2009年11月30日

11月の戯れ言 [2009年11月]

日々の戯れ言、UP数はこちらにまとめました。

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2009年11月29日

か【川津健二朗】

【川津 健二朗】 かわつ けんじろう

恋花温泉
ラベル:川津健二朗
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2009年11月27日

もっけ -勿怪-(完) 全09巻

【もっけ -勿怪-】 全09巻  /熊倉 隆敏

巫覡(ふげき、シャーマン)の家系に育った檜原静流(ひばらしずる)と瑞生(みずき)の姉妹。見えてしまう中学生の静流、小学生の瑞生は憑かれやすい。祓う力を持つ祖父と共に、両親と離れて田舎で暮らす。
妖怪との関わりの中で、彼らと自分たちを理解していく物語。話ごとに妖怪がクローズアップされ、姉妹が成長していく。静流は高校生、瑞生は中学生まで進む。

デビュー作。
「アフタヌーンシーズン増刊」から「月刊アフタヌーン」に。アニメにもなる。
勝手にキャラの可愛らしさで侮っていました、すみません。もっと早くに読めば良かった。面白すぎる。大人が読む作品。話が深い。好きだなぁー。心に栄養をもらう感じ。
「月刊アフタヌーン」ってじんわりする作品を多く取り上げているんだなー。
正統派妖怪漫画として、荒俣宏氏からも評価を受けていると聞いた。どちらかというと民俗学的妖怪絵巻。

まず、描きこみの細やかさが素晴らしく、絵で表現するのがお好きな作家さんなのだと感じる。
ただの妖怪漫画じゃなく、そこに関わる人の葛藤、悩み、人との交わりが描かれていて、読み応えがある。
ファンタジーなだけではない。むしろ、かつての日本がそこにあり、今失ってしまったモノが際だって視えてくる。生きるとは何か、どう生きていけば良いのか。それを考えさせてくれる。

特に感心したのが、妖怪には妖怪の理があり、むやみやたらに祓ったりするのではなく、きちんと話して離れていただく、その関係性を説ける大人がいることだ。
私たちの人生の中でもこうして日々、大人たちから生きる術を学んだ生活は今は失われてきているのではないか。
お祖父ちゃん、格好良すぎる。ミーハーな気持ちになった。

26話、どこかで見た話だなーと感じる。途中で気づく。この話だけスタッフにアニメ観せられたんだ!
それは声優の中村悠一さんファンの子で、布教の為だった。チラ見だったんだけど、よく覚えてたなー。あれがこの作品だったんだ。

マゾな髑髏に爆笑した。

檜原とは元伊勢一番の檜原神社からなのかな。
どうもお父さんは婿らしい。父の旧姓は宗像。ひとりひとり登場人物の苗字が気になってしまう。
と、最後まで読んだら、表紙の見返しに檜原神社の写真が。ここから名前をもらったとあった。元祖巫女の場所、みたいなところですもんね。

正直、ノックをさっさと終わらせて、この作品が引用した書物などを読み漁って民俗学世界に浸りたいとさえ思った。
柳田國男、折口信夫、南方熊楠はもっと今より評価されて良い。

まだまだ続いても良かったのに。シリーズ化楽しみにしています。
                         2009/11/25

《こんなふうにおススメ》
気軽に楽しむことができながら、奥深い。素晴らしいです。
予備知識なくても大丈夫です。すでに布教中。

【コミックセット】


【コミックス】

ラベル:熊倉隆敏
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く【熊倉隆敏】

【熊倉 隆敏】 くまくら たかとし

もっけ -勿怪-
ラベル:熊倉隆敏
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2009年11月25日

散歩もの

【散歩もの】 全01巻  /谷口 ジロー(原作/久住昌之)

短編集。自称散歩の天才、上野原が、のんきな迷子を気取る。

・「エジソン電球」
盗まれた自転車を探しに出た序でに寄った雑貨屋で見つけたもの。

・「品川の雪駄」
会議の後に寄った品川の古い商店街で雪駄を手に入れる。

・「古絵本」
旧友に会った日、懐かしい道で出会った古本屋。青春の思い出と童話の切なさが蘇る。

・「ヒッピー祭り」
会社の部下に頼まれて届け物したところは、まるでウッドストックだった。

・「真夜中のゴーヤ」
友の家で飲んだ夜、歩いて自宅に帰る道すがらに思うこと。

・「犬と軟球」
仕事先の犬と散歩に出て、子どもの頃を思い出す。

・「ハーモニカ横町」
久しぶりに地元の商店街を歩き回る。

・「目白のかき餅」
川上宗薫好きな外国からの客をホテルまで送る。川上の遺作は闘病記で、彼が望んだのは散歩だった。駅まで歩く道すがらに妻とばったり会う。

通販生活で連載。買えるものが入っていることが条件だったと後書きにある。

当たり前に誰にでもありそうな日常の切り取り。
モノに拘る文学作品は多いが、何気ないモノの発見で特にそれを大仰に捉えないのは、「孤独のグルメ」にも通じる。いちいち騒ぐのはみっともない気質は確かにフランス人好みなのかも。
私はミーハーで騒ぎたい方。でもここでのあれこれは、確かにわざわざ人に言うほどでもない体験ばかり。みんな同じだね、とほくそ笑むのが楽しい。

朝倉摂氏が童話の挿絵をされていたとは気づかなかった。
最近の童話はポジティブらしい。友人の作家がぼやいていた。童話から不条理や切なさを学んでいったのに。

最後の話はしんみりした。
後書きから、中野に住みたくなった。

この世界は、ツイッターともっとも遠い場所。あの短い押しつけのコミュニケーションに辟易する今、この世界観はほっとして安心する。
                         2009/11/23

《こんなふうにおススメ》
人の日記をうっかり開いて読んでいる気分。
忘れていた子どもの頃の宝物を見つけた気分は、映画の「アメリ」を観た時の感覚に近い。


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2009年11月22日

変幻退魔夜行 カルラ舞う!(完) 全18巻

【変幻退魔夜行 カルラ舞う!】 全18巻  /永久保 貴一

いやいや、長いシリーズなんですよ。
出版社と掲載誌が代わるとシリーズが変わるんですが、そのまま内容は続編です。
続きは「新・変幻退魔夜行 カルラ舞う!」→「真 カルラ舞う!

01 変幻退魔夜行 カルラ舞う! 全18巻
02 新・変幻退魔夜行 カルラ舞う! 全18巻
03 真・カルラ舞う! 全08巻

一気読みしました、面白かった。何度も読み直したいです。
まだまだ続く予感です。現在で44巻ということですよね? すごい。「ガラスの仮面」と、タイですよ(2009年11月現在)
一応、少女漫画カテゴリーですが、歴史や民俗学が好きな男子がファンになるんじゃないかなー。

浅園学院高校二年生の、学年主席の頭脳の持ち主扇翔子と、運動神経抜群で合気道の名手扇舞子は双子の姉妹。
扇家は代々隔世遺伝で霊能力の強い者が生まれ、邪法「迦楼羅神教」によって、時には国家レベルの案件も扱う大きな事件を人知れず治めている一族だった。念術を操る舞子と超感覚を持つ翔子は、三十八代教主を祖母から引き継ぐ。
内閣調査室の後藤の命を受け、“呪詛返しの闇の死繰人(シグルト)”と呼ばれる陰陽師の剣持司らとともに、警察では手に負えない難解な事件を解決していく。

内容は、こちら。
01〜03巻 奈良怨霊絵巻
04〜05巻 仙台小芥子怨歌
06〜11巻 飛騨怨霊絵巻
12巻    冬樹裂風録
13〜16巻 瀬戸内怨霊経
17巻    辰王鬼礫行
18巻    伏見狐勧請戸籍譚

短編は、
2巻「お宮さん」
3巻「怪談古屋の守」
6巻「白粉婆」
11巻「アヤカシの墓地 マギーへの手紙」

最初のこのシリーズは月刊ハロウィン。後にこの雑誌は「眠れぬ夜の奇妙な話 ネムキ」になる。朝日ソノラマから朝日新聞社出版本部へ。ハロウィン少女コミック館。
「ハロウィン」って雑誌を聞いたこともないと言ったら、うちのスタッフがかつて読んでいた。びっくり。
86年より長期連載のシリーズもの。アニメ映画にもなっているらしい。
この作家さんが原作の「御石神落とし」が予想外に面白かったので、こちらに手を出す。

「カルラ」に「迦楼羅」が当てられていて、あーっと思う。これはヒンズーの火の霊鳥ガルーダだ。
インドネシアはバリ島に行くと至る所にいらっしゃる。ガルーダ航空のマークでもあるし、インドネシアの国章もそう。元々はインドの神。仏教国のタイの国章もこの鳥。
日本では不動明王の後ろの炎、あれを迦楼羅炎(かるらえん)という。烏天狗に影響したとも言われる。
弁財天や毘沙門天らの七福神への習合など、ヒンズー系の神様も上手に編集してしまう我が国においても、この霊鳥の位置づけは微妙なのだ。日本は水神の国で、水に因む言語はかなり豊か。蛇や竜神信仰は根強い。そのナーガ族と敵対するのがこのカルラ族。そのあたりを踏まえて楽しみに読み出す。

最初はかなりオカルト作品。ホラーが苦手なのでひびる。カテゴリーはサイキックホラー。夜中に読み出し怖い思いをする。

真言密教の力のある家にまつわる話に聞くような物語を、丁寧に描いている。
「スケバン刑事」の匂いもある。連載当時は人気だったんだろうな。
解説が面白くてたまらない。困ったのはなんども本を閉じて調べ物に走っちゃうこと。

怨霊モノは、この作品のテーマのひとつ。
権力者、力があるとは不幸でもある。
死後、さまざまな呪術に使われるケースは事実あって、江戸では平将門が知られている。

最初のシリーズの構成としては、主役は魅力的な女子高生なのに、恋愛モードは怪しい周囲の男同士ばかりで、正直BLで多少の免疫がなかったら辛かったと思った。
歴史の勉強の糸口を広げるために読んでいるので楽しいが、普通に作品としては物足りないことも多い(追記:ちなみに、これらはシリーズを重ねるごとに緩和されていく)。

まず、歴史的設定に引きずられて、キャラたちが可哀相な扱いなのだ。誰がどんな趣味で何が大事で信念はどんなものか、みたいなものは一切わからない。作者が語りたい話に基づいて勝手に動かされている。あまりにも希薄なので、かえってどんな言動でも矛盾がない。キャラそのものがぺらっとしていて感情移入もしないからだ。
悲しいシーンでも、人としての良心として悲しく感じるだけでそれ以上にはならない。キャラとの交流にならないのは、凶悪な事件を三面記事で読んで、人としての個々の良心で感じるのと似ている。
これは「御石神落とし」でも感じたもので、人を描くのにあまり興味がない作家さんなのだと思ってしまった。
人間模様まで描けていたら、どんなに名作だったか。
それは、歴史的なもの以外の設定にも言えていて、描きたいこと以外は無頓着なのだろう。「鋼の錬金術師」「ランドリオール」ってすごいよな、そんなことをやたら感じる最近。

歴史的な仮説はとにかく面白い。そちらに興味があればそれだけでもとてもオススメ。
聖徳太子と、藤原家、山の民、ニギハヤヒ……ああ、そういうことはあるよねーと楽しめる。
白虎の話は可愛らしかった。狐の戸籍も好き。身近な信仰を大事にしようと思う。
後半は社会問題に絡めていて、好感が持てた。

まだまだシリーズは続いていて、絵も綺麗になっていて、話も面白くなっていく。
期待。
                         2009/11/10

《こんなふうにおススメ》
民俗学的な楽しさは素晴らしいです。
こんなに面白いのに、と、欲が出ると望むことはありますが、それはそれ。

【文庫版】

ラベル:永久保貴一
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2009年11月21日

S・A(スペシャル・エー)(完) 全17巻

【S・A(スペシャル・エー)】 全17巻  /南 マキ

腕力、知力、スポーツと、幼い時から滝島グループの一人息子滝島彗(たきしまけい)に、一度も勝てたことのない一般庶民の大工の娘、花園光(はなぞのひかる)の夢はライバルの彗に勝つこと。
そのためには日夜努力を惜しまず、お金持ちの子女の通う私立校に通わせてもらっていた。
その学校は成績上位7名をS・Aとし、特別扱いされていた。サラブレッドな特別クラス、学園理事長の息子で放浪癖の持ち主狩野宙(かりのただし)、航空会社社長令嬢で女子好きの東堂明(とうどうあきら)、音楽一家の双子の山本芽(やまもとめぐみ)と山本純(やまもとじゅん)、動物好きなスポーツメーカー会社オーナー子息の辻竜(つじりゅう)らとの友情と恋愛の物語。

少女漫画の王道。
王子様もお金持ちのハンサムも出てきて、ヒロインは鈍感だけどモテまくり。ライバルの彼と、恋人同士にもなる。
ご都合主義のお約束な展開ばかりだが、面白く読めるのは、キャラの面白さ、可愛さと、物語運びのテンポの良さ?
まあ、個人的な好みで言えば、絵も好きだし、楽しいです。

アニメにしたら、面白くなくなるんだろうな。そこまで引っ張れる魅力はない気がする。
テンポを守ってコメディに徹するべきかも。
メディアミックスしにくい、けど、やりようなのかな?
2008年春からアニメとのこと。
                         2008/1/7

11巻/
むーん、11巻、面白くなかった。面白かったのは巻末の読み切りだったという……。
テンポが落ちてきたなー。少女漫画の定めか。
                         2008/1/30

12巻/
やっと気づいた! フィンの男装設定はBLファン層狙いだったのか!!
まあ、ここでいろんなことをツッコんだら、「じゃ、読むんじゃねーよ」と返されるだけなので。
だんだん、このキャラが見たいから、動いてくれて喋ってくれたらいい少女漫画になってきてはいる。
「光のこと、みんな好きだよ、仲間って良いね」ってやたらと出てきて、ここまでいくとうざい。まあ、そういう漫画なんですけどね。読者が光に自己投影して、恋愛も友情もすべて手にいれて、なおかつみんなにイイコイイコされる話ですから。

ちょっとは褒めようよ。
本筋の話に戻った後半は少し面白くなってくる。絵もコンテもきれいだし、上手。
そして王子様とお姫様コスプレでのキスシーンを演出するため”だけ”にこのストーリーなのも偉い。そういうツボどころを押さえててうまい作家だと思う。つまり私が”読者”ではないということだ。
内容は黒泉と白選の戦いがメイン。伏線がところどころに出てくるので15巻くらいで終わるかも。売上げとの関連かな。
                         2008/4/15

13巻/
彗のロンドン行きも一段落の巻。このまま失速するのかと思ったけど、お約束の行事でたらたら話が進む。
もともとが面白かっただけに、キャラが動けば良い漫画になってきているのが残念。
                         2008/5/09

《こんなふうにおススメ》
言いたいこと言ってますが、なまじキャラの表情が良かったり、惹き込ませる魅力があるので、期待料というか……。連載少女漫画の中では、好きなんですよねー。新刊、楽しみにしているんです。

UP追記>
アニメ2クールですけど、2話で挫折。
想像していた通りで残念。そこは裏切って欲しかったなぁ。

ちょっとビジネスの視点から……。
アマゾンのリンクを貼る時に、検索すると売れている順番から出てくる。そうすると、その作品がどのような位置で捉えられているのかもみえてきます。
例えば、この作品は、見事に新刊から順番に売れている。ということは、アニメにも影響されていなくて(影響されていたら、途中で初期の巻が多く混ざる。新規ファンがいるから)ずっと毎回購入していく単行本派が多いということ。連載を追って、かつ単行本を買うのではなく、この作品そのもののファンが多い。
それなら、もう少し、最近のお話をコミックス化する時に、考えてみては? と、余計なお世話ですが、感じたのでした。
                         2008/9/06UP

14巻/
彗のライバル登場。病院の御曹司でありながらバイトに明け暮れ、しかも成績は彗を追う光と同列二位の常盤庵(いおり)。
光は天然で転校生の常盤に構い、彗の嫉妬は頂点に達する。

だらだら続く予感。二人の恋のスパイスとして常盤を出してきたんだろうなー。
彗に匹敵するルックス。でも、ストーリーの組み方のお陰で存在感がないのが残念。
                         2008/11/07

15巻/
GWにみんなでフィンの国に行く話。フィンは竜を好きな自分を自覚していないが……。
ただでさえ光にメロメロの彗が、うっかり惚れ薬を飲んでしまい。
芽はママが二年ぶりに帰ってきて、とにかくダミーの彼氏を作るのに奔走する。

私は↑言いましたね、確かに。15巻くらいで終わるのではないか?と。いやいや。まだまだ続きそうですよ。
下野紘さん、代永翼さん(あ、ふたりとも「おお振り」か)ファンとしても、アニメは2話で挫折しましたが、コミックスは意地で追って行こうと思います。

光とフィンのコスプレ合戦に笑った。ストーリーに関係ないのに(笑)。
フィンの国のオチ、どっかで読んだことがある……なんだっけ。えらく強引な解決方法……。フィンの悩み、今まではなんだったんだっ!
アリサの「少食の男など滅びてしまえ」激しく同意したい。
ちなみにこの巻、「常盤庵はまったく出てこない」(声を大にして言いたい。16巻は出てくるらしいが……。ずいぶんなキャラ構成)

コマの運びもレイアウトもとてもうまいのに、チカラのある作家さんなのに…この閉塞感はなんだろう?
みんなくっついちゃって、ここから先、どうにも進展しようがないという少女漫画の定めかも。
あとはお約束の、ロミジュリ状態の彗と光の結婚式か……。
                         2008/12/05
                         2008/12/06UP

16巻/
実は17巻で完結しているのに、やっと16巻を読んでいる。

常盤庵は、ヘアメイクのコンテストのモデルを光に頼む。彗にも宣戦布告し、もしも1位になったら自分の望みを叶えてと、光と約束する。中間テストは、彗と同率一位に。庵の望みは「滝島と別れて」。
彗が社長代理として仕事しているところに、コンテストの一時通過の資料が……。滝島グループが主催していたのだった。彗と庵の対決。
そして光は彗にプロポーズする。滝島父にそれを見られ大事になる。光の困った顔を見て、彗はプロポーズを断る。
ロンドンから滝島祖父もやってきて。なりゆきで光は滝島祖父と原宿デート。

光の鈍感ぶりとおせっかいにも飽きてきた。
可愛いね、光ったらっ! なんてもう思えない。うざいなーって思ってしまった。正直、殺意さえ湧いた。

光からのプロポーズも唐突で、感情移入できなかった。
読み切る根性がなく、途中何度も挫折。
やばい、この作品嫌いになりそうだ。泣きそう。
                         2009/9/20
                         2009/9/22UP

17巻/
光は滝島祖父のトラウマになっていた妻への悔恨を癒し、やっと認められる。
仲間の態度に明がぐれる。
光に引っ越し騒動。それを真っ向から阻止すべくSA主催のイベントに彗は力を入れる。そして、光の誕生日に向けて、彗は。

グレた明は可愛かった。彗をムカつかせたのは爆笑だった。

打ち切り感が強いが、素人の私でも気になる作画の崩れまくりだとか、作者さんも連載が嫌になっていたのでは?
なかなか楽しいキャラたちは報われたのだろうか?
なまじ面白かっただけに残念。
それでも最後はなんとか着地して、スペシャル・エーらしかった。次に期待。
                         2009/11/17


ラベル:南マキ
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2009年11月12日

ヨルカフェ。(完) 全03巻

【ヨルカフェ。】 全03巻  /円城寺 マキ

高遠妃菜(ひな)は、親子とほど違う邦和と恋愛結婚、しかし夫は病気で世を去り二年で未亡人になってしまった23歳。
資産家の夫の財産はかつての妻と子に、自分はビル一棟とそこの喫茶店「QUEEN'S CAFE」を譲り受ける。夜だけしか営業していない喫茶店。そこはイケメン三人組が店を切り盛りしていた。
元プロテニスプレイヤーで妃菜がファンだったの沢渡颯士(そうし)25歳、東大法学部に通う南条望(のぞむ)21歳、無料に弱い店長格の雪村美澄(よしずみ)26歳。
無自覚の天然で大食大飲、しかも酒乱の妃菜。亡き夫の店を守ろうと奮闘するが。弁護士の藤堂も絡んでのラブストーリー。

プチコミック。

同じ系統の漫画ばかりを読み続け、疲れ切って、癒されたくて手にした作品。
主人公に感情移入できない、なぜ? なかなか乗れず癒されない。
酒乱に陥ると男を襲う妃菜と、普段の天然ぶりの対比が可愛いはずなのに。

だらだら展開かと思いきや、2巻で一気に進んで面白くなってきた。
個人的には佐倉実嘉が好き。
三人の男子を愛でる作品。

妃菜ってよくいるタイプの女子なのかも。だけどやっぱ好きになれない。
自分のことでいっぱいいっぱいで相手のことまで気が回らず、傷つけてから大騒ぎするタイプだからだ。しかも同じことを繰り返す。
男性はこういう女子を見守りたいんだろうね。男は必ず許しちゃうのだ。
種としてのずるさを持っている妃菜。そういう女性の弱さとずるさを描いたなら、秀逸な作品。
ちなみにこういう隙だらけの女性はモテます。恋愛指南書にどうぞ。
バカ正直で損ばかりしている男前な女子は、きっとむかつくと思うけど、何が自分に足りないのか見えてきます。
                         2009/11/11

《こんなふうにおススメ》
女には嫌われるタイプだけど、妃菜はモテ女。
勉強になります。



ラベル:円城寺マキ
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え【円城寺マキ】

【円城寺 マキ】 えんじょうじ まき

ヨルカフェ。
はぴまり〜Happy Marriage!?〜
ラベル:円城寺マキ
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2009年11月11日

チーズスイートホーム 06巻まで

【チーズスイートホーム】 06巻まで  /こなみ かなた

母猫、兄弟猫と散歩に出かけた仔猫。景色に見とれているうちに迷子になる。
公園で行き倒れているところを、山田家のヨウヘイに拾われる。
動物の飼えないマンションの両親は、里親を探すが見つからず、そのうち情も湧いてきて。
成り行きで「チー」の名前を貰い、山田家に馴染んでいく。チーと家族のほのぼのな日常。

モーニング。猫好きにはたまらない。
アニメにもなる。

初めの頃の「おうちかえう」はちょっと辛かった。
スーパーの袋は「かかってこいってゆってうー」よねー。
コーヒーを飲んだチーに大爆笑。猫舌じゃないのかっ!

2巻から表情が豊かになって面白さ加速。
ヒグマ猫との別れはちょっと泣けた。
北海道に行く選択でなくほっとした。

癒される〜。
                         2009/10/07

《こんなふうにおススメ》
はまる。癒される。読むべし。触れるべし。
一家にこのシリーズ、必需品。
                         2009/10/10UP

6巻/
チーが新しい家に馴染み、近所のペットたちと交流していく姿。

和む。ひたすら癒される。
オールカラーが楽しい。読むというより眺めているだけで幸せになる。
                         2009/11/10



ラベル:こなみかなた
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2009年11月10日

御石神落とし(完) 全08巻

【御石神(みしゃぐち/みしゃくじ)落とし】 全08巻  /増田 剛(原作/永久保 貴一

白泉大学社会学部の神成豪(かんなりたけし)。民俗学研究会の課題で、石神(性神、ミシャクジ/ミシャグチ)を調べるためにある県に向かう。
小さな村に降り立ち、御石神の祭りに参加する。ご神体に茅輪を投げるのだ。豪が投げた輪はご神体にすっぽりはまり七五三縄が切れる。50年ぶりに御石神様が降り立ったと村は大騒ぎ。豪の左手は開かず、御石神様が落ちないと元には戻らないという。豪の民俗学的性豪勇記。
6巻に「悪魔ッコ」

ヤングアニマル増刊「嵐」。
豪が向かった先はもちろん長野県諏訪市。出雲や諏訪を調べていてどうせ読むなら関連の漫画にしようと「IZUMO」を手にして見事に予想を裏切られてがっかりし、こちらで口直し。エッチ系らしいと知っていたので本来の目的は期待しないで手にするが、民俗学や歴史に詳しい原作者で、もしかしたら面白いんじゃないかと思ってもいた。
いや、しかし。期待を裏切らなかった、面白い。ベースはひたすらやりまくりの話で誰にでも勧められる訳ではないけど、だんだんとセックス教本になっていくのでそれもどうかと思うけど、日本のトンデモ風俗伝承(でもちゃんと事実)がエンタテイメントになって語られている。性文化史として良くできている。これらは「まつりごと」なんだよなー。

「永久保教授の御石神講義」がかなり為になって面白い。何度も感嘆した。
御石神は縄文時代からのもっとも古い神様かもしれない、それには素直に頷ける。
読むにつれて、だんだんとフィールドワークに人生をかけた多くの先人たちの労力に頭が下がる思いになる。
この原作者さんの他の作品も読みたくなった。

「日本ってすごい」が正直な感想。
曾祖父の茂介の人生を追体験する「先祖返り編」は興味深かった。大人から若者にきちんと引き継がれる性教育が廃れたのは残念に思う。
「子どもを産むのは本当に気持ち良くて」の言葉に感動して泣きそうになった。

吉原編は、「JIN -仁-」を読んだ後だったので理解が深まる。
料金体制も詳しく書かれていて唸る。
大見世の花魁の客で週に一度通えば最低でも今のレートに換算して月に1,500万から2千万はかかる。上客ともなればこの3倍は軽く、上限なし。そうなると水揚げっていくらかかったんだろうか。ちなみに大見世の花魁の身請けは1億円相当になるらしい。うーむ。
旦那衆ってどれだけ金持ちだったんだ。今みたいな税金制度ではないから、年商200億円の大店なら使い放題だったのかも。
一方、河岸店の値段はかけそぱ3倍分。誰にでも門戸を開いていた吉原なんだな。

いろいろ興味が広がって嬉しい悲鳴。いいなー、豪。こんなにいろんな時代を見られて。
できれば全話民俗学的見地からの構成だと嬉しかったけど、普通に現代の性の悩みを入れるのは漫画作品としてのメリハリなんだろう。
ここら辺のエッチ漫画は「おしとね天繕」っぽいんだけど、御石神だけでなく川崎のかなまら祭りなど、他の神事の説明もされていて侮れないのだ。

とはいえ、真面目に現代の社会制度と性に向き合っていて好感が持てる。かなりいろんなことを考えさせられる。
今の社会に至った極端さは、敗戦後に欧米の影響によりキリスト教的考えが入ってきたからだと思う。でもそれがあったからこそ、日本のHIV罹患の増加がまだまだ緩やかなんだとは思うけど。
作中では資本主義を根付かせるため、とあってかなり納得がいった。
轟教授にはついていきたい。

ところどころ男の願望も見て取れる。美幸が正妻で他の女子は妾的構造。

作画の方も読みやすくて、しかも豪のルックスもちょっとヘタレ系で敵を作らないので感心。
後半、作者の思いの強いスローセックス提唱になっていくのは、やりすぎな気もする。
                         2009/11/07

《こんなふうにおススメ》
かなり面白くて、周囲に勧めまくり。……引かれている。たしかにやりまくり漫画だもんなー。
ただ今「カルラ舞う!」読書中。

【コミックセット】


【コミックス】


posted by zakuro at 23:58| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

な【永久保貴一】

【永久保 貴一】 ながくぼ たかかず

■ 漫画作品
カルラ舞う!シリーズ
 変幻退魔夜行 カルラ舞う!
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 真 カルラ舞う!

■ 原作作品
御石神落とし

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ま【増田剛】

【増田 剛】 ますだ つよし

御石神落とし

ラベル:増田剛
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2009年11月07日

八雲立つ(完) 全19巻

【八雲立つ】 全19巻  /樹 なつみ

七地健生(ななちたけお)は大学四年生。祖父までは刀の研磨をしていた家系に育つ。父はサラリーマンになり、家にはたった一本飾り刀が残される。
49年に一度行われる秘祭、古代出雲族の神和祭(かんなぎさい)の取材に行く大学の演劇サークルのOB、今は劇団主宰の北野についてバイトとして島根県松山市維鈇谷村(いふやむら)にある道返神社(ちがえし)に赴く。どうせならと曰くの刀を奉納してこいと家族に言われそれを持参。その晩は地元の名士で居合道の宗家、布椎家(ふづち)に世話になる。
その祭りは巫覡(ふげき、シャーマン)として神の真意を汲む布椎家宗主の交代が真の意で、長男の闇己(くらき)が神剣迦具土(カグツチ)を受けて宗主となる。
道返神社はスサノオを祭神とするがご神体の七剣のうち六剣が盗難で消失していた。父の遺志を継ぎ、負の巫覡にならないよう、そして1700年の怨念を昇華させることを誓った闇己。
健生の持参した刀が神剣とわかって、鍛冶師と巫覡の“兄弟”としての因縁が始まる。それは過去からの悲劇なのか。

7巻収録「左の炯(けい)」
壱宮哲(いちみやあきら)は事故でプロテニスプレイヤーとしての将来を絶たれる。リゾートのテニスコーチに雇われて、アジア系のケイを知る。彼のテニスの潜在能力を知り、強引にテニスに誘うが。

「LaLa」に1992年から2002年まで連載。
表題は、スサノオが詠んだとされ、最古の和歌と呼ばれる(諸説ある)歌の枕詞から。

出雲神話に興味があったので手にする。
少女漫画ファンにも評判が良いので楽しみだった。4巻過ぎたらノってくると聞いていたが最初から面白い。

居合いの立ち振る舞いの絵の美しさに感嘆。
設定が非常に細かい。
七地健生と闇己の関係を、前世という形で安易にしなかったのは共感。奥行きが出たと思う。
七地の無神経さにはイラッと来る。狂言回しは好かれた方が良いのに。ただ誰に対しても分け隔てないところは共感できた。

とても好きな題材でよく取材もされている作品なのに、なにか気持ち悪い感覚があって好きになれない。面白いと思うのに波動がダメなのかも。そういうのを感じるのは大事なので、その感覚を噛みしめながら苦しんで読んだ。すごく残念。
当然のことだけど、作者の念て作品にストレートに出るモノなんだな。始めて実感でき、それはありがたいことだった。
後半はとても面白く感じた。勢いが創作に見事に転化した様子に感じる。

漫画なのでいろんな創作はあって良いとは思う。古代編の創作は面白かった。
収束に向かう力量は見事。
迦具土、水蛇(ミズチ)、建御雷(タケミカヅチ)、山祇(ヤマヅミ)、沫那美(アワナミ)、狭土(サヅチ)、草薙(クサナギ)が神剣の銘。

闇己の母親、最低で勝手。自分の後始末を子どもに押しつけるなと思う。
伏線だとわかっていても憤る。こんな母親っているんだよね。

フリートークの上目線がちょっと辛かった。
                         2009/11/04

《こんなふうにおススメ》
作者の創作はかなりありますが、古代史のベースはよく調べてあって面白かったです。

【文庫版】


ラベル:樹なつみ
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い【樹なつみ】

【樹 なつみ】 いつき なつみ

八雲立つ

ラベル:樹なつみ
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2009年11月05日

孤独のグルメ

【孤独のグルメ】 全01巻  /谷口 ジロー(原作/久住昌之)

輸入雑貨の貿易商を個人で営む井之頭五郎。とにかく食べることが好き。
酒は飲めないが煙草は嗜む甘党。彼が入った店と食事を綴る日記のような作品。

この作家さんが、手塚治虫浦沢直樹と並んで、ヨーロッパとくにフランスの漫画愛好家、日本を愛する文化人に愛されていることを知り興味を持つ。ジャポンコントニュを語るなら外せないらしい。
周囲のオタク友はまったくこの作家を知らず、長年のつきあいの雑学帝王である友人のグラフィックデザイナーは詳しかった。「ジャン・ジローに影響受けてるんだよ」
その話を聞いただけで、西欧が期待している文化としての漫画と、日本のオタク文化の漫画がいかにずれているかを感じた。
日本の文化人がもっと真剣にこのジャンルに入ってきたら良いのに。すると人気漫画のランキングがすっかり変わるだろう。

この作品は、扶桑社の「月刊PANjA」にて連載。その後「SPA!」にて読み切りを掲載。

面白い〜〜。
食べ物系はかなり好きなのでそれもあるが、中味はB級、いやいやC級に近いマニアックな食材が多い。行き当たりばったりに入った店なので基準もない。
もちろんそういう店に隠れた一品があるのはわかる。決してグルメ雑誌には載らないそういう店に嗅覚が働く人も多い。
しかし驚いたのは、最初が山谷の豚肉炒めライスだったこと。東京に住む人はその街が日雇い労働者たちの住まいと知っている。近隣の子どもたちは親から入るのを禁止される。
下町育ちでなかったので物心ついてから知ったその場所を地図で調べてもよくわからず、吉原と並んで地図には載らない不可思議な場所なのだ。
一話がそれで、これは覚悟を決めて読めとの挑戦状かとわくわくした。

お腹が空いている時に読むのは危険。あーわかるーとか、いいなーとか、感情が揺さぶられるのが嬉しい。
主人公のどこにも馴染まぬ異邦人的な目線も人気のひとつなんだろう。
原作者の後書きにもあるが、食べることが現代社会にまみれて歪んだ自分の癒しというのは理解できる。

有り体な日常の中に、赤瀬川源平的に食事が語られて楽しい。
ヨーロッパ的オタクってこの辺なんだよね。ダダやバタイユ、エロティシズムもいろいろやってきちゃって、今更萌えも何もないのだ。
文化としての漫画も読みたくなってきたなー。
                         2009/11/03

追記: 名前だけは記憶していた原作者の久住昌之氏の履歴に、赤瀬川源平氏に師事とありました。泉昌之がこの方とは目ウロコ。

《こんなふうにおススメ》
漫画を読み慣れていなくても読みやすいしわかりやすい。
最近の、オタク系に偏った作品の中で、ほっとする一冊。



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た【谷口ジロー】

【谷口 ジロー】 たにぐち じろー

孤独のグルメ
散歩もの
ラベル:谷口ジロー
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2009年11月04日

おしとね天繕(完) 全06巻

【おしとね天繕】 全06巻  /山口 譲司

元禄年間、将軍(公方)綱吉を中心に、大奥3,000人の女中が侍っていた。
将軍の嫡子を身ごもり、「上様の生母」になるために女性たちがシノギを削る。
その女性を綱吉にあてがう仕事を任されているのが、床与方筆頭会釈(とこあらためがたひっとうあしらい)、皇天繕(すめらぎてんぜん)であった。

スーパージャンプ。エッチで笑えるギャグコメディ。
地下鉄の中吊り広告に「続編連載スタート」とあって、「どんな漫画だろう?」とコミックの山を漁ったら手持ちにありました。持っているのが、すごすぎ。

成人漫画まではいかないけど、ただただエッチなことがメイン。男としては、天繕ってある意味、目指したいシンボルキャラなんだろう。
流し読みだけしてノックに入れないつもりだったけど、あまりにもバカらしくて、つい全巻あっという間に読んでしまった。考えなくて良いのがすごい。
でも。おバカな漫画なのに、絵も構成力もメリハリも素晴らしい。上手い。良く出来ている。

4巻くらいからだれてきていたので、連載も終了したのだろう。
ちゃんとしているんだなあ(出版的編集の意味で)、それが一番の感想。
ちなみにジャンプ系。
                         2009/1/14
                         2009/1/27UP

6巻/
床与方として旅に出た天繕と堀之内官兵衛。旅先で様々な女子に会い、見分していく。そして異国へと旅立つ。修行を積み、帰国したら100年経った浦島になっていた。

後の連載がまとまったらしい、これがラスト巻になり完結。まだ読むことになるとは思わなかった。偶然読む機会ってラッキー?
考えたらお色気系って初めてだったんだよなー。かなりびびったのを覚えてる。だいぶあれから成長した。

エッチなだけじゃなく、いちいち大げさな話と絶妙なテンポで笑わせる。くだらないと言いながら、だいぶ笑った。とくに将軍綱吉の思い出語りと、100年後の大奥に切り込む天繕。
話のまとめ方も上手い。天繕、恐るべし。
                         2009/11/03


ラベル:山口譲司
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2009年11月03日

ライン

【ライン】 全01巻  /小手川 ゆあ

ルックスが可愛くて友だちも多い柿崎、通称チーコは駅で携帯電話を拾う。拾った電話に出たチーコは、殺人予告を聞く。目の前で死んだ女生徒を見て、それが嘘ではないことを知る。電話の相手は、未来を知ることが出来ると言う。
「自分ひとりが知ったのではつまらないから」。巻き込まれたチーコは、目の前にいたクラスメイトの板東(バンドー)に同行を頼む。バンドーは、可愛い上にスポーツも頭脳も万能。しかしチーコのグループではない。
次々とかかる電話にパニクって泣いていたチーコだが、何も出来ない中に人が死んでいく悔しさで、それを止めようと走り出す。最初は乞われただけだったが、バンドーも行動を共にする。

角川コミックス・エース。
「こんなに面白いのに、なんでそんなに読まれていないんだろう?」の感想に惹かれた。それはホントだった。
一部に熱狂的なマニアがいる人気作家さんだとは知っていて、早く読みたいとは思っていた。生死がテーマな作品が多いと聞く。この表題は、生と死の境目のラインのこと。元気な時じゃないと手が出せない気がしていた。
でもそこには希望があって、よくいるタイプのイマドキ高校生のチーコが必死に走り出した時、まだまだ世の中は捨てたもんじゃないんじゃないか、そう感じられた。
「みんなで楽しいのが一番なんだよ!」その通り。

身近にチーコがいてくれたら、救われるのに。きっとそう思う人が多いと思う。だったら自分がチーコになれればいいよね。そしたら少しづつ世界は変わっていくかもしれない。
この作家さんには人への愛がある。
孤独だったり、希望を失ったり、落ちている人にこそ勧めたい、そんな作品。
                         2009/11/02

《こんなふうにおススメ》
正直、掘り出し物を見つけた感じ。余韻が残ります。


ラベル:小手川ゆあ
posted by zakuro at 00:02| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こ【小手川ゆあ】

【小手川 ゆあ】 こてがわ ゆあ

ライン
ラベル:小手川ゆあ
posted by zakuro at 00:00| Comment(0) | 作家別【か行】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月02日

く【久保帯人】

【久保 帯人】 くぼ たいと

BLEACH -ブリーチ-

ラベル:久保帯人
posted by zakuro at 00:06| Comment(0) | 作家別【か行】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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