2008年08月12日

ドラゴン桜(完) 全21巻

【ドラゴン桜】 全21巻  /三田 紀房

元暴走族の弁護士、桜木建二は野心の男。経営破綻した三流の龍山高校から東大合格者を出し、己の名をあげようと考える。
そこで落ちこぼれの三年生、矢島勇介と水野直美を説得し、二人の特進クラスがスタートする。いかにしたら東大に受かるのか? そのノウハウを教える漫画。
ドラマ化され、そちらもヒットした。

受験テクニックをとことん教えるマニュアルブックといえる。
受験する生徒たちが読むよりも指導者が読んだ方が良い。社会経験がない分、子どもたちにはわかりにくい箇所もあるし、コーチが理解してマンツーマンで受験指導にあたった方が効率がいいだろう。かなり有益な情報が含まれている。
問題はこれらをやり遂げる持続力。できれば少し早めにスタートして、しっかり実力をつけられるところまで落とし込めたら、受験だけでなくその後の学問習得にも役立つと思った。
まず親が読んだら良いよね。各教科のHowToやテクニックだけでなく、発想方法や思考の組み立てなどの日常において役立つものや、コーチングなど心理面まで踏み込んでいる。
知識を詰め込むだけが勉強じゃない。

今は国立や有名私立の小学校で、マインドマップを教える授業があるらしい。ロジカルシンキングなどの思考方法をしっかり身につけたその子らが将来社会に出る時には、仕事のシステムもがらりと変わっていくだろう。
個人レベルで真剣に考えてスキルやキャリアのアップを図らないと、今の30代から40代半ばはきついと思う。
また子どもたちも、そういう教育を受けられる環境にあるかどうか。格差社会は広がっていくのかもしれない。

時間があれば読み直したい。仕事のやり方にプラスになる、実戦できるものも多くある。
矢島と水野の受けている授業スタイルは理想。あのようにほぼマンツーマンで、しかも会話しながら問題点をその場でクリアしていければ、学力も知恵もつく。なかなかそんな環境は作れない。
それに受験テクニックも優秀。納得できるものが多いし、今でも私が実戦しているものもあった。

漫画作品としてはそんな情報中心なので、面白いとはいえないかも。でも、ラストは正直、泣けてきた。
場面転換でお茶の水の風景が差し込まれるが、さしたる意味はない。
                         2008/8/10

《こんな人におススメ》
子どもを教育する立場にある人。親、教師、コーチ。
キャリアアップをはかりたい人。
ライフプランを整理したい人。
英語のやり直しや、集中力を上げたい時に、実戦できるネタは豊富です。

UP追記>
実戦できれば有益な情報ばかりなのだけど、なかなか難しいと思う。
資格試験にも役立つと思うんだけど。
受験勉強できるチャンスの時に、一気に身につけられれば、一生の宝になるんでしょうね。


ラベル:三田紀房
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