2008年07月18日

あかく咲く声(完) 全03巻

【あかく咲く声】 全03巻  /緑川 ゆき

辛島は不思議な噂のある少年。無口で、だけどたまに笑うこともある……国府佐和はそんな彼が気になって仕方なかった。
そして彼を追っていくうちに、彼の不思議な声の秘密、警察の特殊部隊に所属し、辛島の協力を得ている川口誠示らと知り合う。
そこに謎の同級生、坂本も加わり。中学三年の彼らから高校生になって……。

2巻収録の短篇では、
・作者のデビュー作の「花泥棒」。精神的なものから花を食べてしまう癖のある少年の話。
・苦手なコーヒーを飲むと異常なくらいの運動神経の持ち主になる話。

初コミックス作品。
変形コマの使い方が上手い。生きている。何もかもが上手い、琴線に触れてくる。
デビュー作なんて信じられない。だからこそ連載になったのだろうけど。ついていきます。
1話めの、学校から辛島が消えて、犯人の占拠するビルに入るくだりが少し違和感がある。
警察のジャンパーに名前は入れていいものなのか?と思ったけど、これも伏線だったのか?(いや、違うだろ)
ここまで上手く描かれるとそんな重箱をつついてみたくなる……が、それすらどうでも良いんだけど。
まず五感や感情、そういうものをとても大事にしている作家であることがわかる。必要とされる大事さをわかっている人だ。
                         2008/7/12

《こんなふうにおススメ》
夏目友人帳』の欠片がすでにありますよね。この作家さんが知られていくのが嬉しいです。



ラベル:緑川ゆき
posted by zakuro at 12:27| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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