2008年07月18日

アツイヒビ

【アツイヒビ】 全01巻  /緑川 ゆき

短篇集。
素晴らしい。秀逸。キャラが繋がっていく。

・川に落とした生徒手帳を拾う優等生。そこには殺人計画が書かれていて。
・机にあった花の落書き。それを描いた人を見つける。傷ついた池田は「壊れないもの」を信じたいが、信じられない。それを一途に思う後輩の女生徒。
・そしてラストの話は、この一連とは別話の事件もの。

うまいなあ。短篇がこんなにうまい漫画家って素晴らしい。短篇こそ実力がわかる気がする。
なぜか旅情を感じさせる、深みのある情緒感がある。
この作者はちょっとだけ目線をずらして、もう一度そこを眺めるんだと思う。それが心地よい。
表題の殺人計画の話は、どんでん返しが爽快で、一歩深い。
「花の跡」は秀逸。こんな作品に出会いたい。人の奥底に眠る柔らかいものを見つける感じ。
世界には多くのドラマがある。それに気づいて生きていくか、知らないかでは人生がまったく変わる。
                         2008/3/12

《こんなふうにおススメ》
短篇作品がこんなに面白いものだと思わなかった、そんな目からウロコの作品でした。



ラベル:緑川ゆき
posted by zakuro at 12:15| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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