2011年01月31日

1月の戯れ言 [2011年01月]

日々の戯れ言、UP数はこちらにまとめました。
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2011年01月22日

國崎出雲の事情 03巻まで

【國崎出雲の事情】 03巻まで  /ひらかわ あや

國崎出雲(くにさきいずも)15歳、高校一年生。日常的に男子にアプローチされているが、れっきとした男子。実の父親八雲さえそのキュートさにめろめろな、歌舞伎一家の國崎家に生まれた17代目。
出雲の将来を心配した母は幼い出雲を連れて家を出る。父に女形として育てられたことを出雲は恨み、喧嘩上等男の中の男として生きたいと願っていたが、ある日、気まぐれな母は友人と世界一周一年の旅に出てしまい、泣く泣く8年ぶりに父親のところに帰る羽目に。
出雲が去った後に國崎屋に養子に入った皇加賀斗(すめらぎかがと)が楽屋で倒れ、急遽代役で舞台に立つことになる。加賀斗に恩のある出雲はしぶしぶの一回きりと言い放つが、大歓声で観客に迎えられるとかつての熱い感動が胸の内に蘇る。
転校先は幼馴染みで仲村屋の娘、柚葉もいるセレブ校の四条河原高校。しかも芸能科は有名人ばかり。そこには他家の歌舞伎役者たちもいて。
出雲という跡取りを失っていた國崎屋は没落寸前。出雲はお家を復興できるのか。波瀾万丈は終わらない。

週刊少年サンデー。
作者の初コミックス。

まずはタイトルと掲載誌を見て、「へぇー」となった。
考えてみたらイマドキの萌え設定てんこ盛り。日本もので小動物系男子にTS・BL妄想可能。そしてバトルもありの成長物語でコメディたっぷり。
構造は、敵対していた相手も出雲の魅力で仲間になっていく、「ONE PIECE」と同じ。それに萌え要素がこれでもかと。しかも少年誌のお約束を超えてない。なるほどなー。さすがの設定の勝利。編集者が凄い人なのか?
絵も可愛いし。これからどんどん上手くなるだろうと期待も……。

うっかり出雲の可愛さにやられた。
歌舞伎トリビアもてんこ盛りで、作家さんの好きさ加減も滲み出て、とにかく楽しいし笑える。歌舞伎の超入門書としても良いのでは? 興味を持てるよね。
サンデーやるなー。歌舞伎モノも読みたくなってきた。
しいて言えば、せっかく女性作家さんなのだから、女の子の普段のファッションが可愛いとなお嬉しい。
                         2010/8/01、8/03UP

《こんなふうにおススメ》
新刊が気になる楽しさ。

3巻/
出雲を盗撮しているのは。
菅原屋と共演。菅原兄弟の確執。兄の真意とは。
球技大会。肝試しに次の演目は四谷怪談。

和ませられ方は昭和の少年漫画だなー。これって大事かも。
メイド出雲が楽しめる巻。
久しぶりに読むとちょっとノリについていけない。

確執といっても深刻になりえない作風に癒される。
シリアスとコメディの強弱も上手い。

玄衛の出した怪しげなブツがいったいなんなのか気になって仕方ない。エッチな方に読み替えがきいて笑えるのもこの作品の特徴。
                         2011/1/05、1/22UP


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2011年01月20日

月下の君 (完) 全07巻

【月下の君】 全07巻  /嶋木 あこ

ルックスも成績でも目立ってモテる国重葉月(くにしげはづき)は、極度の女性嫌いか裏で遊びすぎていると周囲に思われている。女子たちがいくら告白しても相手にしないから。実は葉月は女性に触れそうになると震えが止まらない体質だったのだ。見栄っ張りで強情の葉月はそれを周りに知られたくなかった。
そこに可愛らしい菊池舟(しゅう)が転校してきて。ふたりはお互いに一目惚れ、葉月は初恋になる。しかし……葉月は舟に触れると人格が交代してしまうのだ。舟との恋は、前世からの千年かけた約束か、それとも呪いが伴った因縁か……。葉月と舟は、光源氏と紫の上の生まれ変わりなのか?

月刊Cheese!

オカルトなのかトラウマなのかファンタジーなのか、よくわからない。でもいいや、それでもと思ってしまう。とにかく勢い。必然とか、納得とかを通り越して、ある種のスピード感で突っ切ってしまう。
そこは絵描きさんとしてほんとに上手いのだ。大胆で動き出すような独特な画風。ストーリーは破綻しているようだけど、強烈な印象のコマ割りで見せきってしまう。これも才能。
かなりのムチャぶりで収めてしまうのも、逆に小気味良かった。

主人公は葉月。これが舟目線だと、初体験後のジェットコースターストーリーがかなり暗くなってしまった気がする。
葉月の思い込みの強さがすべての元凶に感じるけど。

人物構図が少年漫画チックで読みやすい。少年漫画と少女漫画のイイトコ取りみたい。

キャラ立ってるよなー、どのコも好き。イイ味出してると感心する。
うんと書き込んでいるわけでも、内面を投影させてるわけでもないのにね。むしろ書かれなさすぎが良いのかな?
脇役の使い方が巧すぎ。おれさま日記書いてるヒロシにどれだけ感情移入したことかっ! 頭中将じゃないかと思ってしまったよ。
No,2もね。なんで名が出てこないんだろう?

おまけ短編にも笑った。
他の作品も是非読んでみたい。
                         2011/1/15

《こんなふうにおススメ》
気楽に楽しめます。

【コミックセット】


【コミックス】

タグ:嶋木あこ
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2011年01月19日

し【嶋木あこ】

【嶋木 あこ】 しまき あこ

月下の君
タグ:嶋木あこ
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2011年01月11日

Ns’あおい 30巻まで +番外編 Ns’あおい those days(完)2

【Ns’(ナース)あおい】 30巻まで +番外編 Ns’あおい those days(完)2  /こしの りょう

美空あおい。看護師3年目の23歳。本院の救急救命でミスを犯し、医療グループでは最大規模を誇る「清天会」本院から、系列のあかね市民病院に転勤になる。配属は6階内科病棟。
内科師長の緑川雅子の命で、先輩看護師の小峰響子につくが「自分の患者に触るな」と怒鳴られる。信頼されていないと思ったが、実は人手不足でとんでもない病院だったのだ。偶然そこに、しばらく行き来のなかった父方の祖母が入院して。その祖母のヤバい状況を経験して、自分の勤務する病院に危機感を持つが、あおいの能力を買い支持する医師や看護師も現れる。
あおいが日々葛藤しながら、前向きに頑張る奮闘記。あおいのミスは5巻より真相が語られる。

番外編 Ns’あおい those days/
「Ns’あおい」の前身になる話。
美空家の母が亡くなった後、孤軍奮闘のあおい。自立するためだけに入った看護学校。そこで目標を見つけていく。彼氏も出来て、新米ナースのあおい。あおいの彼、鈴木俊介の妹、純を支える闘病記。

モーニング。テレビドラマにもなる。
漫画作品としてとても良くできている。問題提起しながらも、楽しませてくれ、元気を貰える。物語に正面から取り組んで、気持ちが良い。
医療部分中心なのも、のめり込む要因。実は明日は当事者かもしれないのに、普段の生活で触れないことが多く、この作品で考えるきっかけをもらった。

ミスがトラウマにならなかったあおいは根性がある。それは自分の信念と行動がずれていないからだ。
「今度同じことが起きても、きっと同じことをする」後悔する前に、自分の軸をもう一度見つめ直したくなった。
あおいが優秀すぎる感あるが、漫画作品を楽しむのを優先したい。漫画はフィクションなのは理解しているが、病院ぐるみのあおい苛めはやりすぎなんじゃないかと思った。こういうことはあるんだろうけど、読んでいて辛い巻が続いた。
自意識の強すぎる奈良橋の人物像がよく描けていて驚いた。彼女がどう変化していくのか、最後まで見届けたくなった。

次から次に起こる事件。こんなのストレスで長生きなんてできない。看護師さん、大変。偉いなぁ。彼らが抱えるストレスは並大抵じゃないんじゃなかろうか。取材しててもきっと書けないことってあるんだろうな。
辛くて責任も重く大変なこの仕事に、これからの若者は従事していけるのだろうか? あれこれ考えさせられた。

あれ? 今更気づいたけど今まで医療もの読んでなかった。興味が出てきた。
                         2009/10/10、10/18UP

《こんなふうにおススメ》
こういうのにワクワクしちゃうと、人情ドラマ好きな日本人だなーと、自覚しちゃいます。
いろいろ自覚して感化されて、放っておいた健康診断、申し込みました。良い影響で良かったです。

25〜30巻/
あかね市民病院は医療ミスを犯したとしてマスコミの槍玉に。そしてキャスターの福光が見たものは。
奈良橋が担当になったのは、ワガママな流星の母。
亜美の災難。
あおいの前職場のゆかり先輩の自宅介護。
ドクターハンター色葉楓。
雪月の同級生の起業家赤城陽子。

漫画だからとか、どんな困難でもHappyにとか、ちゃちゃを入れるつもりはない。
読んでいてほっとする。読後が楽しいのは大事。良く出来てるよな。こうに落とし込むのかと感心する。

色葉楓の登場はどうなることかと思った。切断した身体の一部は火葬されるのだと知った。
あと2巻で完結。
                         2010/12/06、2011/01/11UP

【コミックセット】


【コミックス】


【番外編】


posted by zakuro at 13:49| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月09日

百鬼夜行抄 19巻まで

【百鬼夜行抄】 19巻まで  /今 市子

飯嶋律の祖父は、飯嶋蝸牛のペンネームを持つ怪奇幻想小説家だった。まるで見てきたように、その世界を描いていたのだ。
幼い律は、祖父が怪しいモノたちと交流していたことを知っていた。律もその能力を引き継いでいたからだ。
律は幼い頃は魔除けのために、言い伝えを守り女の子の姿で育つ。
一度死んだ父には、祖父の呼び出した妖魔の青嵐が取り憑き、祖父の遺言で律の命を守っている。
その翌年、祖父が亡くなり、それから12年。律も16歳になって。
高校生の律と妖魔との物語。
律が助けたカラス天狗の尾白と尾黒は、律を若と呼び従っている。
そして同じ能力を持つ従姉妹の司も絡んで、話は進んでいく。

10巻までは、高校生だった律が、浪人して大学に入ってしばらくするまで。

ドラマにもなった作品。
参った、正直、こんなに面白いとは思わなかった。
もっと早く読めば良かった。

民俗学的要素たっぷりで蟲師の雰囲気。
京極夏彦ファンもこれは好きそう。

一話ごとでも楽しい。
絵とストーリーはばっちりマッチしているし、いやはやすごい、どれだけ深い作家なのだろう、今市子って。
漫画というより壮大な小説を読んでいるよう。言葉がない。もう何を言っても、私の言葉で軽くなってしまう。自分の表現能力の貧困さに嘆きたい。

全体の構成も秀逸。
ここでネタバレせずにこっちに持っていくのか! とか、この人物にこの台詞を言わせるんだ、とか、唸る箇所が多い。
私は焦るタイプだから、こんなの作れないだろうなとまで思ってしまう。
台詞のひとつひとつも上手いのだ。奥行きがとにかく深い。

人間は、突き詰めると哀しく切なくて、情に振り回されて生きていくモノなのだ。
それを物の怪を通して描くところは、夏目友人帳にも近いが、こちらはずっと大人の話に思える。
まだまだ続いてくれそうで嬉しい。途中で読み終わるのがもったいなくなってしまった。
この作品、もっと評価されていいと思う。

老婆から預かった丸太が予言し、司がそれに取り込まれていく話で、律が平静に自分の立ち位置を客観視していて、しかも己がぶれていかないのに感嘆。
どんな大人の男になるのだろうと、楽しみになってしまった。

尾白と尾黒は悶えるくらい可愛く見えてきた。
とくにわくわくしている姿!

なんだかもったいなくて、ゆっくり読むことにした。
じわじわくる余韻を大事にしたくなったのだ。なので、途中経過で感想。
ノックが終わったら、また読み直したいなぁ。
                         2009/3/10

《こんなふうにおススメ》
感嘆すべき作品だと思う。広くお勧めしたい。上手い。
この作家さん、ほんとにすごいですね。

                         2009/3/12UP

11〜12巻/

11巻は、律の、失踪していた伯父が、26年振りに発見される。この伯父、開はもっとも律に似ているのだ。

12巻は、律が抱える司への想いの本音が出る。

映画「プロヴァンスの贈りもの」で、「フランスの貴族の半分は、いとこ同士が恋愛関係よ」との台詞がある。
いとこ設定好きな作者にお伝えしたい。

山の神と、里(人間)に境界があるのが、この作家の設定。
それは、作者のサンカへのリスペクトもあるのだろう。
なるほどなー。私には、この山の概念が、実体になっているのだけど。
鬼の感覚、その周辺の概念は一緒。

開伯父さん、カッコいい。
律が中年になるとこうなるのだろう、みたいな感じ。

ここまでの巻で、律は21歳か22歳。
せめて、30歳くらいまでは連載をして欲しい。切実。
                         2009/3/15、3/18UP

13〜14巻/
13巻は、三郎のこの世の命が短くなってきた話で、続く14巻はそれに対して反魂術を試みる晶。

黄泉平坂がでてくる。
「黄泉」は単独だと読みが「よみ」なのだが、ここでの読み方は「よみひらさか」ではなく「よもつひらさか」。編集者の間違いだと思う。
黄泉平坂は、イザナギがイザナミの追っ手から三日三晩逃げ駆け下りた坂で、あの世とこの世の境目である。
この坂上に立つ桃ノ木が、宇宙を覆う枝振りで、ここから桃が「どんぶらこっこ」と流れ落ち、川に洗濯にきたお婆さんに拾われるのだ。

黄とは本来特別な意味を持つもので、改めて黄色の泉ってすごいと感じる。
神道では、黄色は高貴な色(仏教では紫)。暦は「黄詠み」だったのだ。
黄とは、時であり、アカシックレコードだったのかも知れない。
黄泉の国は、天津祝詞では「根の国底の国」なのだが、それは彼岸というよりも、聖域なのかもしれないと改めて感じた。

すっかりこの話にはまっている。
                         2009/3/20、4/14UP

15巻/図書館の幽霊画。鬼の面。多重人格。赤い糸が見える娘。血天井。
16巻/箱庭の行く末。渡し舟。病み枝。
17巻/子狐。花見と見合い。盆の行事。佐久間ゼミと黄金伝説。不運の家のネズミと糸巻き。
18巻/雨戸仙人。人身御供。三人法師。冬至は一陽来復。
19巻/青嵐のボランティア。身代わり地蔵。赤将軍。着物の由来。

もったいなくてずっと残していた。正月に気分なので読み出す。

なんでこんな入り組んだ箱根細工のように話が作れるんだろう。見事。
毎回大変だと思う。すごすぎる。もっと評価されていい。

15巻、鬼の面の、「他人に自分を見る」は納得。それで自分の見る世界が出来ている。
18巻、日本古来の言い伝えや行事は大事にしようと思った。
19巻、青嵐が消えてしまうのかとショックを受ける。良かった〜。

話が濃すぎて一話ずつじっくり読む作品。飛ばし読みは無理。
                         2011/1/09、UPも。

【コミックセット】


【コミックス】


【文庫版】


【愛蔵版・画集】
タグ:今市子
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2011年01月06日

わ【渡辺あゆ】

【渡辺 あゆ】 わたなべ あゆ

L♥DK
タグ:渡辺あゆ
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2011年01月04日

コスプレ★アニマル (完) 全14巻

【コスプレ★アニマル】 全14巻  /栄羽 弥

19歳の南リカは制服フェチ。制服ならなんでも大好物だが、特に学生服がお気に入り。
夢は制服でHすること。それが原因で前カレに引かれフラれる。
ある日、ナンパ男の制服にふらっときてカモられ、ショックの延長で出会い系に女子高生と嘘をついたプロフィールでメールする。返事の中から、好ましい相手に返事を返したら……。ゲン(湯王元、ユオウハジメ)はかなり良いヤツで。
前カノと別れた直後会うことになり、つい流されそうになるリカ。元を送りがてら、前カレにばったり、リカの嘘が元にバレる。
元の親友の伊藤アラタとの三角関係バトル、元のバイト先フェリーチェのオーナーも絡むラブストーリー。

1巻短篇
・「寸止め!」 受験生の前宮木綿子は、予備校のチューターである蓮田が好き。念願叶ってつき合えるようになったけど、なかなかエッチに辿り着けない。ようやく模試が終わっていよいよ、しかし木綿子をトラウマが襲って。

・「からだのいいなり♥」 ウブだった外田初花(ういか)。キスで妊娠すると思い込んでいた中学時代はいずこ。今は研究に研究を重ね、エロ番長のあだ名を持つ耳年増に。同じような男子高校生、エロネタ教授と呼ばれる波佐間国吉に出会ってしまう。
これ、面白かったです。笑いました!そして勉強になりましたー。性教育に役立ちます。

・「天使のゆびさき、悪魔のくちびる」 母の再婚でイケメンの兄ができた美紗緒。小児科医の義兄、善明が子ども相手に笑うのを見て、恋に落ちる。なんとか自分に笑いかけてもらおうと、ひたすら弁当を作るが一切食べてもらえない。

デザート。レディースコミック。そういえば、このノックでちゃんとレディースコミックを読んだことがあったろうか?
読み切りだったんだろうけど、たぶん面白かったので連載になった形跡あり。

ツッコミどころは満載。
高校生なのに元のテクニックのすごさとか、一回着物を脱がしちゃっただけで着付けができるようになった元の器用さとか、いきなりリカが女将になっちゃう設定の強引さとか。
でも、2巻のマナー教室も面白かったし、コスプレという難しい基本設定なのによく頑張っている。

作者の制服への愛はたっぷり。特にダブリエ萌えには笑った。ダブリエとはソムリエエプロンのこと。私も憧れてフレンチレストランでバイトした。その愛情はよくわかる。

3巻あたりからちゃんと恋愛漫画になっていく。でも、4巻の自分の恋に酔っているリカはうざい。
コスプレというよりシチュエーションプレイっぽくなってきた。

フェリーチェはどうもイタリアンらしい。シェフの存在が確認出来ないのが謎。

三角関係バトルは、若さ故。これ読んで恋愛したーい! って思う女子が多いんだろう。

元が17歳でリカが19歳なんだけど、リカが教育実習に行くあたり、短大の2年生?
リカの母校に元が通っているけど、元が18歳になったばかりで、二人は高校の頃にすれ違ってはいないのかな。
                         2009/1/04

《こんなふうにおススメ》
ちょっとエッチで、でも少女漫画で。レディースコミックって人気あるんだろうなぁ。これじゃ、感想ですね。
                         2009/1/06UP

9巻/
短大から四大に編入したリカ。元は父親の治療に付き添いアメリカに。遠恋になって寂しい。ゼミの合宿で、古賀壮生(そうき)に浮気相手として立候補される。元のいない間に壮生に巻き込まれていくリカ。
番外編は、教育実習に来たリカを見る元の目線、そしてアラタの目線。

「大人だし、白衣だけど」に笑う。元って良い男だよなー。私だったら学校休学してアメリカ行くのに。もちろんそれじゃドラマにならないことは知っている。
かなり面白い状況なのに新刊までいってない。
                         2009/10/27、10/29UP

10〜13巻/
リカが目覚めると裸で壮生が。飛び出すが元からもらったネックレスを忘れる。訳ありの壮生をそのままにしておけず。元は帰国。壮生は宣戦布告。
11巻から新たな展開で、元とリカはラブなのだが、アラタが。元は進級をなんとか。
12巻。フェリーチェがリニューアル。元の父。記憶の混乱か、元の母めぐるのウェディングドレスを燃やす。その手からドレスを奪ったリカだか、大やけどで病院に。ヤケドは一生残ることに。
13巻。罪悪感でいっぱいの元はリカに別れを。そして学校を辞める?

なんか面白くなくなった? 終了し損なったというか…やばい、つまらない。
新フェリーチェはイメクラみたい。
行き当たりばったり感、否めず。
14巻もある。番外編をまとめたものらしい。
                         2010/3/22、5/25UP

14巻/
アラタの話がメインの番外編。アラタの家にカフェ「フェリーチェ」オーナーから、大きな荷物が届く。その中にいたのは獰猛なライオン? 引きこもり少女とアラタの交流。
そしてフェリーチェ温泉旅行。元とリカのその後。

これで完結。本編とリンクしているので、まとめ読み推奨。

アラタの話は設定に無理ありすぎ。まあ、どうせなら最後まで読みたい方に……。
リカたちの話は少女漫画的完結。
                         2011/1/01


【コミックセット】


【コミックス】

タグ:栄羽弥
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2011年01月03日

アラタカンガタリ ~革神語~ 09巻まで

【アラタカンガタリ ~革神語~】 09巻まで  /渡瀬 悠宇

次なる秘女王の後継者を選出する儀式(まつり)に、その女王を送り出せない秘女族。この三十年の間に、女子が産まれなかったのだ。
やむなく、男子アラタを秘女王として送り込み、その間に女子を探そうとするが、儀式の最中に前の秘女王のキクリ秘女が、守護神の十二神鞘のひとり、カンナギに切られてしまう。十二神鞘は儀式を機会に謀反を起こしたのだった。
しかし、その冤罪を浴びてアラタは逃げ、その先は神開(かんど)の森。伝説では「人を喰う」と言われている。

一方、特出した才能を持つ日ノ原革(ひのはらあらた)は、現代の高校生。
入学式の日に同級生を痴漢疑惑から救い、順風満帆にみえたが、中学時代に嫉妬からいじめにあった生徒が入学、一気にどん底に突き落とされる。
人生を恨み尽くした時、異次元にワープする。
神開の森は、人を入れ替えるものだった。
アラタは現代の高校生に、革は罪人として追われる身に…。

週刊少年サンデー。
困った、やばい、面白すぎる予感。1ページめからそれがあった。
どれだけすごい作家さんなんだろう。今度は少年誌かー。すごい。

キクリ秘女は、日本神話でいう菊理姫。いわゆる調停の神だ。
奉られているのは泰澄が開いた白山で、高句麗がなまって菊理になったという説もある。
イザナギとイザナミの調停をした神話が知られていて、その時、なんという言葉でふたりを諫めたかが、今でも日本神話の謎になっている。
そんなこともあり、最初からわくわくした。

革に入れ替わって、神話から冒険ファンタジーになる。
出てくる世界のスケールが大きくて唸る。

動物描写も面白い。
異世界の衣装は戦隊モノみたいだ。
名前はみなアイヌっぽい。すでにアニメ化が決まっているんだろうな。

しかし、なんですかね。野生児って魅力ですね。
アラタが活躍するのは3巻に少し。もっと出て欲しいなー。
これからが楽しみ。
                         2009/8/16、8/23UP

《こんなふうにおススメ》
少女漫画からの作家さんなのに(偏見すみません)、スケールがすごくて面白い。
代表作が多い作家さんでも知られているので、他も読んでみたい。

4〜9巻/
4巻。カンナギと共に旅することになった革たち。ヨルナミ国の入り口は子供ばかりの国で。
5巻。門脇は天和国の六神鞘に召喚され、革と対峙することに。
6巻。商業街スズクラ。門脇と入れ替わり21世紀に来た六神鞘のハルナワ。ヨルナミの属鞘ヒルコ。
7巻。ヨルナミの住む玉依ノ宮。風の神鞘クグラの領地カセフノ。
8巻。風の神鞘クグラの領地に女装して入り込む面々。
9巻。クグラとエト。ミクサとともに秘女族の里へ。

まとめての続巻読みなので最初から読み直し。かなり忘れていた。
そんな作品、とても多そうで空恐ろしい。

少年の成長物語として良く出来ていると改めて思う。ヘタレ少年のRPG。大きな愛の物語。

やはり上手い。カットの使い方とか構成だとか、唸るなぁ。
軸はしっかりして、ストーリーは壮大で、笑えて楽しいし、エンタテイメントとしてほんとに優秀。さすがだ。
設定の作り込みが見えすぎて、読者をどう誘導するかまで透けて見えてエグさも感じるが、秀逸だからこそ思うことかも。

キャラの苦しみは現代社会病理と重なる。心の闇の描きだしは、「櫻狩り」にも通じるなぁ。

日本神話好きなら出てくる名がとても楽しく感じるはず。
ヒルコカッコいい。脇キャラ充実してる。
個人的な話としては、ちょうど悩みのある時にこれを読めてよかった。
                         2011/1/02、1/03UP




タグ:渡瀬悠宇
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2011年01月02日

博士の愛した数式

【博士の愛した数式】 全01巻  /くりた 陸(原作/小川洋子)

10歳の息子と暮らすシングルマザーの家政婦“私”は、17年前に交通事故で記憶に障害を持つ数学“博士”の元に通うことになる。
息子を“ルート”と名づけた博士の、数字に偏愛する姿を見守るふたり。優しい交流の物語。

BE LOVE。

あえて登場人物の名前を出さない作風が、数字の記号を超えた意味を浮き立たせて、印象に残る。
どうしても書きたくなってしまう博士の過去を、さらりと流してしまうのも心憎い。原作はどうなのだろう。

漫画作品としても読みやすく、構成もわかりやすくて、秀逸。
数学を文章で理解するより、絵で表しているのでわかりやすいのも良い。
漫画作品になって成功した例だと思う。そしてこの漫画家さんで良かったなー。漫画慣れしていない人にも、男性にもかなりお勧め。

数字の美しさに涙が出た。なんてエレガントなんだろう。

原作は書店員賞を受賞と記憶している(追記:第一回本屋大賞)。
読みたいと思いながらそのままにしてしまっていたし、映画も観ていない。
この作品でますます読みたくなった。
                         2011/1/02、UPも。

《こんなふうにおススメ》
コミカライズで秀逸な文学作品の敷居を低くして成功した作品。男性にも読んでほしい。

                ↓ 原作も。

posted by zakuro at 21:25| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

く【くりた陸】

【くりた 陸】 くりた りく

博士の愛した数式
タグ:くりた陸
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2011年01月01日

ストロボ・エッジ (完) 全10巻

【ストロボ・エッジ】 (完) 全10巻  /咲坂 伊緒

高校一年の木下仁菜子(になこ)は、中学から大樹(だいき)と一緒。周囲からはつき合い出すのも時間の問題と思われている。
ある日、電車の中で、学校のアイドル的な存在の一ノ瀬蓮に、うっかり携帯のストラップを踏まれてしまう。壊れたそれを蓮は気にして、ストラップを新しく仁菜子にプレゼントする。
蓮のことは、多くの女子が目の保養にしていたり、噂をすることで精神的共有をしていたのだった。
それっきりのはずが、仁菜子は蓮と関わることが増えていって、自分の気持ちが恋だと知る。
それに気づいた大樹は焦る。蓮の中学からの同級生、安堂拓海も絡み出して。

二巻の番外編「another light」は、麻由香と蓮の出逢い。
五巻の番外編は、「未完の地図」蓮と安堂の中学二年の出会い。

『ココロのベスト30』に、快く“秘蔵”を教えてくださった、Wrlzさんのおススメの作品で、つい手にして一気読み。ありがとうございます。

別冊マーガレット。
青春だよな。ういうい。恋って切ないものだよね。という話。

とにかくよく出来ている。飽きさせないし、ありそうな話なのに、「パターンだ」とか、「そうなると思った」と思わせない。
出尽くした感のある少女漫画なのに、それだけでもすごい。

絵は好みじゃないので、なんともいえない。男子はカッコいいと思う。
だけど、とても読みやすい。考えられている。
涙の描き方はすごく好き。

まさか大樹と蓮に、最初から接点があったとは。上手い。
このあたりから一気に惹き込まれた。

それまでは人の言うことを鵜呑みにしていた仁菜子が、少しづつ経験を重ねて自らの意思で自分の想いを大事にしていく。
女の子の微細なキモチを、ちょっとした出来事、仕草で汲み上げている。

台詞が良いんだな。
仁菜子が、蓮に「誰かが自分のためにしてくれたことは、どんな物でも、どんな事でも嬉しいよ」 そうだよね。
「好きが『積もった』」 積もってく、積もってくよねー。
「蓮くんがふたりいればいいのに」 片恋の女の子は、特に相手に彼女がいる子はそー思うもの。
「好きってさ、こんなに単純な感情なのに、どうして恋になるととたんに難しくなるんだろうね」 まったくだ。相手がいるからね。
さゆりの「(恋愛は)ふたりで手を繋いで一緒に進まなくっちゃ、どっちかだけに負担がかかり過ぎちゃ、うまく進めないもん」 今更ながら、自己反省もした台詞。

もっと大樹が絡んでくるんだと思った。そこを安堂にさらりと切り替えてきた。
でも、高校生の頃の恋ってそんなものだったなと憶い返してみた。
そのあたり、仁菜子って偉い。ってか、しつこい?

仁菜子に惚れた安堂に、蓮が渡した飲み物が「青汁ザリガニ味」に笑った。

本気の安堂の目はわりと好き。性格はうざい……と思ってたんだけど、5巻から「可愛いじゃないか」と思ってしまった自分自重。
作者に愛されてるなー、安堂。

麻由香のことはうまく作者が逃がした感がある。

この作品で、しかもこの齢で、今更ながら学んだこと。
恋愛していても、努力は必要だということ。当たり前のことだけど、めちゃ身に沁みた。

あと、後悔しちゃうことも。
連載物の少女漫画には、もう手を出さない方が良いんじゃないか?>自分。
続きが気になって仕方ない。くー><
                         2009/5/18、5/19UP

《こんなふうにおススメ》
ザ・少女漫画なんですが、しかも描かれていることもよくあるケースなのですが、この新しい感じは、なんでしょうかね?
おススメ。

6巻/
蓮が彼女と別れたのが学校で一気に広まる。仁菜子は傷心なはず、と、バレンタインデーにもチョコをあげなかった。
猫は“社長”に昇格。
二年生になる。仁菜子は蓮と同じクラスになれて…。安堂の元カノも入学してきて。

短篇。「カラーレス・ドリーマー」
小脇玲奈19歳、フリーター。プロ志望のギタリストで同棲中の悠の負担を減らしたいが、妄想癖と頭の悪さですぐにバイトをクビになってしまう。支えるどころか負担を増やしてしまうのだ。

部長と呼ばれても相手にしない社長可愛い。
安堂もさゆりもつかさも同じクラスで、お約束。大樹だけ別クラス。

繋ぎの巻でしたね。
だからか、ファンからは評判の悪い巻。
まあ、確かに面白みに欠けるけど、次巻に期待ってことで。
                         2009/7/13、7/14UP

7〜8巻/
7巻。新しいクラスで鎌倉遠足。仁菜子は蓮と同じ班に。ビミョウな“友だち”という距離。
さゆりと裕。そして大樹への誤解。上原さゆりと寺田裕太郎の番外編も。
8巻。恋愛対象外の位地で満足できなくなった仁菜子。蓮の彼女になりたいと思う。
蓮は安堂に宣戦布告。安堂の元カノも動き出す。その言葉で仁菜子は蓮を諦めることに決める。

流れていく構図が上手いんだなー。今更気づく。シーン演出もなかなか。この二点が作品を光らせてる。握った手のとこハートで囲むとか、うーむ。
大人になったからといっていろいろ上手くできる訳じゃない。いろんな人の想いとか余計に考えちゃって雁字搦めになるのは同じ。要は自分がどうしたいかだけなんだよね。
がっちゃん、好きです。裕の気持ちは切ない。
1/4の作家さんの願いあれこれに共感。
                         2010/3/15、3/17UP

9巻/
体育祭。安堂の元カノ真央の本心。蓮の決意と安堂の焦り。まさかのハプニング。

団長、頑張れ。
そして、自分の気持ち。自分が大切にしないで誰が大切にするんだってこと、ほんとに同感。
がっちゃん、笑った。安堂、実は良い男なんだよなー。応援。←どこまで感情移入。
                         2010/8/26、8/31UP

10巻/
安堂が登校。蓮と仁菜子の現状を知り……。仁菜子は気づく。三好学(がっちゃん)の番外編も。

王道な少女漫画だったなー。楽しかった。
作者のコラムが入るのも昔ながらのスタイルで癒された。うん、読者とのコミュニケーションってこういうところにあったよね。

「好きな人が、自分を好きでいてくれる世界」……幸せだよね。
少女漫画を最後まで楽しませてくれた。作者さんに感謝。
                         2010/12/27、2011/1/01UP


タグ:咲坂伊緒
posted by zakuro at 21:47| Comment(2) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年を迎えて

新年明けましておめでとうございます。

旧年中はお世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。

昨年は……。後半、ぼろぼろでした。
忙しかったとは言いたくないけど、分刻みで思考せずに動いていた時期も。
それでも移動中とか頑張って読んだけど、思ったより進まなかったなー。

そして、引越しやら、仕事のあれこれだけでなく、年末に愛機のMacさんがお逝きなったことも大きかった。
ありがたいことに、親友のだんな様がWindowsを貸してくださって、初Windowsを使うことになったのですが、これはこれで楽しいものですね。Windowsへの怖さがなくなりました。
すっかり仲良しになっています。

しかし。
これほどまでに、WindowsとMacを使うことでの思考する脳の場所が違うとは思いませんでした。
Macは右脳、Windowsは左脳が活発になる気がします。
友人の作家をはじめアーティスティックな文章を書く人はMac派が多く、ビジネス系ライターとか難い文章の作家はWindowsが多いのも納得(zakuro周辺ミニマムマーケティングにおいて)。

そんなわけで、読んでもupする気が起きなかったのですが、年明けだし、コスヨメも乗り遅れてショックだったし、進まなくちゃ始まらんので、再スタート切ります。
早くHDDも救出したいです。感想いっぱい入っているので。

まあ、以前のような更新のペースはなかなか難しいかもしれませんが、頑張っていきます。
どうかよろしくお願いいたします。

【追記】

年間集計出ました。

【2010年UP数】

 2010年の読書数不明(愛機故障でHDD取り出せず)
 UP数
    ■ 少年青年系    73作品/450冊 累計:197作品/1536冊
    ■ 少女レディース系 28作品/263冊 累計:177作品/1336冊
    ■ BL系      157作品/217冊 累計:622作品/937冊
           ___________________________
            年間合計  258作品/930冊
                     累計 996作品/3,809冊

UP数のみの数字です。258作品/930冊。

読んだけどHDDに入っている感想が約200冊くらいにはなると思うので、読書数は1,100冊くらいかな。
昨年は読書数1,360冊で、UP数465作品/1,679冊。(UPの方が多いのはストック分から)

後半ぐだぐだだったわりには頑張ったのかも。
今年も仕事がタイトなのと、時間のかかるやりたいことがあるのでどこまでやれるかわかりませんが、ともかく頑張ってみます。


posted by zakuro at 20:49| Comment(0) | 今月の戯れ言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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