2011年04月23日

黎明のアルカナ 06巻まで

【黎明のアルカナ】 06巻まで  /藤間 麗

小さな島の二つの国、北にセナン、南にベルクート。この200年、内戦が絶えない。この島には身分制度があり、黒髪は王侯貴族の証で、色の髪は平民、動物の耳や尾を持つ者は亜人と呼ばれて蔑まれ奴隷や戦士として働かされていた。互いの国は休戦を望むと、和平と名ばかりの政略結婚の婚儀を繰り返している。
貧しい国セナンの第一王女ナカバは、王女のステーシャが駆け落ちして生まれた娘で赤い髪を持つ。人質として嫁がされたのはベルクートの第二王子シーザの元だった。従者は犬の耳を持つ忠実な亜人ロキただひとり。
ベルクートの国王は、ナカバの母が隠れ住んでいたロキの村を滅ぼした張本人。それは、時空を超えて過去から未来を視る力“刻のアルカナ”を持つ種族を畏れていたからで、ナカバはその力を持つ末裔の生き残りだった。
人質としていつ命がなくなるのかわからない不安を抱えながらも凛と生きるナカバに、最初は赤毛をバカにしてモノ扱いだったシーザが惹かれていく。幼い時からナカバだけを守ってきたロキにも野望がありふたりの関係が変化し始めるのを許せない。
国を継ぐ予定の兄王子カイルの婚約ルイスはシーザーの元恋人で、王は企みがあり……それぞれの思惑が絡まっていく。

Cheese!
面白いとちまたで噂の作品で気になっていた。

一見冒険ファンタジーに見えるのだが、ナカバ、シーザ、ロキの微妙な三角関係にじれじれするのを楽しむ恋愛作品。その三人の心の変化を盛り上げながら事件が起きていく。
姫を巡ってのイケメン男、その三角関係はやっぱ少女漫画の王道でしょう。
ヴァンパイア騎士」に通じるモノがある。

それぞれのキャラは格好いいし可愛い。絵も好き。
シーザの、実は“隠れ甘えた”が可愛い。
キスシーンがとにかく色っぽい。ドキドキする。
                         2009/12/11

《こんなふうにおススメ》
絵は今風でファンタジーが強いのかと思いきや……少女漫画の王道。
少女漫画好きにはかなりオススメ。しばらくすると、もっと話題になるはず。
                         2009/12/13UP

3巻/
ナカバのために騎士の身分が役立つとロキを軍の兵に任命したシーザ。
ナカバは国王に赤髪を染めるよう詰め寄られ…。泣くナカバを見て自責し自らも髪を切り落とすシーザ、ナカバも染まった部分の黒髪を切る。
シーザへの恋心を自覚するナカバは明るくなる。髪の件で謹慎のナカバは脱走、その途中でぶつかった少年はベルクートの同盟国リトアネルの第五王子アキール。ナカバが「刻のアルカナ」を持っていることを知られてしまう。刻を越える時、赤眼になるのだ。自分の国に来いと言うアキール。レキナ(鉱石)の秘密とは?

ナカバの母ステーシャは、セナンではなくベルクートに殺されたんだね。
上手いなー。面白さは加速。じれじれな恋心にはまる。まとめ読み推奨。
                         2010/3/21、4/4UP

4〜6/
4巻。城から出る理由として、シーザは新婚旅行を計画。ナカバはベリナスの妹レミリアが刺される未来を視てしまう。
5巻。亜人の村。シーザたちは長に逃げるよう伝えるが。攻め入るのは第一王子のカイン。
6巻。ナカバはレミリアを助けようとして。その代償。運命の歯車が狂う。
シーザ一行はセナンに向かう。セナンの王位継承者、アデル。

やばい、シーザがかなりツボになってきた。
レミリアが心配すぎて止まらなかった。

まとめ読みできてホント良かった。この作品、楽しいなぁ〜。そしてしっかり考えさせてもくれる。こういう少女マンガ大好きだよ。
ラブロマンスありの壮大なファンタジー。わくわくする。
シーザはどんな王になっていくんだろう。
薬師アルジャン」にも似た構成。内容はまったく違う。

楽しい、面白いー。絶対オススメ。
5巻と6巻の学園アルカナの俺様シーザに爆笑した。
長、好きです。
                         2011/4/20、4/23UP

【コミックセット】


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タグ:藤間麗
posted by zakuro at 14:33| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月17日

嬢王 (完) 全12巻

【嬢王】 全12巻  /紅林 直(原作/倉科 遼)

工場経営の父と優しい母に大切に育てられた藤崎彩は、20歳の真面目で内気な大学生。
幸せな日々の中、父の工場が倒産し、その借金を肩代わりすることを決意。倒れた父が意識を取り戻すのを期待し、また家族がひとつになることを夢見て、親友の純(静香)の誘いで六本木のキャパ嬢になる。

大手芸能プロダクションの妾の子、西崎達也は父から借金してキャバクラ「ピアニッシモ」を成功させる。そして更なる投資を得て、伝説のキャバクラ「レジェンド」を立ち上げ、1年かけてQ-1、キャパ嬢トップの嬢王を決めるレースを開幕させる。
嬢王の賞金は1億円。彩も参戦。歌舞伎町、銀座、北新地、それぞれのトップたちと競うこととなる。

ビジネスジャンプ。ドラマにもなる。
女性が成功していくプロセスの作品を読みたくなって手を出す。

でも、ところどころに男目線の妄想ファンタジー。
営業しなくてもNo.1になっていくいまだ処女で純粋な彩は、まさに男のマドンナ理想型。納得。
「純粋で汚れていなくて清楚、ちょっと不幸な環境だから手を差し伸べないとならなくて、自分を大事にしてくれながらも多くからモテる女性」
んなの、いるかーっ!とツッコミ満載。まさに漫画的。
他の女性たちの絡みはかなりえぐいのに。
この聖母マリアが男の理想なんだろうな。こういう話でもその夢は壊しちゃいけないんだな。鉄則なんだ〜。そんな漫画的な構成と話の作り方に別な意味で感心した。
毎回のセクシーサービスシーンもこの手の作品にはお約束。

逆に達也の存在が思いの外面白く、そちらとしては楽しく読めた。このバランスには感嘆。
彩の、人を信じて正面から向き合う姿勢には共感。
この作品に物足りなさを感じ、つい「女帝」に手を出す。そちらは読み応えアリ。お水系もの、読みだしそう。
続きとして「嬢王 Virgin」がある。

感動した台詞も多い。
大衆に食べさせて貰っているのに、大衆をバカにしている。
人と人はぶつかる生き物。
美味しいもの食べられたら運が良い。
運は人が運んでくるから運と呼ぶ。人が人を呼び運を運ぶ。
「言葉に差はあっても、本質に差はない。嘘と配慮。乗っ取りと合併。侵略と民主化。恋愛と束縛」まさに。
「出来ることしか人は出来ない。だから出来ることを一生懸命にやる。そのうち人が助けてくれる。夢が近づいてくる。」そうだよなー。
                         2011/4/15

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posted by zakuro at 19:45| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月16日

く【紅林直】

【紅林 直】 くればやし なお

嬢王
タグ:紅林直
posted by zakuro at 19:32| Comment(0) | 作家別【か行】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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