2009年09月30日

9月の戯れ言 [2009年09月]

日々の戯れ言、UP数はこちらにまとめました。

※ ブログのリンクの調子が悪いみたいです。
 「Not Found」がよく出るのですが、リンク切れしていません。
 何度かenterまたはreturnを押してみてください。
続きを読む
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2009年09月29日

き【金田一蓮十郎】

【金田一 蓮十郎】 きんだいち れんじゅうろう

女性作家。16歳でデビュー。

ニコイチ

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2009年09月28日

あ【天野こずえ】

【天野 こずえ】 あまの こずえ

あまんちゅ!

タグ:天野こずえ
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2009年09月27日

深川澪通り木戸番小屋(完) 全02巻

【深川澪通り木戸番小屋】  全02巻  /あおき てつお(原作/北原亞衣子)

江戸下町は深川中島町。
町をささやかに守る木戸番の仕事を営む夫婦、笑兵衛とお捨。どこか品のあるふたりの出自を町内では勝手に噂するが、その人柄で信頼されている。
夫婦と、彼らに訪れる人々の人情物語。

漫画時代劇ファン。そういう雑誌があったんですね。集英社。
コミックスは、ジャンプコミックスデラックスから。

一話読み切りで進む。
原作があるのと、絵に安定感があり、安心して読める。

しっとりとした熟年夫婦が、周囲の人たちをさり気なく思い遣る。それに癒される作品。
続いても良かった。

深川資料館が時代考証を協力。
原作も気になった。
                         2009/9/22

《こんなふうにおススメ》
大人が読める漫画作品。
漫画を読み慣れていなくても楽しめる。



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あ【あおきてつお】

【あおき てつお】 

深川澪通り木戸番小屋

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2009年09月26日

お【尾田栄一郎】

【尾田 栄一郎】 おだ えいいちろう

ONE PIECE -ワンピース-

タグ:尾田栄一郎
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2009年09月25日

か【川下寛次】

【川下 寛次】 かわした かんじ

当て屋の椿

タグ:川下寛次
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2009年09月24日

びんちょうタン(完) 全04巻

【びんちょうタン】  全04巻  /江草 天仁

擬人化もの。
びんちょうタンは、山の中の古い家にひとりで暮らす女の子。おっとり優しく健気な子。
薬屋の孫娘、おじいちゃん思いで元気なちくタンと、妹のしっかり者ちくリン。お嬢様のクヌギたん。ちゃっかり者のお寺の娘れんタン。水がないと生きていけないあろえ、彼女らの日常の和み4コマ。

メガミマガジンから、月刊コミックブレイド。
だいぶ前に(調べたら2006年2月)、仕事で疲れて帰宅するとこれを深夜アニメでやっていたのをよく記憶している。帰宅してすぐに着替える気力も無い忙しい頃で、ソファに倒れたままリモコンをONにすると、なごなご始まるのだ。
テレビを観る習慣がないので、どの番組が何曜日かなんてわかってない。でもなぜか点けた時にはいつもこの番組で、その曜日だけ午前様だったんだろうな。
その時期は会社がアキバ系に参入する傾向はちっともなくて、ぼんやり観ながら、「なんでこういう作品がアニメになるんだろう? それで成立するのか?」と不思議だった。擬人化ものの意味すらわかっていなかった。
その翌年から、漫画を読み出すとは……。人生とはわからないもの。

読みながら、急にほかほかご飯が食べたくなってきた。
夜中におにぎりを握ってしまった。

炭の効用も収録。炭って便利だよね。ご飯炊く時も下駄箱にも花瓶にも、うち使っています。
その炭にもいろんな種類があり、その特性がキャラの性格付けになっている。

内容は昭和30年代初期の田舎のイメージ。
貧しいびんちょうタンの頑張りに切なくなり、可愛さに和む作品だったのか。
そーいえば、10分もすると頭が痛くなる騒がしいテレビも、これをだらだら観ていたということは、癒されていたのか……。なるほど。
でも全体に可哀相ぶりな話なのが残念。だんだん癒されず、最後は苦痛だった。
                         2009/9/22

《こんなふうにおススメ》
和みたい時に。
全巻は辛いので勧めません。



タグ:江草天仁
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え【江草天仁】

【江草 天仁】 えくさ たかひと

びんちょうタン

タグ:江草天仁
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2009年09月23日

き【木下聡志】

【木下 聡志】 きのした さとし

葛本さんちの四兄弟

タグ:木下聡志
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2009年09月21日

おこしやす 01巻まで

【おこしやす】 01巻まで  /久保田 順子

呉服屋のひとり娘、天然なお嬢様の紺野ゆいな。
同級生でゆいなの幼馴染みのあこと、大学が京都になった矢野銀二が加わった、京都を楽しむ和み系4コマ漫画。

まんがタイムファミリー。
京都に生まれ育った作者の、ゆったりほのぼの漫画。

京ことばを調べていたので、すごく勉強になった。嬉しい。
でも、もろ京都言葉は理解不能だった。
銀二を応援したくなる。

等身大の京都の風俗や習慣がわかるし、とくに地元ならでは「京都見て歩記」が参考になった。
ガイドブックとしてもオススメ。ひと味違った京都を堪能できる。
おばあちゃんの知恵のような小ネタも楽しい。

京都って、確かにバス、多いよねー。
他所から来ると、町屋作りの店などは大感激だけど、地元の「自分の家で食べているみたい」は、そうなんだろうな。羨ましい。
いつかは住みたい、京都(たぶんすごい大変だろうけど)。

単巻作品かとうっかり。続いています。
読みたい。
                         2009/9/20

《こんなふうにおススメ》
京都勉強中ってのもあるんですが、期待より満足。
この古都に興味のある方に。



タグ:久保田順子
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く【久保田順子】

【久保田 順子】 くぼた じゅんこ

おこしやす

タグ:久保田順子
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2009年09月20日

こ【紺條夏生】

【紺條 夏生】 こんじょう なつみ

妄想少女オタク系

タグ:紺條夏生
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2009年09月19日

歌姫

【歌姫】  全01巻  /あき

国王と歌姫に護られる国。男の国王は中心から大地を治め、女の歌姫は子守歌で周囲から支えるのが習わしの、対の存在。
しかしその伝統を揺るがす秘密がその村にはあって…。
国王が亡くなり、絶対その家系には生まれるはずのない娘が後を継ぐことになる。
一方、一子相伝の歌姫は男のカインがそうであるのを村長のトーマスしか知らず、“歌姫”を護る村人はそれは姉のマリアだと信じていた。
カインとトーマス、マリアの物語。

短編は「ダリカ」
エリート校に入学したロイは将来の地位の約束と引き替えに、国家機密に携わる。
それは神の子の実験段階、ダリカを監視することだった。

ゼロサム。
絵に関して、アニメ的でしかもゴシック色が強い。それが私のゼロサムイメージで、これもそう。
それがちょっと“こなれ”ると、Gファンタジー系になる。

作者の初コミックスであるのと、単巻なので期待しないで読み始めたが、面白くてびっくり。
特に設定が良い。
ファンタジーらしい空気は常にまとっていて、そして切なかった。
この長さだから良かったんだと思える。

好みかといえば、そんなにでもないけど。でも上手くまとまっている。

短編の方が好きだけど、終わり方が残念。
作者の甘さが出た感じ。もったいない。
                         2009/9/18

《こんなふうにおススメ》
絵が美しいです。今後も期待の作家さん。



タグ:あき
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あ【あき】

【あき】

歌姫

タグ:あき
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2009年09月18日

めろあま・レクチャー

【めろあま・レクチャー】  全01巻  /つづき 萌重

・表題作。
2年の赤坂心寧(ここね)は他学年からも人気。しかし、エッチをさせないという理由でつきあっていた先輩に振られてしまう。
その場でひとり、経験がないから怖いことを呟くと、それを1年で優秀な藤岡瑛史(えいじ)に聴かれてしまい……気絶するほどの快感を知りたくないかと問われる。心寧は男を誘惑できるくらいになりたい、自分を変えたいと思い……。

・「甘く濡れて。」
宇佐美乃雪は先輩の矢口亜郷(あさと)に傘を返そうとして、ラブシーンに出くわしてしまう。その傘は、雨宿りしていた初対面で借りたのだが、傘代としてファーストキスを奪われてしまったのだ。

・「NUDEに恋して」
美術系高校の2年生、彩実果は赤沢彩実果(あみか)。
1年の水泳部で女生徒に人気の岡部天澄(たかすみ)の写真が出回っている。それを観て、デッサンモデルを頼み込む。
天澄の条件は、ヌードモデルかセックスすることだった。

Cheese!。ちょっとエッチな中高生女子のための雑誌らしい。
セックスをテーマにした恋愛になるのは、どうやらこの雑誌の特性なんだろう。
いやいやいや、いろんな漫画を読んでいるくせに、こういうのを手にするとお母さんの気分になってしまいますよ。

基本的な方向として、小学館の少女誌はエッチ系が入って成り立っている。
しかし同じ小学館系でも、少女コミック、ベツコミはけっこう読み応えはあるのだ。むしろ面白い。お母さん気分にならないし、娘が読んでいてもたぶん一緒に盛り上がれる。
でも、Cheese!はダメ。子どもたちには読ませたくない。
なぜだ? セックス観の捉え方がダメなんだと思う。
どの作品もそうなのか、検証はしてみようとは思っている。
でも子どもたちには人気なんだろうなー。

作者の初コミックス。
同じCheese!の「眠れない夜をかぞえて」より面白かった。

この作品のノリと構成、キャラ設定は、ファンタジーBLによく似ている。少女漫画になるとこうなるのか。
あり得ないだろう? というツッコミをモノともせずに進む。そしてシンデレラストーリー。ハーレクインは健在。
そうか、BL作家の萌えどころと、作者の感性が似ているのかもしれない。なるほど、面白い。
BLはダメだけどエッチなのを読みたいという方にオススメ。
                         2009/9/17

《こんなふうにおススメ》
上記に書いたように、BLはダメだけどエッチなのを読みたいという方にオススメ。



タグ:つづき萌重
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つ【つづき萌重】

【つづき 萌重】 つづき もえ

めろあま・レクチャー

タグ:つづき萌重
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2009年09月16日

きみはペット(完) 全14巻

【きみはペット】  全14巻  /小川 彌生

海外留学経験もある高学歴、新聞記者で高収入、背もモデル並みの三高な女、巌谷澄麗(スミレ)。
5年つきあった男に浮気され、部長のセクハラにキレて殴ってしまい、外報部から生活情報部に左遷になる。
頭痛を抱える日々の中、マンション前に“捨てられていた”男子を拾う。食べさせて泊めたのは、以前飼っていた犬のモモに似ていたから。
家出中だが才能溢れたモダンダンサーである彼は、スミレのペットになると自ら決め、モモの名を貰う。
そのモモと、大学の先輩でスミレの初めての人である蓮實滋人(はすみしげと)との間で揺れ動く、恋愛物語。

Kiss連載。ドラマにもなりヒット。ドラマは少し観たけれど、原作の方が断然面白い。

期待以上の作品で感激。面白いし、心に沁みた。
かつて、女性の迷う心理に踏み込んだものは、一条ゆかり作品のような、ある種の正しさをもって押しつけてくる概念に説得させられそうになったり、槇村さとる作品のような、心理的に入り込みすぎて主人公と一緒に泥沼化したりして、自分を見つけていくモノが多かったが、人生を重ねていくと、それらは読むのが厳しくなってくる。
自分なりの価値観が構築されてきて、それとぶつかるからだ。価値観に正解はない。

この作品の秀逸さは、スミレのずるさをずっと読者に容認させたところ。
現実、女の子たちはずっと頑張ってきて、まだ頑張らせようと多くの漫画作品は尻を叩く。そういう作品が2000年以前は主流だった。
この作品は、恋愛に関しては、実はスミレは流されただけなのだ。他で頑張ってるんだから、恋愛くらいはシンデレラでいいじゃん? という、もしかしたらそれは、女の子の究極の願望なのかもしれない。
もう、そんなに頑張らなくてもいいよ、と言って欲しい人のための作品なのだ。
これが2000年代なんだろうな。

仕事場にリアリティがあるのは、作者が新聞社勤めの経験を生かしたためらしい。
基本はスミレの恋愛を中心とした話だが、メディアに関わる葛藤なども取り入れ、読み応えがある。

スミレがバカ正直に、しかし潔く生きているので、モモと蓮實の間をふらふらしてても、嫌悪キャラにならないのがすごい。
スミレの「期待されると(周囲の)それに応えようとして、(自分が)楽しむ余裕がなくなる」身につまされた。自分もそうだ。
スミレのモノローグは、心当たりありすぎで倒れそうになった。そう素直に言うのが恥ずかしいし、痛いけど。

ここからは独り言。
でもなー、スミレのペット状態を容認できるのは、それって30半ば過ぎの達観してから、だろう? とは思う。27歳では若過ぎ。
モモは我慢強いなー。
いいなぁ、ペット。自立した女の最後の夢かもしれない。

モモのいたずら、最高。爆笑した。
合田武志はネタじゃなかった、驚いた。ちなみにジャイアンは漢字が違う、剛田武。
絵もすごく好き、とくにポージングが。
妹想いのスミレの姉もいいキャラで大笑いした。
ラストの巻のスミレ家族の話は、気持ちはわかるけどふざけ過ぎ。楽しかったけど。

4巻ラストのキャラ分析。完全に私はBタイプ。
こんなブログ、やっている時点でアウト。
ユリちゃん最高、大好き。ユリちゃんみたいな性格に生まれたかった。

上手くまとまって、思いっきり楽しめた作品。
                         2009/9/07

《こんなふうにおススメ》
すごく頑張っている女性にオススメ。息抜きできるはず。
男性はこれを読んでどう感じるのか、それを聞いてみたいです。

【コミックセット】


【コミックス】


タグ:小川彌生
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お【小川彌生】

【小川 彌生】 おがわ やよい

きみはペット

タグ:小川彌生
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2009年09月14日

お兄ちゃんと一緒(完) 全11巻

【お兄ちゃんと一緒】  全11巻  /時計野 はり

3歳で両親を亡くし、祖母に育てられた宮下桜。その祖母にも14歳で逝かれてしまう。
天涯孤独を覚悟した時、一緒に暮らすという腹違いの兄たちが、祖母の手紙を持って押しかけてきて……。
彼ら前妻の息子たちは、長男で作家の25歳正(まさし)、次男で国語教師23歳隆、19歳のフリーター剛、高二の四男武。
昔は一緒に暮らしたこともあるというが桜には記憶がなかった。
極度なシスコンの兄たちとの物語。桜は中学二年から高校卒業まで。

短編。
1巻「パラレル TO THE ワールド」
16歳のかっこいい北原秋(しゅう)と、女顔の美人三崎貴男は、父親が親友の幼馴染み。
秋は貴男が好きだが想いを伝えられない。お互いの性別が入れ替われば良いのにと考えていた。

2巻「ガクチュー」
小松都、14歳。一見クールに見えるがホントはきゃいきゃいしたい。密かに人気が高い麦倉と、二人三脚の種目を組むことになる。

3巻「まほーの使い方」
三鷹はクラスでなじめていない。手品師の両親と仕事で馴染む時間がとれなかった生い立ちと、手品を否定されたトラウマを引きずっていたからだ。
一ノ瀬悦古はそんな三鷹にまとわって「まほうを見せろ」と詰め寄る。

4巻「ヒミツの扉のくぐり方」
寺島千香と祥平は双子の姉妹。千香はいつも夢見がちで祥平に笑われていた。
憧れの王子様を探しに男子校に潜りたいと夢見ていたら、祥平と入れ替わってしまう。
祥平の親友、大久保朋也が千香である祥平を助ける。

6巻「サンタのいる街」
作者のデビュー作。
ユキのバイト先に黒須が入ってくる。自分をサンタだという変わった青年。ユキに小さなサンタをプレゼントしてくれて。
これは実はかなり大人な話だと思った。

7巻「白雪姫の童話」
書く小説が未完ばかりで書き上がらない大学生の処に、突然家に押しかけてきた白雪と名乗る少女。
誰のために物語を綴るようになったのかを思い出す。

9巻「きみとぼくのうた」
芸能プロが経営する男子校に通う坂上信ノ介は、音痴だが歌が好き。隣接する進学校である女子校から美声が聴こえて、塀を乗り越えると花島歌(かしまうた)がいた。

花とゆめ。作者の初コミックス。
ストーリーの設定はお約束なもの。これがどのように盛り上がっていくのか、それが見所。
ノリが「幸福喫茶3丁目」に似ているのは、今の花ゆめの傾向なのでしょうか?

どこまでも、兄弟妹が仲良し。

絵がだいぶ変わる。初期の頃のほうが今風。スケッチのような絵に変化。どっちも好き。
でもこの作品なら、初期の頃の方が合っているかも。
絵の構図で、どきっとするものも多い。

最初の部分は、読んでいくとふつふつ湧き上がる疑問。
まず、正が女装シーンが多すぎるのと女言葉がメインなので、ヒロインの相手役の位置として不安定なのだ。読者の応援までの感情移入ができない。まるで百合系? とまで思ってしまう。
しかし、兄弟たちにそれに太刀打ちできるキャラもいないのだ。つい鈴木くんを応援したくなって困った。
もっと正の格好良さ、男らしさも多かったらメリハリがついたかもしれない。
正の女装はなまじの美少女キャラより可愛いのもお約束。ホスト部ノリで、それもそれ、なのかな。
6巻くらいでようやく兄弟たちのキャラが立ってくる。長かった。恋愛モノになってくれて嬉しかった。

この作品で学んだ大事なことは、少女漫画は誰と誰がくっつくのか、それはあらかじめ決めてある中で、その二人がどのような過程で結ばれていくのかを楽しむ、それが王道なのだということ。

遊園地で桜たちのデートを阻止する姑息な正の手に爆笑した。このくらい弾けてくれるとおかしい。
好きなキャラは小塚兄妹と、鈴木くん。

短編がどれも秀逸。感動した。それってすごい才能では?
短編の、ちびっこサンタがマルボロ吸う姿にやられた>< この短編の話、めちゃくちゃ好き。
デビュー作もさすが。おじさんキャラがなんとも良いんだよねー。

ちょっとしたイラストやカットがホントに上手い。悶える。
絵本の挿絵で見てみたい。
                         2009/9/05

《こんなふうにおススメ》
和み系。
できれば冬の寒い日に、ココアなどを飲みながら、毛布にくるまってよみたいような、そんな作品。

【コミックセット】


【コミックス】


タグ:時計野はり
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と【時計野はり】

【時計野 はり】 とけいの はり

お兄ちゃんと一緒
タグ:時計野はり
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2009年09月13日

アラクレ(完) 全10巻

【アラクレ】  全10巻  /藤原 規代

若村幸千恵(さちえ)は母一人、子一人で育つが、大好きだった母親が死去し天涯孤独の身の上になったと思ったら……迎えにきた実の祖父はヤクザの組長だった。
世話係として幸千恵についた、部屋住みの五十嵐楽十(らくと)は、学校ではひとつ年上の生徒会長の王子様。ラブコメ。

笑わせて楽しませる。気軽に読めてテンポもいい。うまい。少女漫画のツボを押さえている。

難をいえば、ヒーロー役の男の子の正面の顔がかっこ良くないこと。アニメでいうと作画が崩れているとツッコまれそう。顔、長すぎるし、ちょっと不気味です。
女の子、すごくかわいいのにね。これで男の子がかっこよかったら……顔って大事なんですね、はじめてそう思いました。

初恋や好きになる気持ちの切なさも出ていて、好感が持てる。
あとは脇キャラをもっとうまく演出できれば。

タイトルは、たぶん、荒くれ者から?
                         2008/1/27

4〜5巻/
ふたりが、それぞれ自分の気持ちに気づいていく巻でした。メインの話にプラスして、お約束の季節ものと学校内のイベントものが入っている。
何度も言うようだけど、五十嵐楽十の顔はどーにかならんもんか。爬虫類顔に見えて……それで感情移入がいまいち……。そうか! 鼻の下が長過ぎるのか。そういう変なことばかりが気になった。
チョコ雪崩は、私も見たいぞ。
これ、長い連載になりそうですね。10年くらいの。
                         2008/3/3

6巻/
幸千恵の幼馴染みが教師で担任になる話。元ヤクザの料理屋をみなで助ける話。ひろった猫の話など。
相変わらずのテンポの良さ。これがこの作家の持ち味。
恋はなかなか進まない。
                         2008/5/09
                         2008/9/18UP

7巻/
進学をなかなか決めない楽十に学校側は気を揉む。担任の強引な家庭訪問。
幸千恵がもらった遊園地の招待券から、杏真と楽十のバトル。
うっかり、常磐組のお嬢のみどりに絡まれることになった幸千恵。みどりの矛先は楽十に移って、楽十はしばらくみどりの世話係をすることになるが……。

幸千恵の無茶に楽十がツッコむ。その関係はそのまま変わらない。楽十のやきもきする姿を楽しむ漫画なのだ。
あんなに気持ち悪いと思ってた楽十の顔が少し良くなった気がする。
デフォルメコマが増えた。

この作品の魅力は、世話役の楽十が幸千恵のシアワセ中心で動いていること。幸千恵が全てなのだ。
他にもそういう作品ってあるけど、どちらかといえば「僕が幸せにしてやるんだ!」的な。これは、幸千恵が幸せだったら身を引いても良い、幸千恵が中心。その献身ぶりが人気なのだと思う。

幸千恵は一見天然ぽいけど、実はそうじゃないんだよな。かなりわかってる。
でも、肝心なところの幸千恵のモノローグがないところもうまいと思う。
絵も躍動感があって上手い。
                         2008/10/06

《こんなふうにおススメ》
楽しく笑って読める。それって貴重。

8巻/
みどりの家で小間使いさせられる幸千恵。みどりの世話係をさせられている楽十をつい引き止めてしまって、お互いの気持ちが通じあう。虎太郎が頑張る。
表紙も杏真。杏真が出逢った幼女の柚季。末期の祖母に邪険にされているが、その本心は……。
夏休みに入り、組のみなでリゾートに。楽十の誕生日を祝う。そこで楽十の父親が登場。
まだジレジレしているのだが、幸千恵は楽十に気持ちを伝え、それを受けて楽十は父親に立ち向かう勇気を得る。

カーテン縫いながらホットケーキ焼くのに笑った。
気になったのは杏真のおじいちゃんの病院でのシーン。男女は同室には決してなりません。
ウサギ、かわい過ぎ。

良いところで終わってしまった。
前巻よりも続きが気になるのはシリアス展開だからかも。
                         2008/12/20  UPも。

9〜10巻/
9巻。楽十は父と再会。一緒に暮らそうと言われ、悩む。
杏真は幸千恵に告白。杏真は楽十にも宣戦布告。しかし、同時に楽十が大事にしている、幸千恵が幼い時に送った葉書を見つける。
楽十は家を出ることを決意。

10巻。気持ちが通じ合った幸千恵と楽十。楽十は父と暮らしながら京都の大学に通い、自立したら幸千恵を迎えに来るという。
幸千恵の修学旅行。楽十父が倒れ、楽十は京都に。大事なく、楽十は幸千恵を追って、京都でつかの間のデート。幸千恵は、待たないで楽十を追うと宣言。

最後だからと楽しみにして読んだが、やっぱり途中まではもやもや。
幸千恵の、好きだという気持ちさえわかんない天然ぶりにもイラッときたし、楽十父の勝手さも。杏真も良いヤツにまとめたかったのかも、だけどキャラじゃないまとまり方に見えた。
ういういってやつじゃないんだよなー。なんだろ、この気分すっきりこないのは。
ラスト巻で判明。幸千恵の元気いっぱい、漢な前向きキャラがずっと出ていなかったからだ。最後にはそれが出てほっとした。
話は好きなのだ、だからこそ。

安井金比羅宮の縁結びって知らなかった。
組の皆さん、良い人たちだなー。

こんなにじっくり単行本を追って読んだ作品もまだ少ないので、完結まで読めたことにも感動。
楽しかったです。ありがとうございます。(これを読み切って、少女漫画の読了カウント1,000冊突破)
                         2009/9/11


タグ:藤原規代
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2009年09月12日

さよなら絶望先生 15集まで

【さよなら絶望先生】 15集まで  /久米田 康治

なにかと絶望する「癖」を持ち、物事をなんでもネガティブに捉える、自殺願望が高い高校教師、その名も糸色望(いとしきのぞむ)。
漢字で横に続けて書くと“絶望”になる。
なんでもポジティブに考える赤毛のアン的な風浦可符香(ふうらかふか)、携帯メールでしかコミュニケーションを取れない音無芽留(おとなしめる)、なんでもきっちり完璧主義の木津千里(きつちり)、帰国子女で文化の分裂から人格も分裂してしまった木村カエレ、DV被害疑惑がもたれている小節あびるら、彼を取り巻く個性溢れる生徒たちとの、時事漫画的コメディ。

アニメから入った作品。このアニメ、POPでシュールで大爆笑だった。
もちろん原作があってこそ。

原作も、絵がカッコよく、線がとても綺麗。
お約束である、はじめページのキャラぶち抜き構図も楽しみになる。
とくに和装は嬉しい。

乙女も喜びそうなイラストチックで美しく可愛らしい絵柄に、気楽に読めて笑えるエンタテイメントでありながら、ブラックな笑いがある。
この作者の目線は貴重、すごい。
ここまでやって良いのかとひやりとするものもあるが、クドくなく絶妙なバランスでくすっと笑える。

コネタの多さは漫画界の「薔薇の名前」(言い過ぎ、でも本気)。
現代の宮武外骨のような雰囲気もある。
糸色先生はもちろん、存在が太宰治のパロディ。

生徒たちはマニアックを越えてフェチに近い。すべてがこんな調子。
あれこれと元ネタを探す面白さもあるけど、斜に構えながら世の中を見てみると、不可思議なおかしさがあることを改めて教えてくれて小気味良い。

オタクがわからないとそこまで面白くないかもしれないネタもある。
物語導入部分の絶望先生のコネタ、大好き。
作品全体に言えるが知識欲が増してきて、これまた二度美味しい。
またいろんなパロがありこの作品から知ったものも多い。「いちご100%」とか「ガンダムSEED」の人気ぶりとか。
表紙の返りのあらすじもデタラメ。

木村カエレの存在などは、基本的な自国文化がまだ身の内に確立していない幼児期に英語教育を詰め込むオトナのエゴを揶揄していたり、じっくり読むと寒気がしてくる。
久米田さんの目にはセカイってどう映っているのだろう? 読者はただ笑って楽しんでいるけど、これらのネームの下敷には、作者の幅広い観察力があって感嘆する。

個人的には、実際に絶望先生みたいなタイプの人がそばにいたら大変だろうなー。
画面の向こうくらいにいてほしい。
ここまで弾けたら粋だと思う。太宰や芥川龍之介、有島武郎に読ませたいよ。←これは本気。

ちなみに「レンジに猫」は都市伝説。
8巻の義務感の話は、身に沁みた。このブログ自体がそうだったりして?
小森ちゃんのグラマーっぷりっ!
お行儀の良くない商売って……わかります。
千里ちゃん、ますますヤバいキャラに。

読者のオトナ度が高い程笑える。
キモチがうーんと落ちているときは読めない、そのブラックが身に近過ぎて、しんどいのかもしれない。

話が最初に戻るけど、アニメの糸色望は神谷浩史さんでほんとに良かったと思う。
                    2008/1(感想は2008/8/20にまとめて追加)

※ 続けての新刊までは、まだ感想をまとめていない。現在16巻まで刊行。

《こんなふうにおススメ》
特に、オトナにおススメしたい作品。この発想はなかった、と思えた。
                         2009/3/31UP

14〜15/
14巻。改めてですが、二次元の平面的な絵だからこそ着物スタイル合いますね。この作品の着物姿、すごく好きです。読んでてテンション上がるし。
できれば元ネタwikiとともに読んでみると数倍楽しいのだが、残念ながらその時間はない。
1/3の愛の言葉集、笑いました。
小学館ネタはどきどきしちゃいました。
過程訪問の景色、キレイ。

15巻。6月の花嫁、ライスシャワーは梅雨で雑炊になる。日本発じゃないから、ねー。
って地陥没する、あるよねー。
祝日は粛日は、ますますそうなってきた。
あー、自分もMac起動前に祈ってたクチだなー、懐かしい。
                         2009/9/08

【コミックセット】


【コミックス】


このコミックを読んで憶いだしたのがこちら。


タグ:久米田康治
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2009年09月11日

さ【桜小路かのこ】

【桜小路 かのこ】 さくらこうじ かのこ

BLACK BIRD

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2009年09月08日

プレゼント

【プレゼント】  全01巻  /いくえみ 綾

短編集。
・表題作。
文学少女の川田亜希(かわた)は、中2のクラス替えでD組に。新しい友人たちができる。
友だちになった桜井玲奈は、事故で留年した杉浦好子を虐め、亜希が密かに気になってた近江が止める。クラスという世界がすべて。近江は転校していく。
18歳になり、付属の短大に進学が決まる。
四人目の彼氏の井原は亜希にべた惚れ。急にカラオケ屋にバイトを決めてきて。友だちたちと冷やかしに行った亜希だが、そこに近江の姿を見つける。
21歳。就職した会社をセクハラで辞め、弱小出版社でバイト。亜希は自分の立ち位置を決めていく。

・「おうじさまのゆくえ」
1年3組川北阿弥(あみ)に恋した2年の住田晴可(はるか)。
あみの理想の王子様に向かって奮闘する。

・「あなたにききたい」
児嶋紗英は、短大を卒業して就職予定の20歳。同窓会の通知が届き、いとこの結婚式に出る日に重なって、一度は断るが思い直して出席する。
そこには記憶にほとんどない高木歩がいて、紗英と友だちになりたかったと話してくる。

別冊マーガレット、クッキーから。
積んでてあって、読むつもりはなかったのだが読み切る。

表題作。ドロドロして持て余す自分を抱える時代は、誰にでもあるんだと思う。
どーしてこんな話、描けるんだろう。思春期の頃に出会いたかった。そして明日を乗り越える力のひとつにしたかった。
切なすぎると、涙も出ないもんなんだなー。

晴可の外しっぷりには大爆笑した。でも和んだなー。

最後の話は怖かった。
視点を、嫌われそうなキャラの紗英にしたこともすごい。
                         2009/9/01

《こんなふうにおススメ》
昔、読んだ作家さん。そろそろまとめて読むつもり。
じんわり、胸に響きます。



タグ:いくえみ綾
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い【いくえみ綾】

【いくえみ 綾】 いくえみ りょう

プレゼント
潔く柔く
タグ:いくえみ綾
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2009年09月05日

伝染コンプレックス

【伝染コンプレックス】  全01巻  /きづき あきら

・「氷が溶けて血に変わるまで」
カラオケ屋にオールでひとりでいる女子高生。バイトの身だが日に日に理由が気になる。

・「sucide note」
ミチとリナは14歳の二卵性姉妹。継父に弄ばれる日々に絶望して死ぬことにする。

・「WHITE」
ひな子は何もわからなかった子どもの頃に遊びで兄とセックスをする。しかし、年頃になって自分だけそれにこだわっているのが悔しい。

・「YELLOW」
弟なのに、春樹が好きでたまらない。

・「BLUE」
両親が離婚して、兄妹だけでたまに会う。妹の真琴の視線が強くなっているのに気づいていた。

・「Prohibition」
姉に強引にキスする弟。

・「MOON RIVER」
松田瑞樹は土手でお嬢様学校の羽田真依子に声をかけられる。義足をなくしてしまった少女。

・「BITTER CAKES」
みほは、友人のなつきの新婚家庭にお邪魔する。彼女は盲目だった。

・「LOVE HORIZON」
ユキは松野にすれ違い、声をかける。高校の頃好きだったその人は、すっかり女性の姿になっていた。性同一性障害だと聞かされる。

・「ふってくる日」自分とそっくりの人形が降ってくる。

・「ノーカウント」兄妹のキス話。

前半は近親相姦を中心にした短編集。
ここに描かれているテーマは、不本意に被害に遭う近親の性暴力が多い。絵が可愛らしい分、胸に響く。
そして許されない恋に悩む葛藤も。読んでてけっこうきつかった。

「Prohibition」は台詞がなくて、絵だけでは普通のポエトリーな恋愛シーンに見える。
最後の台詞でぞっとする。

後半は、心身的不自由さをもっている人の話になる。
健常者の“優しい自分”に酔う話じゃなく、そこにエゴが透けて見えてそれを誤魔化さないのが秀逸。
対等ってことを考えさせられる。その分、読後感はきつい。

「MOON RIVER」は和んだ。自分の言動も見直した。

ケーキって見えてないと確かに気持ち悪いモノ。
そういうこと、考えたことなかった。

「ふってくる日」の発想、すごい。

描き下ろしと絵が違ってて驚いた。
絶版モノを新装。
                         2009/9/04

《こんなふうにおススメ》
どう薦めていいのかわからないけど、読んで良かった。知って良かったと、私は思った。



posted by zakuro at 02:54| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

き【きづきあきら】

【きづき あきら】 

伝染コンプレックス

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2009年09月03日

ブッダ(完) 全14巻

【ブッダ】  全14巻  /手塚 治虫

ブッダの生涯を中心に周辺の人物も交えて手塚治虫流に描く。
3500年前、ヒマラヤ山脈の麓から始まったインド。身分制度が厳しく、バラモン(僧)を頂点にクシャトリヤ(武士)やバイシャ(市民、商人)、奴隷に至るまで生まれた時から立場が決められていた。

アシタ聖者の弟子ナラダッタは、師の示す方角にこの世の全ての王になる人が現れる、彼の人を迎えにいく任を授かる。
スードラ(奴隷)のチャプラは、バリア(否人)の不思議な少年タッタと知り合い、兄弟の契りを交わす。
チャプラは身分と貧しさ、そして世の不条理を儚み、出世を決心して旅立つ。コーサラ国のブダイ将軍の命を助け、養子となる。
ナラダッタは、タッタとチャプラの母と旅を続け、タッタの無心の放下から、アシタの師のゴシャラ聖者が開いた悟りへと行き着く。

カピラバストウ城を治めるシャカ一族の王の息子としてシッタルダは祝福とともに生まれたが、生まれつき身体は弱く、人生に常に疑問を持ち悩む。
やがて、出家へと決心を固めていくが。時は経ち、シッタルダの運命と、彼らが関わっていく。

1972年から83年まで連載。希望の友、少年ワールド、コミックトム。

絵の躍動感は見事。
構成も大きく、すぐに物語に引きずり込まれる。
ひとりひとりのキャラの立ち位置、存在がシンプルながらも力強く魅力的。
フィクションも多いが、決して釈迦の伝記の魅力を打ち消さない。
動物たちも愛おしい。
さすが巨匠だ。

「シッタルダ」が「目的を遂げる」という意味で「ブッダ」が「目覚めた人」だとは知らなかった。

ヤタラとタッタの戦いは悲しくて仕方なかった。

この作品について感想を言う、その言葉を知らない。名作。
7巻は震えた。
何度も読み返したい。

それにしても壮絶な生き方がいくつもある。人生の苦しさを肌身で感じた大人に勧めたい。
偉人や聖人の話には迫害がつきもの。同時期に生きていれば疑う気持ちは常に出てくるものかもしれない。切ない。
                         2009/8/19

《こんなふうにおススメ》
聖☆おにいさん」を読んでから、めちゃくちゃ気になっていた。
あのブッダがこの作品のファンだったのは、手塚流のフィクションだからなのかも。

【コミックセット文庫版】


【コミック文庫版】
大人にお勧めしたいので文庫を。


タグ:手塚治虫
posted by zakuro at 06:59| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

て【手塚治虫】

【手塚 治虫】 てづか おさむ

ブッダ
タグ:手塚治虫
posted by zakuro at 06:47| Comment(0) | 作家別【た行】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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