都に一年は絶対に住んでやる!と、思いも新たにしてしまった。
                         2008/1/9

《こんな人におススメ》バブルの時代、記憶にある人は懐かしいかも。想い出におススメ。



タグ:西村しのぶ
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に【西村しのぶ】

【西村 しのぶ】 にしむら しのぶ

メディックス

タグ:西村しのぶ
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2008年07月30日

働きマン 04巻まで

【働きマン】 04巻まで  /安野 モヨコ

編集者、松方弘子28歳。男スイッチが入ると「働きマン」になる。
松方、その周辺の人間にスポットを当てながら、仕事に対しての取り組みを描く。

働くことを通して人間を描く。それぞれの立場、考え、信念を、視点を変えて見せていく。
うまい。人間をしっかり描いて、ストーリーを丁寧に進めている。なにか特別な事件が起きたり物語があるわけではない。そこに人がいるだけだが、人を感じ人について考えさせられる。読み応えあるなぁ。肚を括った人の仕事(作者自身のこと)だ。
「仕事しかしない人生だった」と後悔して死にたいか、「仕事したなー!」と満足して死にたいか。人生を考えさせられる。

松方が、仕事し過ぎか振り返った時に、友人の言葉「鍛えた筋肉が違うだけ」に沁みた。
それと、自分のベストは尽くしたけれど、入校が間に合わなかったっていうヤツ、経験あるなぁ、そういうこと。辛かったな、などと自分と大いに重なった。
松方が仕事ができるのは、彼女が運が良いわけでも、特別な才能があるわけでもない。
ひとつひとつ目の前の仕事に向き合い、それに精一杯取り組み、自分なりに考え答えを出していく。そのしっかり向き合う姿勢が、チャンスと人との関係性(縁ともいう)を手にしていくのだ。
                         2008/2/19

《こんな人におススメ》働くことを夢みる学生さん。新卒で働きだした人。働いて社会がわかってきた30代半ばの方。
 ※松方と同年代の働く女性はあまり読まない方がいい。自分と比べて凹みます。松方の働きっぷりって三十代で管理職になったばかりの人に似てる。普通、ここまでできる人って、そんなにいませんから。でもそれを過ぎると、その時代を懐かしめるので三十代半ばの人にはおススメ。
《こんな時におススメ》仕事ってどんなものか、仕事から何を学ぶのか知りたい時。働くことに勇気を持ちたい時。




タグ:安野モヨコ
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さくらん 01巻まで

【さくらん】 01巻まで  /安野 モヨコ

吉原の置屋、玉菊屋に売られた少女きよ葉が、遊女として大成していくまでの話。
幼少時は花魁が恐ろしく、何度も脱走を試みそのたびに厳しい折檻を受ける。
売れっ子の粧ひに導かれ花魁になる決意をし、気性の強さも持ち合わせて吉原人気の女郎になっていく。

蜷川実花と組んで、映画にもなって大ヒット。

切なくエロく、相変わらずの安野作品。この人の姿勢は大好き。
作品をしっかり伝えようとしている。ちょっとしたエピソードはほんとにうまい。
                         2007/12

《こんな時におススメ》安野ワールドに浸りたい時の絶妙な一冊。続き、あるらしいですね。


タグ:安野モヨコ
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あ【安野モヨコ】

【安野 モヨコ】 あんの もよこ

さくらん
働きマン
タグ:安野モヨコ
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2008年07月28日

く【呉由姫】

【呉 由姫】 くれ ゆき

金色のコルダ


タグ:呉由姫
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2008年07月27日

天使な小生意気(完) 全20巻+外伝

【天使な小生意気】 全20巻+外伝  /西森 博之

短気でけんかっ早い少年、天使(あまつか)恵は、知らない怪しげな男からもらった魔本で魔法使いを召還してしまい、女に変えられてしまう。
女の中の女、とびっきりの美少女になり6年経ち、女に変えられた時に一緒にいた親友の美木(みき)とともに、高校に入学する。
その学校には腕力だけでモノをいわせてきた源造、思い込みの激しい藤木や、オタクな安田、武士の小林ら奇妙な連中がいて。

天使恵が誰かに似ていると思ったら!そうだ、ひばりくんだ(※注『ストップ!! ひばりくん! 』)。男女であることもルックスも話し方も一緒。
恵の周りの男どもがみんな変。そして気のいいヤツら。
源造がうざい。もううざくて辛い。うざすぎて感情移入できない。
途中で飽きてきたのが……。自分を叱咤激励して最後までいけるかどうか、勝負だった。
核心の部分、魔本が絡むと面白かったりするんだけど。
1ヶ月放置して、13巻から読んだら慣れてきた。そして少し面白くなる。
制服がかわいい。参考になる台詞が多い。
最後の方は面白かった。だんだん源造を応援しても良い気になった。
外伝の2は少し泣けた。きっとハッピーエンドなのだろう。
                         2008/4/28

《こんな人におススメ》
漫画、読み慣れている人にはおススメなのかもしれません。
感想は賛否両論みたいですね。読書時に超初心者の私には難しかったです。
ただ、自分のアイディンティティの構築をしていく天使恵を、彼女のモノローグ無しで描いたことは、瞠目に値するところだと感じます。

「外伝」のネタバレは、下記「続きを読む」から。

UP追記>
私のコミックスや声優、アニメの先生である、スタッフのTCがおススメだったので読みました。
「まあまあ」と言ったら、「西森博之は、最初と最後の漫画家なんです」
おおおお!!
いろんな読み方があることを知った貴重な作品でした。

読んでいる時って源造がうざくってイヤだったんですけど、しばらく経った今はそうでもない。ああいうキャラって、離れていると面白いキャラなんでしょうね。別な場所から眺めていたい、みたいな。巻き込まれたくはないぞ、みたいな。

※注……江口 寿史さんの作品『ストップ!! ひばりくん! 』の方です、念のため。あれ、好きだったなあ。クラフトワークのパロなんて、秀逸でした。
ひばりくんは、性別が男で(女性の姿形で、周囲は美少女と思っている)心が女なのだけど。





☆外伝のネタバレは、この「続きを読む」から……。↓

続きを読む
タグ:西森博之
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に【西森博之】

【西森 博之】  にしもり ひろゆき

天使な小生意気


タグ:西森博之
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2008年07月26日

キャットストリート(完) 全08巻

【キャットストリート】 全08巻  /神尾 葉子

青山ケイトは子役の女優で名を馳せたが、舞台で大失敗して、そのまま引きこもり生活に入る。
7年経ち、ふと外へ出た時に、ひとりのオジさんからフリースクールに誘われる。そこには元天才サッカー少年で名を馳せた佐伯玲、ロリータファッションにこだわる野田紅葉、ITオタクの峰浩一らがいた。
社会からドロップアウト(とされている)の仲間たちと自分を見つけていく。

※一部、ネタバレあります。注意!

やっぱり構成力あるんだな。すごい。
重めの内容なのに、読みやすさでぐいぐい引っぱり面白い。しかも相手に考えさせているのに、説教臭くない。
花男』(現在未読2007/12)のイメージがあって、読みたくない作家だったのだけど(超偏見)、読んでみるとうまい。
引き込まれるしキャラも立って、言うことなし。少女漫画の王道って感じ。力がある作家だとわかる。作品も読みやすく無駄に長くなく絶妙なバランス。
ラストの、ケイトが幼かった頃の自分に手を引かれて、舞台に再び立つ姿には泣けた。
こういう作品を代表作としてほしい。
                         2007/12

《こんなふうにおススメ》神尾葉子さんを知るには、この作品をお勧めします。バランス良いし秀逸。




タグ:神尾葉子
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か【神尾葉子】

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2008年07月24日

フルーツバスケット(完) 全23巻

【フルーツバスケット】 全23巻  /高屋 奈月

母が事故死して、テント暮らしを余儀なくされた女子高生の透。
勝手に棲みついているその土地は、学校の憧れの王子、草摩由希らの家のものだった。
そのテントが土砂で流され、家事を条件に居候することになったが、草摩家には実は多くの秘密があり。

勧められていて、想像していた内容がまったく違って驚いた。聞いていた話は「イジメの物語」。確かにそんな部分もあるが……。
ノリは『ホスト部』の感じもあるんだけど、無駄も多いのだけど、心に沁み入ってくるシーンが多いのは、大事なことをきちんと伝えているからだと思う。
漫画連載だから仕方ないのかもしれないが、伏線張らずの後出しが多い。どうにも後から構築していったのが見えて、それがきつく唐突に感じる。
カレカノ』のようにサイドストーリーも多すぎる。軸をぶらさない他の漫画(BASARAとか、天の河だとか)が秀逸に思えてくる。
それでも、この作品は面白いと言える。絵はバランスが悪かったり、描き分けがきいていなかったりするけど、そこは個性とも言えるので、保留。
特に難点は、ネームの位置が読みにくいことが多々あること。とはいえ、話全体は印象に残る。最後まで失速しなかったのも大きな評価。
言葉の表現力で、作者が古典を読み慣れている印象もある。

透が敬語なのは、子どもたちに対して、大事かも。自然と覚える。良い台詞も多い。
透みたいな性格で、世の中すべてはわたっていけないけど、そこはとても漫画的だけど、それでもそういうピュアなものを信じていこうというのは、大事だと思う。
大人しそうに周りに振り回されているようで、自分の考え、やりたいことはしっかり通す。その優先順位がはっきりしているのは大きい。
ちなみに、フルーツバスケットとは「なかま」のこと。

これは少女漫画全体の感想なのだが、漫画を読んでこなかったものとして感じるのは、別マはオーソドックスな万民受けのエンタテイメントで、花とゆめは侮れなくて、少フレは少女趣味の過激、という分類で良いのだろうか。
                         2008/3/1

《こんな人におススメ》
思春期の女の子に。
《こんな時におススメ》
いろいろと影響を受けたい時に。






タグ:高屋奈月
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た【高屋奈月】

【高屋 奈月】 たかや なつき

フルーツバスケット


タグ:高屋奈月
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2008年07月23日

ほ【星野桂】

【星野 桂】 ほしの かつら

D.Gray-man



タグ:星野桂
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2008年07月22日

家族のそれから

【家族のそれから】 全01巻  /ひぐち アサ

高校生の八木沢徹と妹の恵は、母親で小学校教師のハツ子をインフルエンザで亡くす。その母には一ヶ月前に結婚した26歳の同僚、ケンジがいた。
残された三人の新しい家族の模索が始まる。

「ゆくところ」は四季賞を取った作品。
ホモセクシャルの高校生のトラウマと、半身が不自由なクラスメイトの、やり場のない感情を淡々と日常の中に描く。

悩んだけどこっちのジャンル(少女レディース系)に入れた。ひぐちアサのデビュー作。
やはり心情をしっかり描ける人が面白い漫画家なのだとつくづく思う。よくもこんな微細なこと描けるもんだよな。
いきつくところまで落ちて悩んで、結果を自分なりに出した人の表現だと思った。ひぐちアサ、侮れず。
                         2008/7/3

《こんな人におススメ》ひぐちアサさんのファンは絶対に、です。



タグ:ひぐちアサ
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2008年07月21日

ヤサシイワタシ(完) 全02巻

【ヤサシイワタシ】 全02巻  /ひぐち アサ

写真部の弥恵は相手によって言動が変わったり、常識的なことを忘れたりする。それは故意ではなくバランスが悪く、自己モラルの枠組みが壊れているのだ。
テニスを怪我で挫折した後輩の芹生と、なんとなくつき合うようになるが。
苦い青春の時期の、超えなきゃならない自己の壁と向き合った作品。

この弥恵の存在は賛否両論だったというけど、こういう人はいる。ムカつきながらでも学習しておいた方が良い。
同族嫌悪で語られるのもわかる、私もそういうところあったかもと思うし。
だけど、うまい。気持ちがコロコロ変わって安定しないところ、どこか被害者意識があって突っかかって自分を持て余すところなど、それらの内面を客観的に捉えている。奥が深い。
そばにそういう不安定な人がいたんだろうか。一度、巻き込まれてみて、それを憎んで、また捉え直して考えて、赦さないと、これは描けないと思えた。
その人を客観的に見て、なおかつ、その人の思考の基準を捉えないと、このタイトルは思いつかないよね(正直、良く理解しているすごい題だと思うもの。苦笑)。
DVの本質も見えているし。まあ、DVについてはまだまだあるけど、そこを掘り下げたら横道に逸れたのかもしれない。

ひぐちさん、絵もまだ拙い頃なのに、下着の描き方がやたらと凝っていて笑った。なんかわかる。他が丁寧なのに、下着がすごく古い感覚で描かれていたりすると、なんか萎えるんだよね、この作者は世の中の流れをわかっていない、というような。
絵はどんどんうまくなっていく。描いていく、見られるって大事だとわかる。

2巻後半の弓為の台詞はかなりきた、考えさせられた。その行動力と思い込みの強さに嫉妬する人間はいるんだな。力もないのに、偉そうにしてるなってところなんだろう。
最初から諦めがつくような才能を持っている相手なのなら、別物に考えられるのだけど。
弥恵が痛いめにあうことは、自分は行動しなくて良かった言い訳にできる。弥恵のような存在は、8割がたの人間にとっては一番成功されたくない人間なのかもしれない。

夢を見るのは、責任が伴う。時にはとても焦るけど、その吐け口として他者を妬んだり、一人でささくれたりすることは違う。真っ直ぐに夢を見て、ちゃんと努力して粘っていけば、開けることは、今の私にはわかっている。それに気づいただけでも嬉しいと思えた。
きつい物語だったけど、何度か読み直したい。この作品あっての『おお振り』なのかと思うと、考えさせられる。
                         2008/3/16

《こんな時におススメ》生きていくこと、自分のことについてめちゃくちゃ考えたい時に。


タグ:ひぐちアサ
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2008年07月20日

スーパーダブル 01巻まで

【スーパーダブル】 01巻まで  /星野 リリィ

星野リリィの一般系へ再挑戦の第一弾。
スーパーダブルと呼ばれる少女ラブと少年ダイヤの二人組アンドロイド。
エネルギー切れでジロウに拾われる。
ひつこく彼らを追い回すダンデライオンの手から逃れるために、しばらく身を潜めるが。

わかりにくいところもあるけど、たっぷりと女の子も満喫できて嬉しい。
メイプルシロップとハチミツがエネルギーなんて、可愛すぎる。
                         2008/5/16

《こんな人におススメ》『プリキュア』系、好きな人は是非に(笑)。


タグ:星野リリィ
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ほ【星野リリィ】

【星野 リリィ】 ほしの りりぃ  →星野 リリィ(BL漫画)

レディースアダルト作品でデビュー。BL漫画で活躍後、一般漫画も描き始める。
チャーミングな絵柄で人気。現代の夢二になってほしい。

☆は管理人、勝手にオススメ。

おとめ妖怪ざくろ
スーパーダブル
抱きごこちはいかが?
私と王子様
夢見る古都
タグ:星野リリィ
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2008年07月19日

ほ【星野之宣】

【星野 之宣】 ほしの ゆきのぶ

ヤマタイカ



タグ:星野之宣
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ヤマタイカ(完) 全06巻

【ヤマタイカ】 全06巻  /星野 之宣

沖縄の御嶽(グスク)から古代の舟がみつかる。久高島のノロたちを中心に、アマミキヨの伝説からはじまる世直しの話。

80年代後半に描かれた、ハルマゲドン思想の話。現代にも通じるところがある。
たくさんの漫画作品に触れた後でこの本を読むと、この作者の力量のすごさを知る。
4巻の1部までは本当に面白い。歴史的なことはかなり調べてあるし、仮説も秀逸。特に、奈良と九州の地名のリンク、火山と神の関係などは読ませる。
益田勝実氏の「火山列島の思想」などからも影響を受けていると思う。

87年頃に描かれた作品なら仕方のないことなのかもしれないが、どうしてもハルマゲドンのネガティブな世紀末にひっぱられてしまうのが残念。
これを読んで思うのは、個人の信念を貫くのではなく、多くの人々の幸せが優先だということ。どんな大義があっても、いくら“正しく”ても、個人(民族を含む)の動機からのものは欲でしかない。決して暴動を起こすものではないのだ。
このあたりが、なぜか一神教的な発想。この矛盾はいかがなものだろう? 神道的なもの、アミニズムを謳っているのに。
                         2008/2/28


UP追記>
沖縄の御嶽は、地理的にいって、斎場御嶽(セーファウタキ)だと思う。久高も臨めるし、絵柄もそれを意識していた。
でも実はもっと調査していて、あれが玉城(タマグスク)だったらすごいよなと、ニヤニヤしながら読んでいました。
描かれてから20年。でも、あんまり調査って進んでないよね。このあたりはもっと学びたいです。
                         2008/7/19

【コミックセット】


【文庫版】

タグ:星野之宣
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彼氏彼女の事情(完) 全21巻

【彼氏彼女の事情】 全21巻  /津田 雅美

通称、カレカノ。
見栄のためにどこまでも優等生を演じる宮沢雪野。自らの望まれない出生のために頑張り続ける有馬総一郎。
二人が出会って、見栄をやめる約束を交わし、自分を取り戻すラブストーリー。前半はコメディ、後半はトラウマに向き合った重い話の展開になる。

男女の恋愛は、くっつくまでが見どころだけど、これはそれを超えた展開で注目に値する。
有馬が心を閉ざしてからは、サイドストーリーが中心になってしまい残念だったが、後半加速するところは秀逸。
庵野さん、続きをアニメにしたら良いのに。
最後は少女漫画らしくまとめてしまったけど、うまくできていた作品だと思う。
                         2007/8





タグ:津田雅美
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花ざかりの君たちへ(完) 全23巻

【花ざかりの君たちへ】 全23巻  /中条 比紗也

アメリカに住んでいた芦屋瑞稀は憧れのハイジャンパーを追って、男子校に性別を偽って編入する。しかもそこは全寮制で、目的の佐野泉と同室になってしまう。
ハイジャンパーの道を捨てていた佐野にもう一度飛んでもらうために奮闘する。

瑞稀が女装(女の子なんだけど)して、ダンスパーティーで佐野と踊るまでは面白かったんですけどね、なんだろう? マンネリ化?
最後はムリヤリ終わらせて残念。女の子の瑞稀より、男の子姿で佐野とのラブシーンの方が萌えたのはなぜ? BL要素があったのが、人気の秘密なのでしょうか。

フジ系列のドラマははちゃめちゃだけど、ある意味、少女漫画の王道で、大ヒット。
なんだよ、男の子がかっこ良ければ数字とれんじゃん。納得いかず。
                         2007/10

【コミックスセット】


【コミックス】


タグ:中条比紗也
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ふ【藤原ヒロ】

【藤原 ヒロ】 ふじわら ひろ

会長はメイド様!



タグ:藤原ヒロ
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つ【津田雅美】

【津田 雅美】 つだ まさみ

彼氏彼女の事情
ちょっと江戸まで
タグ:津田雅美
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な【中条比紗也】

【中条 比紗也】 なかじょう ひさや

花ざかりの君たちへ





タグ:中条比紗也
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2008年07月18日

りんご日記(完) 全02巻

【りんご日記】 全02巻  /中原 アヤ

りんごは幼い時に母を亡くしてから、父と二人暮らし。
気のいい父の会社は倒産で、知り合いを頼って大阪に引っ越し。ところが、間もなくアパートは火事で燃え、近くの銭湯の家族に拾われ居候となる。

面白いよな、中原アヤ。テンポが良いし、女の子はかわいい。
ちょっと強引な大阪男の銭湯の息子、みっちゃんも楽しい。
変形コマはあまり使わないんだなと、改めて思った。読みやすいんだよね。『アラクレ』の変形だけっていうのを読んだばかりだから? 
花束で人を殴っちゃいけません。
                    2008/3/4

《こんなふうにおススメ》
将来姪が年頃になったら一緒に少女漫画を語りたい。そんな時に一緒に読みたいと思います。
中原さんは面白いし、そんなふうにホッとさせてくれる作品と言えます。



タグ:中原アヤ
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緋色の椅子(完) 全03巻

【緋色の椅子】 全03巻  /緑川 ゆき

※一部ネタバレもあるので、できればこれは読み終わってからがおススメ。

異世界ものファンタジー。
大きな橋のたもとにある貧しく小さな村ニオルズで育ったセツ。幼馴染みのルカがいつも支えてくれていた。
しかし、5年前に王家の血筋を引くと連れて行かれたルカを追い、セツは王都へと向かう。しかし、新国王のルカリア陛下は、ルカその人ではなかった。ルカはいったいどうしてしまったのか?
途中で王家と敵対するバジ家の娘クレアと親友になったり、刺客のドリィと助け合ったり……。セツのルカ探しの旅がはじまる。

赤の色が好きな作家だなぁ。
1/4にあったが、教室ものは集中線での効果が狙えるってなるほど。緊張感のある話が作れるのか!
セツが少女だとわかった時はかなり衝撃だった。一人称の違いは意識していたんだけど。
うまい。セツはナウシカを思い起こさせる。そう見だしたら、これ全体がナウシカの物語に類似する部分が多いことに気づいた。
セツの持つ「甘さ」も押し通せれば、義になる。あとはそれだけの力を身につけること。
切なすぎる。それがこの作家の真骨頂だとしても、だ。
読み終わったばかりでもやもやしていて、まだ整理がつかない。緑川作品にはそれがありがち。
もっと大河にして欲しかったなあ、こういうのは同人でやるしかないのか?この続き、大きく膨らませた話を読みたい。
                         2008/7/15

《こんなふうにおススメ》
ファンタジー好きな人へ。セツなさと冒険があります。



タグ:緑川ゆき
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あかく咲く声(完) 全03巻

【あかく咲く声】 全03巻  /緑川 ゆき

辛島は不思議な噂のある少年。無口で、だけどたまに笑うこともある……国府佐和はそんな彼が気になって仕方なかった。
そして彼を追っていくうちに、彼の不思議な声の秘密、警察の特殊部隊に所属し、辛島の協力を得ている川口誠示らと知り合う。
そこに謎の同級生、坂本も加わり。中学三年の彼らから高校生になって……。

2巻収録の短篇では、
・作者のデビュー作の「花泥棒」。精神的なものから花を食べてしまう癖のある少年の話。
・苦手なコーヒーを飲むと異常なくらいの運動神経の持ち主になる話。

初コミックス作品。
変形コマの使い方が上手い。生きている。何もかもが上手い、琴線に触れてくる。
デビュー作なんて信じられない。だからこそ連載になったのだろうけど。ついていきます。
1話めの、学校から辛島が消えて、犯人の占拠するビルに入るくだりが少し違和感がある。
警察のジャンパーに名前は入れていいものなのか?と思ったけど、これも伏線だったのか?(いや、違うだろ)
ここまで上手く描かれるとそんな重箱をつついてみたくなる……が、それすらどうでも良いんだけど。
まず五感や感情、そういうものをとても大事にしている作家であることがわかる。必要とされる大事さをわかっている人だ。
                         2008/7/12

《こんなふうにおススメ》
夏目友人帳』の欠片がすでにありますよね。この作家さんが知られていくのが嬉しいです。



タグ:緑川ゆき
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アツイヒビ

【アツイヒビ】 全01巻  /緑川 ゆき

短篇集。
素晴らしい。秀逸。キャラが繋がっていく。

・川に落とした生徒手帳を拾う優等生。そこには殺人計画が書かれていて。
・机にあった花の落書き。それを描いた人を見つける。傷ついた池田は「壊れないもの」を信じたいが、信じられない。それを一途に思う後輩の女生徒。
・そしてラストの話は、この一連とは別話の事件もの。

うまいなあ。短篇がこんなにうまい漫画家って素晴らしい。短篇こそ実力がわかる気がする。
なぜか旅情を感じさせる、深みのある情緒感がある。
この作者はちょっとだけ目線をずらして、もう一度そこを眺めるんだと思う。それが心地よい。
表題の殺人計画の話は、どんでん返しが爽快で、一歩深い。
「花の跡」は秀逸。こんな作品に出会いたい。人の奥底に眠る柔らかいものを見つける感じ。
世界には多くのドラマがある。それに気づいて生きていくか、知らないかでは人生がまったく変わる。
                         2008/3/12

《こんなふうにおススメ》
短篇作品がこんなに面白いものだと思わなかった、そんな目からウロコの作品でした。



タグ:緑川ゆき
posted by zakuro at 12:15| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

蛍火の杜へ

【蛍火の杜へ】 全01巻  /緑川 ゆき

短篇集。
・旧校舎から聴こえてくるギターの音色。その優しさに惹かれているうちに、同級生の藤村と知り合う。
・表題は、毎夏、蛍が訪れる山神が守る森で、不思議な少年ギンと逢う話。
・忍者になると決めた椿。いつも寂しい顔をしていた楓を守るためだった。
・別れた父母に各々ついていった兄妹。8年もの間ずっと想いを手紙で伝え合ってきた。父母が復縁しまた一緒に暮らしだすが、想いと裏腹にふたりとも大人になっていた。

切ない話が多い。短篇の長さに、それぞれの話が合っていて、楽しめた。
情景が流れてくるようで良かった。
                         2008/3/4

《こんなふうにおススメ》
少女漫画の見方、これで一気に変わりました。男性にも読んでほしい。



タグ:緑川ゆき
posted by zakuro at 12:11| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

み【緑川ゆき】

【緑川 ゆき】 みどりかわ ゆき

詩的な情景、情緒感溢れる心情が得意な作家。

現在『夏目友人帳』がアニメ放映中。これはおススメ。

好きな作家なので、どれもおススメなんですが、あえて☆はバランスの良さで。

蛍火の杜へ
アツイヒビ
夏目友人帳
あかく咲く声
緋色の椅子





タグ:緑川ゆき
posted by zakuro at 12:09| Comment(0) | 作家別【ま行】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あ【天野明】

【天野 明】 あまの あきら

家庭教師ヒットマンREBORN!




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posted by zakuro at 11:59| Comment(0) | 作家別【あ行】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ぴ【PEACH-PIT】

【PEACH-PIT】 ぴーちぴっと

ローゼンメイデン
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posted by zakuro at 02:18| Comment(0) | 作家別【は行】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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