2009年10月14日

ジャンキー・フィクション(完) 全03巻

【ジャンキー・フィクション】  全03巻  /明治 ていか(原作/為我井 徹)

不可思議な魔法薬を扱う「薬屋」の少年の容姿をしたタクと、少女に変身する看板猫、黒猫のくすり。ともにいる魔法医学のガスパールは、医師であったタクの母の寧子が召還した悪魔で、タクに手を貸している。
迷い悩み、複雑かつ難解な問題を抱えた依頼を、解決していく小学生の姿のタクと助手のくすり。消えた母とタクの過去とリンクして、語られるファンタジー。女子高生姿の佐々木基子も加わって。

コミックガム。
表紙に惹かれて読み。最初に言ってしまう。面白かった。出会えてラッキーだったと言いたい。

まるでドラえもんの四次元ポケットのような薬の数々。それを手品のように操り、事件を解決していくタク。
物語が進行していく方がぐっと良くなる。

タクが小学生の姿なのは、母と別れた時の姿だから。そのまま時間が止められている。
設定上、もっと大人なら、話の展開も増えたかもしれないが、母との葛藤は浮き彫りにならない。姿が高校生くらいで葛藤していると、精神的な歪みにスポットが当たってしまう。そこは原作者の潔さだなー。

面白いし、楽しかった。
シリアスで暗い部分もあるが、人を愛する故の愚かさは理解できる。承認はできないけど。
タイトルに捻りがあればもっと人気が出たと思う。続いても良かったのに。もったいない。
かなりオススメなのに。とはいえ、3冊でまとめたのも良かったかもしれない。

ポピーとケシの見分け方。葉を抱いているのがケシなのか。なるほど。
                         2009/10/08

《こんなふうにおススメ》
世界観の温かさは、「環状白馬線 車掌の英さん」に通じるものがあった。かなり好きです。

【コミックセット】


【コミックス】


ラベル:明治ていか
posted by zakuro at 13:03| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

め【明治ていか】

【明治 ていか】 めいじ ていか

ジャンキー・フィクション

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posted by zakuro at 12:56| Comment(0) | 作家別【ま行】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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