2010年04月08日

おとなの時間 (完) 全07巻

【おとなの時間】 全07巻  /山田 こもも

立花密香(みつか)はそれなりにモテる高校二年生。友人には大人ぶって見栄を張っているが、実は臆病で意地っ張りな性格。
ホテルの入口で拒否したために告白してきた男子に振られ、そのままホテル街に置き去りにされる。もはや終電もないのに、そこでばったり会ったのは生活指導で化学教諭の加賀伶(りょう)。なんとか密花は誤魔化そうとしたが、加賀にそのままホテルの中に連れ込まれる。
学校ではニコニコ優し気な加賀は、二面性があって。実は官能小説家でもある加賀に、女子高生の実態を見せろと半ば脅され、停学を避けるために密花は研究取材を受け入れるが……。時折見せる加賀の優しさにいつしか好きになっていく。
教師と生徒の禁断の恋愛。

短編は
1巻「そして、君は僕を好きになる」
佐野智香(ちか)は高校生になったが、中学の時から好きだった先輩を忘れられない。クラスで隣の席の今泉は、なんとその元彼にそっくり。しかも一目惚れと言われて。

2巻「恋する沙汰も金次第」
高校入学で昔住んでいた街に帰ってきた梅田綾奈。告白されて彼氏も出来たのに、生徒会長で学園の王子様、紫城(しじょう)に呼び出され、突然キスされる。

4巻「たとえば名前を呼ばれるだけで」
松本柾(まさき)と松本真咲。この名のせいでずっとセット扱いのふたり。ところが真咲は、先輩の彼氏よりも柾の存在が気になり始め。

Cheese! で連載されていた。 Yahoo! のオススメ漫画で、先生×生徒ジャンルのオススメになっていたので急に読んでみたくなった。
この雑誌少しエロめなので、ドロドロ禁断の恋なのだろうと想像。

少し読みにくく、導入部分で置いていかれた。お互いがなんで好きになったのか必然性が出てこない。うっかり?
この後の禁断をこれで乗り越えられるのか心配してみる。
決めシーンには力入っているんだけど、キャラたちが頑張るほど冷めていく。人物の内面の深みが描かれていないので共感できずに話だけ追うのが辛い。うーむ。
恋する気持ちを描くというより、恋ってこういうもんでしょって頭で描かれている感じ。なんかいろいろと残念。
加賀の思考が女性モードなのも……(乙女モードとは違う)。
そしてなんと後半は願望詰め込み過ぎなファンタジーコメディのよう。これ以上書くとあげつらっちゃうのでこの辺にしたい。

にしてもさ、自分たちのおかれている状況を把握してコソコソとやろうよ。頑張って密かに隠してたのに、偶然が重なってバレたっていうのが萌えなのに。同情もできない。
バカすぎの木崎が学年トップなのも謎。もっとずるくて知能犯な黒さでいいのに小悪党でつまらない。

「好きになっちゃったのが先生だっただけで」に笑った。BLでよく使われる「好きになっちゃったのが同性だっただけで」が今やネタ扱い。

初詣の神様に願うのが「見守ってください」じゃなくて、「そっとしておいてください」に大笑いしてしまった。それが伏線だったとは。

余談だけど携帯って便利だよなー。たぶん不倫や禁断恋に罪悪感を感じさせなくなったのは携帯の普及のせいだと思う。

オチが見えるけど、短編がいい。
                         2010/3/26

《こんなふうにおススメ》
若い読者には楽しいかも。

【コミックセット】


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