2010年04月30日

4月の戯れ言 [2010年04月]

日々の戯れ言、UP数はこちらにまとめました。
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2010年04月28日

葛本さんちの四兄弟 (完) 全03巻

【葛本さんちの四兄弟】 全03巻  /木下 聡志

茨城県當麻町に暮らす葛本家。長男から、一心(いっしん)、空次(そらじ)、未大(みひろ)、満夜(まよ)の四兄弟。
その町は超能力者一族が住処で、超内会(超能力内緒協会)の任務を背負うのが、超理当番だった。彼らもそれぞれに特殊能力を備えていた。
当番に選ばれてしまった葛本家。超理当番は、超民が関わって発生する超騒動を秘密裏に迅速に処理しなければならない。失敗すると町を追放、南極に隔離されてしまうのだ。
葛本家のお隣さんは桂木家で四姉妹。超民ではない普通の家族の隣人を巻き込んでの、どたばたコメディ。
来歴探知の一心、空次が空気使い、未大は念動力、言霊使いの満夜らの活躍。

ジャンプスクエア。
設定だけで読み出した作品。どーみても、當麻町は奈良の當麻寺のことで、葛本は「クズ」で土蜘蛛のこと。桂木は葛城だし、何か面白いのではと期待。
古来からの伝承でいえば、日本の元祖超能力発祥の地ともいわれるところ。
作者が當麻町出身らしい。

何が原因なんだろう? 面白くない。
ご都合主義は漫画によくあるので、ツッコむに足らない。
絵だって悪くないし、コマも読みにくくない。
そうか、テンポが悪いんだ。ストーリーに乗ろうとすると、つまらないギャグが入ったり、説明がくどくて、気が削がれるのだ。
これって編集者の責任なのでは?
それとヒロインが可愛くない。女の子がこんなにいて、ひとりも好きになれない。困った。

せっかくの設定が無駄に終わったなー。
どうせなら敵対する、超能力のあることを隠したくない部隊を、町に導入すれば良かったんじゃないだろうか。ここもあえてややこしくしている。
別の作品に期待。

これは3巻で完結、手元には2巻まで。
                         2009/9/22、9/23UP

3巻/
超内会会長の娘、當麻姫子と、その付き人藤影揚羽(あげは)も桂木家に居候。姫子はサド気質。学園生活と美々子の恋。

やっと読めた。完結。
當麻姫子は中将姫なのか? というツッコミは置いておいて。
決めの顔が良いんだよな〜。赤ん坊も可愛すぎ。
SQというよりジャンプっぽい作品だったんですね。今更に気づいた。
打ち切りで中途半端と聞いていたけど、悪くない終わり方だったのでは。
                         2010/4/25

《こんなふうにおススメ》
ヒーローものに興味があれば。


ラベル:木下聡志
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2010年04月25日

ガラスの仮面 44巻まで

【ガラスの仮面】 44巻まで  /美内 すずえ

貧しく容姿も成績も平凡な北島マヤは、青葉中学に通う13歳。
父はなく、横浜中華街の満福軒で住み込みで働く母を手伝うが、映画やテレビドラマに夢中でいつも叱られてばかり。一度魅入られると常人ならぬ集中力で芝居を暗記してしまうのだ。
その希有な才能をいち早く見抜いたのが、黒夫人と呼ばれ月影千草。マヤを、“千の仮面を持つ”と気づく。
事故で舞台を降りるまでの月影は、伝説の“紅天女”を唯一演じることを許された大女優だったのだ。
演技の面白さに目覚めたマヤは母の反対を押し切り家出、劇団つきかげに入団する。
大女優姫川歌子を母に、そして世界に進出している監督姫川貢を父に持つマヤと同じ歳の天才少女亜弓は、名門聖華学園中等部に通う上品で美しく才気溢れたお嬢様。
彼女がライバルとして唯一マヤを認め、ふたりは紅天女の座を目指し進む。
大都芸能グループ御曹司で次期社長と名高い速水真澄と、亜弓と同じ劇団オンディーヌのスター桜小路優が見守る中、女優として成長していくマヤともうひとりの主人公亜弓の物語。
マヤは“紫のバラの人”足長おじさんの援助で高校も行けることになり一ッ星学園に通う。

花とゆめ。現在は別冊にて連載。
1976年から途中に休載を挟みながら今に至る人気作品。35年……。もはや神話である。
累計で5千万部を超え、少女漫画での発行部数は歴代2位。
その圧倒的な面白さには打ちのめされるほど。

中学生の時、友だちから借りて授業中にこっそり単行本を読んでたのを想い出した。ふたりが共演するところまでは記憶にあったので、けっこう読んでいたと気づく。
今回は、他の作品の合間にちょこちょこ読もうと手にしたのに、それは失敗だった。面白すぎて他を読もうという気が一切起こらず止まらず、すっかりこれにはまってしまったのだ。
三連休(3月)があったのがありがたく(結局この休日の予定をだいぶキャンセル、半日のみ友人と映画に食事しただけ)、終いには食事をまとめて作り置きして没頭するほどだった。

話はかなりえぐい。そうだよな、昔の少女漫画って昼メロみたいだった。
そしてベタだけどわかりやすくて、緻密に練られたシナリオ。面白い。

絵は初期の方が上手い。休載以前の方が情熱も詰まっているように感じる。筆圧の勢いが最初の頃に感じられるのだ。
プロでも描いていないと衰えていくものなんですね。アスリートと一緒なんだな。
シーン演出は大げさな表現が多かった一昔前のモノを感じさせる。

話の構成は、次から次へと起きる試練をマヤたちが乗り越えて成長していく、これが基本設定。
マヤが惹かれる年上のお金持ちと、親しみある同級生も王道。
お約束の展開なのに飽きさせない。

ライバルの亜弓の人気は高い。決していじわるな悪役ではなく、マヤと同じ純粋に演じることの好きな、そしてそのためにはどんな努力も苦労も厭わず卑怯なことはしない正義の人なのだ。
マヤもその亜弓に恥じないために必死になる。
亜弓は天才と評価されながらも、その才能はマヤの前では不安になり、マヤに比べれば読者に近い。

感情移入しやすいのも人気のひとつだろう。
昔の漫画なので、コマ割もオーソドックスで読みやすい。これは中盤からだんだんとダイナミックに変わるが、今の少女漫画主流の変形コマまでにはならない。
台詞が説明口調なのは気になるが、シーン演出で見せるより話の内容で引っ張っていく。

作中劇が見事なので、余計な演出は過剰になるだろうな。とはいえ、だんだんと演出に工夫が出てきてこれも唸る。
これらが巻数が進むにつれてどう変化していくのかが見どころでもある。
感動して泣けてきたところが作中劇だったのに驚かされた。何度か泣かされた。うーむ。これだけでも驚異な作品と実感する。
この重層の濃さと厚みが人気に拍車をかけていると思う。
紅天女の内容は40巻(文庫は23巻)。

「おそろしい子!」の名台詞はいろんな作品でずいぶん見るよね。ギャグネタとしてだけど、それだけ多くの人に愛されている証拠。
俳優を目指す多くの人たちも読んだのだろうな。
自分にも“紫のバラの人”がいてくれたらと、どれだけの人が考えただろうか……。この人の存在がどんなに心の支えになり、生きる勇気になるのか。歳を経た今は、そんな存在にもなってみたい。
桜小路とマヤって、ただの友だち同士の印象だったけど、付き合ってたことになるのか〜〜。海辺で走る恋人たちの姿がネタかと思った私は自重。
犬がアレクサンダーの元ネタもこれだったのか。
それは絵にもあって、白目の表現や衝撃を受ける様も、だいぶネタになっている。

紅天女の里って天川村だったのか……。旅の行程ですぐに気づいた。知っている駅や景色だったからだ。
縁あって何度も行った場所だけど、地元の人たちがこの作者さんと親しくよく話題に出ていたのも理解できた。そして同じように禁足地がある。この夏に人の紹介で、ここを守る神に仕えている方の案内で入って良いところまで入らせていただいたが、それがこの構想と繋がっていたとは知らなかった。その時も「美内さんはよくいらっしゃいますよ」と話されていた。

自分を知ること。それが演技上達の近道なのかも。
それは人生にも通じる。

文庫版には各界の識者たちが解説を寄せている。これが侮れない面白さ、これはこれとして多様な方々の連載物語になっていて感慨深いのだ。
誰が解説かは裏表紙に記載されているので、お目当てで購入しても良いかもしれない。
これはこれで語りたくなるものが多いのだが、20巻の蜷川幸雄は感じ入った。着眼点も畏れ入ったし、この解説自体が小芝居になっていてオチまである。たぶんインタビュアはこの作品ファン。そして娘の蜷川実花か、姪だろう。
また単行本の方は一冊の区切りが良い。すぐ次を読みたくなってしまう。
余裕があって両方を見比べられたらベストだと思う。

そしてファンにはよく知られていることだが、38巻からは連載分の原稿は一切使わず、単行本としてすべて描き直されているらしい。なので、連載を追い、単行本と文庫版を揃えるのが正しい読み方なのだそう。
天上の虹」のように単行本描き下ろしじゃダメなのかとも思うけど、そこは大人の事情なのかな?
                         2010/4/15

《こんなふうにおススメ》
少女漫画の傑作。

【コミックセット】


【文庫版】


【コミックス】

ラベル:美内すずえ
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2010年04月22日

み【三島衛里子】

【三島 衛里子】 みしま えりこ

高校球児ザワさん
ラベル:三島衛里子
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2010年04月16日

ハルシオン・ランチ 01巻まで

【ハルシオン・ランチ】 01巻まで  /沙村 広明

人生に負けた男、化野元40歳。事業に失敗し、ただ今ホームレス。
なんでもかんでも食べちゃう、見た目13歳の宇宙人少女ヒヨスに出会う。
大麻畑絡みでついてきたブラコンなメタ子、会社を潰した張本人の進次、ヒヨスと同じ地球外生物のトリアゾ、ヒヨスのナビゲーターだった気の毒なアスキー犬ら。
元らは廃品回収業を営んだり、八戸までヤクザに談判しに行ったりした進次とトリアゾは拉致?

good! アフタヌーン。
とにかく評判が良かった。瞬発力的絶妙なギャグを、この作家さん初読の自分がついていけるか若干の不安があったが読む。

まさにハルシオントリップ的であらすじにまとめにくい。
会話も展開も可笑しすぎる。どうしてこんなの描けるんだろう。設定とツボがかなり高度で、作者自身が“渦中”にいるからな、この展開はエッジすぎ。
めちゃ笑った。危ないネタもあってドキドキ。全員サービス、たっかっ!

面白いが人には勧めにくい。
ネットで遊び慣れているオタな人ならもっと笑える。でも3年後に面白いかどうかはわからない。今だから笑える、鮮度が肝心。
まずは漫画読みさんの感想を聞きたい。
                         2010/4/13

《こんなふうにおススメ》
かなり読者を選ぶ作品。でも、これは中毒になると思う。


ラベル:沙村広明
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さ【沙村広明】

【沙村 広明】 さむら ひろあき

ハルシオン・ランチ
ラベル:沙村広明
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2010年04月13日

プラネテス (完) 全04巻

【プラネテス】 全04巻  /幸村 誠

2074年〜。
ハチマキこと星野八郎太23歳は、宇宙に漂流する宇宙ゴミ(デプリ)を回収するチームの一員。自分の宇宙船を買って自由に宇宙を飛び回りたいとの夢を持つ。
高々度旅客機の事故で妻を亡くしたユーリと、愛煙家で男勝りのフィー、ルーキーで博愛精神の強いタナベ。
彼らとの仕事、家族、そして木星往還船に憧れ、選抜試験を受けて進む過程の中、自身を超えていく成長物語。

モーニングにて、1999年から2004年まで連載。アニメにもなり、星雲賞をコミックともにダブル受賞。

ディスカバリーが宇宙ステーションにドッキングするのを、NASAのユーストリームがライブ、その数分後にTwitterに野口さんの「ドッキングなう!」と飛び込んできた。
宇宙がリアルタイムになったなぁ。携帯もメールも通じるそう。野口さんは毎日、宇宙から美しい写真を送ってくれる。昔に比べたら宇宙の長期滞在も楽しいだろうな。

それで急に予定を変更してこれを読み出した。
絵、上手いなあ。好きだー。これがリアリティを増して魅せていく。
構成も見せ方も壮大で、その中に溶け込みそうで何度か焦る。すごい。

「宇宙船員(ふなのり)は必ず帰ってくる。(女房の作った)とんかつの絶妙な美味しさを忘れない」には、ぐっときた。
とにかく人間が丁寧に描かれていて、男も女も愛おしい。特に女性の母性に屈服する。
愛について考えてしまう。

禅の本を読んで瞑想している気持ちにもなる。でもしっかりエンタテイメントであるのだ。
好きな作品のベスト30には必ず入る。

感じることが多過ぎて感想が書けない。
今、読めて良かった。もっと若い頃だったら、この重さを理解できずに読み飛ばしてしまった。神様ありがとう、と思った。
                         2010/4/11

《こんなふうにおススメ》
じっくり何度も読み直して、できれば一ヶ月くらい考えたくなる作品。素晴らしい。


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ゆ【幸村誠】

【幸村 誠】 ゆきむら まこと

プラネテス
ラベル:幸村誠
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2010年04月10日

シンデレラ(BOY)確率論

【シンデレラ(BOY)確率論】 全01巻  /杉浦 志保

シンデレラボーイの西室紫貴(しき)は、今や日本で一番名の知られる売れっ子モデル。
永森香純(かすみ)は紫貴の所属するプロダクションの新入社員だが、いきなり紫貴に指名され付き人になる。
「俺を好きになって」男同士だけど、からかわれていると思うけど、紫貴にそう言われて戸惑う香純。

「雨のち晴れ」
デビュー作。サラリーマンの桧山は雨の晩に二丁目で少年を買う。心に残り探し続けるが。その相手も桧山を忘れられず、身体を売るのを辞める決意をしていた。雨の日に再会して。

いち好きコミックス。一応少女誌。
作者の二冊目のコミックス。初版は1996年だった。
BLとはなんぞやの研究も中途半端になっていてまだよくわかってないけど、専門誌が発売される前は、こういった少女誌がその役割を担っていたんだろうな。

内容は普通にBL。掲載誌の関係でこちらのブログに載せるけど、まったく違和感なく男性同士の恋愛。匂わせるだけなのかと思ってたからちょっとびっくり。
漫画史の変遷の中、いろいろあって棲み分けされていったんだろう。
そしてこの作家さんやあべ美幸さんらがBL誌に移ることなく、中庸(少女誌寄り)な誌面で発表し続けているのも興味深い。
                         2010/4/06

《こんなふうにおススメ》
やっぱりBL好きな人に感想を聞きたい、描かれた時代背景も含め。


ラベル:杉浦志保
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す【杉浦志保】

【杉浦 志保】 すぎうら しほ

シンデレラ(BOY)確率論
ラベル:杉浦志保
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2010年04月08日

おとなの時間 (完) 全07巻

【おとなの時間】 全07巻  /山田 こもも

立花密香(みつか)はそれなりにモテる高校二年生。友人には大人ぶって見栄を張っているが、実は臆病で意地っ張りな性格。
ホテルの入口で拒否したために告白してきた男子に振られ、そのままホテル街に置き去りにされる。もはや終電もないのに、そこでばったり会ったのは生活指導で化学教諭の加賀伶(りょう)。なんとか密花は誤魔化そうとしたが、加賀にそのままホテルの中に連れ込まれる。
学校ではニコニコ優し気な加賀は、二面性があって。実は官能小説家でもある加賀に、女子高生の実態を見せろと半ば脅され、停学を避けるために密花は研究取材を受け入れるが……。時折見せる加賀の優しさにいつしか好きになっていく。
教師と生徒の禁断の恋愛。

短編は
1巻「そして、君は僕を好きになる」
佐野智香(ちか)は高校生になったが、中学の時から好きだった先輩を忘れられない。クラスで隣の席の今泉は、なんとその元彼にそっくり。しかも一目惚れと言われて。

2巻「恋する沙汰も金次第」
高校入学で昔住んでいた街に帰ってきた梅田綾奈。告白されて彼氏も出来たのに、生徒会長で学園の王子様、紫城(しじょう)に呼び出され、突然キスされる。

4巻「たとえば名前を呼ばれるだけで」
松本柾(まさき)と松本真咲。この名のせいでずっとセット扱いのふたり。ところが真咲は、先輩の彼氏よりも柾の存在が気になり始め。

Cheese! で連載されていた。 Yahoo! のオススメ漫画で、先生×生徒ジャンルのオススメになっていたので急に読んでみたくなった。
この雑誌少しエロめなので、ドロドロ禁断の恋なのだろうと想像。

少し読みにくく、導入部分で置いていかれた。お互いがなんで好きになったのか必然性が出てこない。うっかり?
この後の禁断をこれで乗り越えられるのか心配してみる。
決めシーンには力入っているんだけど、キャラたちが頑張るほど冷めていく。人物の内面の深みが描かれていないので共感できずに話だけ追うのが辛い。うーむ。
恋する気持ちを描くというより、恋ってこういうもんでしょって頭で描かれている感じ。なんかいろいろと残念。
加賀の思考が女性モードなのも……(乙女モードとは違う)。
そしてなんと後半は願望詰め込み過ぎなファンタジーコメディのよう。これ以上書くとあげつらっちゃうのでこの辺にしたい。

にしてもさ、自分たちのおかれている状況を把握してコソコソとやろうよ。頑張って密かに隠してたのに、偶然が重なってバレたっていうのが萌えなのに。同情もできない。
バカすぎの木崎が学年トップなのも謎。もっとずるくて知能犯な黒さでいいのに小悪党でつまらない。

「好きになっちゃったのが先生だっただけで」に笑った。BLでよく使われる「好きになっちゃったのが同性だっただけで」が今やネタ扱い。

初詣の神様に願うのが「見守ってください」じゃなくて、「そっとしておいてください」に大笑いしてしまった。それが伏線だったとは。

余談だけど携帯って便利だよなー。たぶん不倫や禁断恋に罪悪感を感じさせなくなったのは携帯の普及のせいだと思う。

オチが見えるけど、短編がいい。
                         2010/3/26

《こんなふうにおススメ》
若い読者には楽しいかも。

【コミックセット】


【コミックス】

ラベル:山田こもも
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や【山田こもも】

【山田 こもも】 やまだ こもも

おとなの時間
ラベル:山田こもも
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2010年04月05日

家族八景 (完) 全02巻

【家族八景】 全02巻  /清原 なつの(原作/筒井康隆)

18歳の火田七瀬(ひだななせ)はテレパス(精神感応者)。その能力を知られないよう慎重に生きている。
住み込みの家政婦として一箇所に留まることなく転々として生きていた。尾形家に住み込み始めた七瀬は、家族の秘密のひどさに愕然とする。
七瀬が渡り歩く中で、それぞれの個性的な家族を観察していく話。

角川書店から発刊されていた青年漫画誌、コミックチャージ連載。
少女時代に好きだった「りぼん」で連載のこの作家さん、こういったのも描いていたんだ! と軽い衝撃。

絵を描く人によってこんなに変わるものかと感嘆。山崎さやかバージョンの「NANASE」と大違いだ。
どちらも良い。それぞれに原作の魅力を出していて興味深い。あちらがドロドロした情欲に合った図柄で、こちらは淡々としている分、浮き出るモノがある。
「NANASE」は、「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」がメイン。こちらは第一部の「家族八景」。

内容は原作のまま。
とにかく中学生ではまってほとんど記憶するんじゃないかと思うくらい繰り返し読んだ。それがそのまま蘇ってきた。懐かしいというより、よくこんなの読んでいたなと思った。

テレパスの話に思っていた。しかしそのオブラートにすっかり目眩ましさせられていたのだ。実は高度経済成長を経て病み始めた日本の姿を浮き彫りにした作品。
子供の時は潔癖に七瀬に感情移入したが、今はそれぞれの家族に想いを馳せてしまう。年を取ったということか。

第二部から様相が変わるので、これはこれで完結した素晴らしい作品なのだと感じる。
清原なつのさんもまとめて読みたくなった。
                         2010/3/31

《こんなふうにおススメ》
原作ファンとしてもかなり感嘆。良く出来ています。秀逸。


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き【清原なつの】

【清原 なつの】 きよはら なつの

家族八景
ラベル:清原なつの
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2010年04月03日

時をかける少女

【時をかける少女】 全01巻  /琴音 らんまる(原作/筒井康隆)

時をかける少女 ツガノガク版

高校二年の紺野真琴は、男友達の間宮千昭(まみやちあき)と津田功介と一緒に、野球するのが好きな活発な女子高生。
自分はツイていると思っているが、その日は変な夢から始まって厄日。そして自転車のブレーキが効かずに踏切を越え、電車に突っ込む。死んだと思ったが、時間が戻っていた。
国立博物館に勤める叔母に、それはタイムリープだと教えられる。
真琴は自分の都合で頻繁に時間遡行を続けるが。

角川コミック・エース。2006年にアニメになったもののコミカライズ。
筒井先生の原作とは名ばかりに解体されてしまっていて、もはや設定の残り香だけ。最後に叔母の正体のオチがついて、原作と辛うじてリンク。

絵はシャープで話もわかりやすくまとめられ、漫画作品として成立している。
楽しく読めた。
                         2010/3/31

《こんなふうにおススメ》
原作ファンは期待せずに別物、ということで。


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こ【琴音らんまる】

【琴音 らんまる】 ことね らんまる

時をかける少女
ラベル:琴音らんまる
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2010年04月01日

時をかける少女 (完) 全02巻

【時をかける少女】 全02巻  /ツガノ ガク(原作/筒井康隆)

時をかける少女 琴音らんまる版

高校3年生の芳山和子。親友の神谷真理子が気を利かせて、和子を好きな朝倉吾朗と理科室の掃除当番を受ける。そこで懐かしいようなラベンダーの香りを嗅いで気を失ってしまう。その時の夢には深町一夫が出てきて。四人は幼馴染み同士だった。
それから和子の周辺に妙な既視感とズレた感覚が頻繁に起きるようになる。ラベンダーがフックになって時間遡行ができるようになった少女の淡い恋物語。
伝説的ジュブナイルのコミカライズ。妹の智子の番外編も1巻に収録。

ツガノガク版。2004年に月刊少年エース増刊「エース特濃」にて連載。
wikiで見たら原作はなんと1967年。うっわー。子どもの頃に誰でも一度は読む作品ではなかろうか?
変わらず親しまれて、現在4度目の映画化で公開中。最初の映画は原田知世をこの世に送り出す。
2006年のアニメは、オリジナルの20年後の設定。ただ今公開中のストーリーは、この作品の和子の娘が主人公とのこと。
この作品、おおむねの筋のみはオリジナルに沿って描かれているが(オリジナルは中3)、エピソードのあれこれはかなり改変、時代設定は現在。

この絵師さんの初コミックス。個人的には荒さが目立って苦手。でも「ハルヒ」よりずっと良い。あれは編集者が悪いのだろうか?
「どんな花を咲かせるか」という部分は好き。原作ファンでなければ、思ったほどは感情移入できないかも。それでもラストは良かった。
想像力の可能性。原作、読み直したい。
                         2010/3/16

《こんなふうにおススメ》
絵師さんから躊躇してましたが、良かったです。


posted by zakuro at 15:59| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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