2012年01月31日

た【高野真之】

【高野 真之】 たかの まさゆき

BLOOD ALONE
ラベル:高野真之
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2012年01月30日

少年メイド 04巻まで

【少年メイド】 04巻まで  /乙橘

小宮千尋は母子家庭で育つ。いつも仕事で母不在の家で一切の家事を引き受けていたため、特に掃除にこだわるキレイ好きになってしまう。
だが小学生の身の上で、働き過ぎた母を喪う。迎えに来たのは、金持ちの実家だった母の弟で、舞台衣装デザイナーの鷹取円だった。身寄りがいないと聞かされていた千尋は、母が勘当の上で自由を手に入れていたことを知る。
「働かざるもの食うべからず」母の遺言でもあり、千尋は家事一切がダメな円の家で、三食おやつ付き住み込み個室付き学費免除のハウスメイドとして、働きながら生活することを受け入れる。

絵が好きなので読み出したら……しまった。やばい。
めちゃ面白いではないかっ!

これくらい、ジャンルに迷った作品はない。
レディースでも楽しいし、BL好きな人も好きだろう。少年系でもいけるかも(エンターブレイン出版)。
このB's Logというのは、「乙女のための」雑誌らしいのだが……BLも軽ーく入っている気がする。腐っていないんだけど、匂ってくるっていうか。それだけ市場規模に影響されているんだろうなー。

作品としては、楽しくわくわくする。テンポもいい。
ツン気味の千尋がかわいいんだよね。
しっかりしてて、でも脆いところもあって、健気なのだ。
その千尋がメイド姿はもちろんのこと、猫パジャマなどコスプレ三昧。
円もカッコいいし、しかも仕事以外出来ない、超ヘタレ(お菓子づくりのみ得意)。
一般的に美味しすぎる設定なのだ。

ショタや、これだけ今風の萌えを揃えているのに、なんで記号的に見えないんだろう? 不思議〜。
設定も当たり前というか、やり尽くされている話なんだよね。親が決めた許婿に悩む美耶子とか。でも、イヤじゃない。あーあ、とは思わない。
しかもショタもの大っ嫌いなのに(まあ、これは普通の漫画なんだけど)。なんでだ?
狙っているというより、作者の楽しさが滲むからなのかな?
ここらへんが、正直、目ウロコだった。

一人でいても、コスプレする千尋に笑った。

仔犬に甘えられて逃げる円が、「今はそんなに小さくかわいいふりをしているが、あっという間に大きくなって人を襲うんだぞ」と、初対面の千尋に愚痴る台詞は、もしかしたら伏線なのかも。

「一家に一人、千尋が欲しい」と言われた作品。
私も欲しいよっ。

この後も読み続けたい。
                         2009/3/23

《こんなふうにおススメ》
メイド、執事もの、最近ホントに多いですよね。
読むのもそれ、多くなって、偏っているのは自覚中ですが……。
その中でもこれ、面白いです。
男性にもおススメ。

2巻/
猫アレルギーの癖に、つい猫を拾ってしまう円。(猫に)「呼ばれたら行かないと」と千尋に言う。現実主義だった千尋も、つい捨て犬を連れてきてしまう。それを誰にも言えなくて。円はまだ千尋が無理をしているのかと心配するが、千尋のクラスメイトの日野祐司に「千尋は甘えられている」と教えられる。
モノを捨てられない円と千尋のバトル。大事なものの主観は違う。
円が衣装を作っているアイドルグループの竜児が押し掛けてくる。

待っていました、この新刊。
目の前に積読が多いにも関わらず……。手にしてしまった。
普段の私なら、NGばかりの設定なのに、なぜかこの作品だけは何でもあり。好きで仕方ない。それが一番の謎。

千尋、可愛過ぎ、反則。
1巻の時に比べて、しっかりとした「お話」になってきている。最初は設定説明が先になるものね、それはそれで楽しかった。
それが円と千尋のお互いの理解がだんだんと深まるお話になってきて、読み応えも出てきた。

とにかく楽しい。絵もキレイだし、読みやすいし、新刊を一年弱待つのは辛すぎる。
                         2009/6/17、6/19UP

3〜4巻/
3巻。捻挫した千尋。円も美耶子も張り切るが千尋は必要とされていないようで寂しい。竜児の料理特訓。円の誕生日。授業参観。くろまめ。
4巻。クリスマスプレゼントは欲しかった掃除機!年末大掃除。別荘で年越し。マダムデート。バレンタイン。有頂天BOYSの番外編も。

美耶子の家に行ってもメイド服に笑った。
祖母の着物姿には言いたい、帯揚が振り袖仕様になってますよー。

そうか、内容じゃないんだ、この作品の楽しさ。構成と見せ方が上手い。そして。ちーちゃんがひたすら可愛いだけでよい。そんな作品。
落書きが得意な作家さんなんだろーな。ちょっとしたところがともかく可愛い。
桂一郎さんの4コマがツボ。
それにしても、自分的にも千尋の掃除マニアな血液を点滴したい。
                         2011/3/15、2012/1/30UP


ラベル:乙橘
posted by zakuro at 01:05| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月28日

あめのちはれ 05巻まで

【あめのちはれ】 05巻まで  /びっけ

山野井菜月は、私立の名門校、雨谷学園(あまがい)の高校一年になる。男子校と女子校は隣接しているが、普段は行き来出来ない。
入学式の日、葉月はうっかり携帯電話を無くし、学校に引き返す羽目に。折悪しく雨も降り始め、葉月は校舎を探検してから帰ることにした。
同じ目的の、ハーフの如月冬馬(とうま)と話しているところに落雷、気づくとふたりは女性の身体になっていた。廊下に飛び出すと同じ現象が、ムードメーカーの左近司円(さこんじまどか)と、小柄で熱血漢の五郎丸淳太(ごろうまるじゅんた)にも起きていて…。その後に知り合う、人付き合いの悪い真城悠介(まきゆうすけ)を含めて五人は、まとまった雨が降ると、女性の身体に12時間変化してしまうようになる。
五人の学園ファンタジー。

B's LOG。
うーむ、そうきたか。大好きな作家さんの新刊。
でもできれば、この作品を最初に読むのではなく他の作品から入った方が、びっけワールドには近いかも。

この作家さんには珍しく(もしや初めて?)日本が舞台。
割とノリで考えそうな安易設定なのに、この惹き込み方はさすが作家さんの力量。この話だからこそ、“見せられる”ことも多くて、なるほど考えたなー。
こんなとんでも事情をあっさりと受け入れてしまうみんなに、ちょっとどうかとは思うぞ? 女子の間は女子校に通うにしても、みんな柔軟すぎるのに笑った。

円のように葉月は名前を変える必要はなかったのでは? (追記…これはこの後の展開で必要でした……)
1巻でかなり伏線振りまくり。どこまで面白くなるか今後に期待。
                         2009/8/19、8/27UP

《こんなふうにおススメ》
とにかく世界観が好き。

2巻/
葉月は月子として明日美と試写会に出かけるが映画の途中で男に戻ってしまう。慌ててトイレに駆け込み難を越えるが、月子の従兄として明日美に詫びる。明日美は葉月との入学式の出会いを覚えていた。
寮生歓迎会。寮長の北条琢磨は明日美の兄。
部活を決める。仮入部の後に雨が降り、翌日は女子校に。
月子として葉月は明日美と喫茶店に。そして弟の夏輝が葉月を訪ねてくる。

こんなういういもあるのかー。
最近知ったんだけど(遅いっ)TS(性転換)モノってジャンルとして確立されているんですね。すごい。そしてそれを楽しいと思うなんて!
桜子や周辺も絡んできて展開も楽しみ。
                         2010/3/22、3/25UP

3巻/
女生徒姿の時に、葉月の双子の弟夏輝が訪ねてくる。月子の姿の葉月は、明日美を助けようとして怪我をし、明日美の兄で寮長の琢磨におんぶしてもらう。
GW前に約束がそれぞれに飛び交う。

すでにかなり好き。
転換ものって余計な煽りというか、ファンタジー色濃くって好きじゃなかったんだけど、男女の違いへの戸惑いや、違いへの発見が丁寧に描かれていて好感。面白い。好きな作家さんというのもあるけど。

欲を言えば、葉月の夏輝への葛藤はあんなに簡単に吐露してほしくなかったな。も少しぐるぐるしてからだと良かったのに。
恋愛の展開は楽しみ。葉月と明日美。寮長と月子。どうなる?
パンツ握りしめている真城に笑った。
                         2010/6/30、7/01UP

4〜5巻/
4巻。女子時の円、中等部の女生徒からラブレターを貰う。武都(むつ)桜子の恋。葉月は明日美のフリマを手伝う。月子は明日美の家でピアノを弾く寮長に会う。真城は地元から兄の許嫁が来るが、あいにく女子の姿で。
5巻。真城の元カノで、兄の許嫁の涼子。彼女を傷つけた真城。五郎丸は、武都と親しくなるにつれ、淳子である自分に嫉妬する。自分たちの体質に疑問を持って、5人は雨谷学園の過去を調べ出す。

女の子ヴァージョンに慣れてきた男子たち。順応早すぎ。
この2巻にわたって、テーマは嫉妬。いろんな形の嫉妬心が行き交う。

他のTSモノを読んだことがないからよくわからないけど、小ネタ的なところとろころが楽しい。
正直、こんなに面白いと思わなかった。
ホント、女の子、大変です。男子に読んでほしいよ。
                         2011/10/20、2012/1/28UP



ラベル:びっけ
posted by zakuro at 00:18| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月27日

今日、恋をはじめます 12巻まで

【今日、恋をはじめます】 12巻まで  /水波 風南

日比野つばきは、地味な「昭和女」とあだ名される少女。すべり止め高校の入学式で、新入生代表になった椿京汰に賭の対象にされる。地味で真面目な女を落とせるか。頭が良くてカッコいい京汰は全校女子の憧れの的。しかし、女遊びが過ぎて最低の、性格も曲がった男だった。
京汰の見た目に惚れた、妹のさくらまで参戦して。
遊びでちょっかい出していたつばきの反応は、今まで知ってきた女子とはまるで違い…。京汰は変わっていく。
つばきと京汰の恋の行方。

Sho-comi。

いやー、この作家さん、苦手です。手をつけたら読まないとダメなルールが今回はホントにきつかった。
1巻で挫折しかけたのは珍しい。

絵がとてもキレイで上手いので手にしちゃう。コマ割や絵的な構成もいい。でも、ストーリーとキャラに矛盾と破綻があるんだよね。すごく残念。だけど、それでも良いと感じるファンの方々にははまると思う。
これ読んだりすると「君に届け」や「僕等がいた」がよくよく考えられた作品と感じてしまう。
特に主人公に共感できないのが残念なところ。たまに「お、可愛いじゃん」と思っても、すぐにうざくなってのめり込めない。

体育祭は、あんなプロットよく通りましたねって感じ。つばきって正直な素直な子なんでしょ? だったら自分のために彼氏が勝負をズルするって、土壇場とかで、きっと許さないと思うんだよね。いつ、転換するのか待っていたのにまさかのスルー。完全に整合性が無く、ブレてしまっている。
菊月登場にしては、空気の読めなさ過ぎに「こいつ、お勉強だけのバカなの?」
サブキャラにも共感できる子がいない。

お話も、ちょっと面白くなってきても、すぐにグダグダになる。応用が利かないのかな?
それらのマイナスを、絵が上手いからそこで補っている。ホントに残念。
京汰、カッコいいよねーと二次元に憧れて、現実なんてどーでも良いって読者には、良いのかなー。
ボロボロな感想ですみません。ブログでは良いところ褒めるが信条なんですが…。

この作家さん、原作付きの作品だったら、名作生まれそう。それから、良い編集さんに出会ってほしいかも。
酷いこと言い過ぎですね。ごめんなさい。
あ−、「蜜×蜜ドロップス」でもがっかりしてましたね。ホントすみません。
                         2012/1/24、1/27UP

《こんなふうにおススメ》
絵、可愛いです。

【コミックセット】


【コミックス】

ラベル:水波風南
posted by zakuro at 03:03| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月23日

友達100人できるかな (完) 全05巻

【友達100人できるかな】 全05巻  /とよ田 みのる

時は2009年。小学校教諭の柏直行は、直に妻サチとの間に子どもが産まれる36歳。妻のつわりが酷くて早期入院した日、地球侵略に宇宙人がやってくる。宇宙の規約では、愛を持つ種族は侵攻できない。その検体として選ばれてしまった直行は、自分が子どもの頃育った1980年の東京下町に飛ばされる。大江戸第二小学校の三年生の小学生として、地球存続のために愛の存在を立証しなければならない。それは小学校を卒業するまでに、友達を100人作るミッション。出来なかったら地球滅亡。
直行にコンタクトした科学者の宇宙人は、道明寺さくらという名の同級生として、直行のデータを取ることに。リピートしたのは直行だけではない。本来は37歳の椎名ユカリ、36歳井森湯治も。
かつての自分の場所で、直行はミッションを遂行できるのか。

アフタヌーン。
こすヨメ」で話題になっていた作品。ずっと読みたかった。
漫画読みの選ぶ作品はほんとに興味深い。自分ひとりじゃ探せなかった。これもオススメの類を裏切らずに没頭。

イラストチックなわかりやすい絵も魅力があるし、ありそうで思いつかなかった話の着眼点にも惹かれるけど、何しろ出てくるキャラクターが皆愛おしくなる。直行の教師柄がうざいのも素晴らしい。

読み進めると気づくが、作品テーマは、ミッション完遂よりも子ども時代の忘れていた記憶と感性の再確認だ。
大人になってすっかり忘れてしまった夢を見る心や、括りのない子どもの視線、後先考えない冒険、それらが溢れていて、懐かしい。
私の夢ってなんだったかな。

震災以降、いろいろ考える。とくに身の丈を。自分の出来ることしか出来ないし、何より「みんなのために」ではなく、「大事な人のために」が、「広がっていく」のだということに。
ここで語られる愛は4つ。「無償の愛 アガペ」「男女間の愛 エロス」「友愛 フィロス」「家族愛 ストルゲ」。このどれもを満喫し充実して死ねたら良いのに。

横チンの読んでいる本は、全部読みたい、読み直したい。
井森湯治の銭湯は、江戸川の春江湯。行きたい。

子ども同士のツッコミどころに笑った。なんでこんなの描けるんだろう。子どもを尊重できる、そんな作品。
親になる人に読んで欲しい。これから父親になるという直行の設定もそこにある気がしている。

読後感は、充足する。心が温かくなる。泣けた。そして友達に優しくしたくなる。
この作家さん、応援。
                         2011/8/10

《こんなふうにおススメ》
人を信じたくなる作品です。

【コミックセット】


【コミックス】

ラベル:とよ田みのる
posted by zakuro at 11:10| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

と【とよ田みのる】

【とよ田 みのる】 とよだ みのる

友達100人できるかな
ラベル:とよ田みのる
posted by zakuro at 10:14| Comment(0) | 作家別【た行】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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