2008年12月10日

かんなぎ 06巻まで

【かんなぎ】 06巻まで  /武梨 えり

産土神として産子たちを見守っていた神社のご神木の梛(なぎ)の大木。区画整理で神社が合祀される為、木は切り倒されてしまう。
それを譲ってもらった御厨仁(みくりやじん)は、樹霊の像を彫り上げるが……それは依代として梛の神霊を降ろしてしまう。
ミニスカ少女の神霊は自らをナギと名乗り、仁の家に居着いてしまう。
やたら霊感の強い仁とナギを中心に、幼馴染みのつぐみ、ナギの妹のざんげちゃん(白亜)、仁が所属する美術部のメンバーなどがともに巻き起こす破天荒コメディ。

2巻の短篇は「怪傑妖精プニャタ」怪しいおっさんから妖精をもらったあさみ。好きな人に告白出来ずにいたのだが、プニャタのお陰で……?
4巻短篇「ヒルデガルトの城」魔術アカデミーを主席で卒業したジュド。強力な魔力を持つといわれるヒルデガルトに弟子入りを請うが。
5巻短篇「モーリー」諸葉は幼い頃に事故に会い母を亡くす。その時に魂の契約をしたメメント・モリの名を持つ悪魔(?)と契約する。
ファンタジー好きなんだろうなぁ〜。

星野リリィさんのブログで絶賛されていたので(アニメが)、他に読んでいたものをすっとばしてこれを手に取る……。
読み出して爆笑してしまった、いかにも好きそうな作品ですね。お友だちなのかな? コスプレ三昧。

それにしても男好きする絵を描く作家さんだなあ…が、第一印象。
オタク部分かなり多し。

導入部分の、ナギが木彫りの像から“顕現”する様がなんともチープで昔のロボットアニメのようで大爆笑した(アニメでは感動した)。
きっとそれ、作者は狙っていると思う。

梛って熊野系の神様には付き物の神木、あんなに大木になるのね〜。小さいものしか観たことがない。
梛がこんなアイドル扱いだなんて、熊野の神様もびっくりだな。

「魔法少女★ロリッ子キューティー」にも大ウケ。ナギの「これしかないという気さえしてきた」という展開に笑った。
オオヌサに☆ついてるし。

「懺悔をお望みですか?」のシスターにうっかり萌えた。

神事、ここまではっちゃけるってすごいなぁ。ある意味感動すら覚える。
気楽に何も考えずに楽しめる自由度の高いエンタテイメント作品。
こういうの、好き。
主人公二人の悪食ぶりはたまに気持ち悪くなるけれど……。
3巻目くらいから『うる星☆やつら』の、ナギがラムちゃん、仁があたる、つぐみがしのぶにも被って見えてきた。

こんなはっちゃけているのに仁がナギを疑い出すところとか、押さえるところは押さえてて上手い。
笑いの中にうまく核心を入れている、上手いなあ。やばい、はまりそう。
神の分御霊とネットゲームとの関連の説明は唸った。確かに。

5巻のざんげの言葉はかなり響く。
「悪い因果なんて清浄な心があれば誰だって祓えるのよ!要は清く正しく強い心なの!」
その通り。

4巻のカバーを外した表紙は、『LOVELESS』のパロ?
ガンダムパロとかあれやこれ多くて、それも見どころのひとつ。

頭の良い作家さんなんだろうな。バランスが良い。

かんなぎとは、巫女の別な呼び方をいう。

UP追記>
アニメ観ました、すっっっっっげー! 絵がキレイ! 感動! 原作、超えてる??
コンテもうまいし、はまりそう……声も下野サンだし……。やばい。
アニメ出来過ぎじゃないか? 原作改変すら愛おしいくらいだ。
ナギちゃんかわい過ぎ。
ED曲が大祓詞なのも驚愕した。タイトルも「産巣日の時」。しかもかなり良いのでは!?
思わず、友人でご神事の奉納音楽などをやっているミュージシャンに送って聴いてもらったら、「まさか『六根清浄』ってアニメの主題歌で聴くとは思わなかったよ」……だよねー。
世の中、かなりすごいな。
                         2008/12/09

《こんなふうにおススメ》
いやいや、萌え漫画だと舐めちゃいけない。エンタテイメントしてます。読みやすいし。
面白いです。

6巻/
昨日感想をUPしたら、新刊を貸してくれた。ありがとう、私は友に支えられてます。

仁の自分探し。中学時代の仁の荒れていた頃の回想。仁が公園で会った子どもがナギを探しに来て。

短篇は「Croquis」 サダエと仲良しの水越はやせ。二人はまったくタイプの違う親友。百合もの……らしい。

大東(おずま)が話す“天職スイッチ”。上手い表現。このスイッチが入らない人生も寂しい。決断とジャンプは、直感と感情で良いんだよね、同意する。
うどんにマヨネーズは断固拒否したい。
なんかざんげの行動は低級霊みたいになってきたなぁ。
ちなみに私はつぐみ派。
                         2008/12/10



ラベル:武梨えり
posted by zakuro at 18:56| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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