2008年08月23日

こどもの体温

【こどもの体温】 全01巻  /よしなが ふみ

妻を亡くした酒井高紀とその息子の紘一を中心に日々の出来事をしっとり描く。各話読み切り。
最初の話は、なかなかうまく育ったと思っていた中一の紘一が「女の子を妊娠させた」と飛び込んでくる。
次は、妻が亡くなって一年。妻の実家に泊まり、その父親と料理をつくる話。
高紀の高校の山岳部時代の後輩の高木が亡くなった。一緒に谷川岳に登った帰りに事故にあった綾小路と黒田。黒田は脊髄を損傷して下半身不随になっていた。綾小路は黒田の一生の面倒を見ることに決める。
紘一のクラスメイトの西園寺はバレエ少年。離婚した母と再会した時に手を繋ぐことが出来ずにそれを心残りにしていて。
そして最初の話の続きになる。ふたりが中学三年になって。卒業式を迎える一週間前のこと。

背景がないところがまたいいんだよなー。心情が浮かび上がる。
短い中にもぎゅっと詰まっている。最後のショートショートに、この作品のテーマが詰まっている。
素晴らしい作品をまたもありがとう! と思える。
                         2008/6/30

《こんなふうにおススメ》
大奥」の次に好きなよしなが作品。じんわりきます。



ラベル:よしながふみ
posted by zakuro at 00:00| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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