2008年10月10日

テニスの王子様(完) 全42巻

【テニスの王子様】 全42巻  /許斐 剛

中学一年の天才テニス少年、越前リョーマを中心とした、中学テニス界の話。スポーツもの。
サムライ南次郎と呼ばれた天才の父に仕込まれたリョーマが、名門青春学園テニス部に入部、チームでレギュラーを獲得するまでと、各校の強豪たちと戦う姿を描く。

通称、テニプリ。週刊少年ジャンプの看板にもなる人気を博す。
その人気ぶりはアニメから、ミュージカルまで広がりをみせることになる。

1〜34/
シーンの切れが良い。線もキレイだし、話運びのタイミングも良く読ませる。
面白いんだけど、出てくる人たちが天才すぎて……。キリキリと展開を引っ張る感覚は、すごい! の一言に尽きるんだけど、それを打破していく手法が、キャラの潜在的な天才能力っていうのは……それってあり?マジシャンプレイも、超常現象も見てて楽しいけど。
こんなに大人な中学生、いないよ! っていう。大学生でもいないくらいな、大人ぶり。同じ展開の繰り返しで、読者に飽きられないもんかなあ?
作者は、個人の内面を描くのは得意じゃなさそう。
                         2008/1/2

35〜39/
まずやはり絵がうまいし、レイアウトやカットがよく出来ている。その繊細だけど力強さが、引き込んでくるポイントだと思う。
ご都合主義は相変わらず。内容よりも美男子を愛でる漫画になってしまうのはそこなのかも。
同じ展開だとさすがに飽きる。技のネーミングも最初の頃はそれなりに面白かったんだけどなあ。突っ込みどころ満載。
球を受けて客席まで何度もぶっ飛ばされても良いんですけどね、内容もコメディでも良いんだけど、下らなすぎるくらいになってきたなー。そうか!少林テニスと名打てば良いのか。
焼き肉で熱くなる話は好き。キャラは試合中によく喋り倒すし、大昔のスポーツ漫画をまんま踏襲している。その点では、『おお振り』などはもっと未来に向かっている。
                         2008/4/23

40/
手塚と真田の勝負から。リョーマは軽井沢で特訓の後、記憶喪失に。なんともはや、いろんな設定を思いつくな(褒めてない)。サブタイトルはテニスを忘れた王子様だが、本編には設定のみ。
ファンは「方向性を見失っている」と離れ気味だが、ほんとにいいのか、このままで。
                         2008/5/19

《こんな人におススメ》美少年を愛でたい。破天荒なスーパープレイを楽しみたい。
《こんなふうにおススメ》まとめて一気読みが良いです。

                         2008/7/17UP

41〜42巻/
ラスト。42巻で完結。
41巻は不二の試合。イリュージョンな手塚との試合は見せ場のひとつ。記憶喪失のリョーマに桃城の涙の特訓。そしてライバルたちがリョーマの記憶を取り戻させる。菊丸と大石のダブルス。
42巻は記憶を取り戻したリョーマと、神の子、幸村精一の試合。戦った相手の技を身につけたリョーマはどう戦うのか。
読者が一番見たかったであろう手塚VSリョーマの話は、ラストの後の小説に少し。

いろんな漫画を読んで来て、つくづく思う。なんて繊細な絵のうまい作者だろう。
奇想天外なものでなく、この絵でストーリーものが読みたい。

この作品に関しては想定内のラストだったなー。
作品として全体的には面白かったので感謝です。
                         2008/10/09

続編は「新テニスの王子様

絵を並べると圧巻ですね。やっぱり線がキレイだし、かっこいい。女子が騒ぐのはわかる。

タグ:許斐剛
posted by zakuro at 15:07| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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