2012年03月29日

おとめ妖怪ざくろ 06巻まで

【おとめ妖怪ざくろ】 06巻まで  /星野 リリィ

異世界の明治。そこは人間と妖怪が共存する世界。
新憲法によって妖怪の差別が廃止になったが、なかなか人の心はそれを受け入れられず。
半妖のざくろは、帝国陸軍の軍人たちと組んで、妖人省の任務として妖怪を治める仕事をすることになる。ざくろのパートナーになったのが、美男子ながらヘタレの総角(あげまき)景だった。
ざくろの仲間の薄蛍(すすきほたる)や、双子の雪洞(ぼんぼり)と鬼灯(ほおずき)。彼女たちを守る利剱(りけん)たちとの恋と冒険の物語。

星野作品にはケチはつけない主義なので、もうもう楽しい。
あえて言えば、もっと上手くなっていく予感なので、今は黙っていたい。青年誌は初めてなのだし、アクションはもっと練られても良い。←って言いながら、言ってるし。
それでも乙女チックなコスプレは可愛すぎるし、男子も格好良く今後の展開はとても楽しみ。
ああ、セカイに旅立ってしまうなあ、リリィさん。嬉しいけど。
個人的には利剱と薄蛍のカップルに超期待。

ちなみにここでの「ざくろ」は、西王母桃と書く。これ、実際は桃だよね。
伝説の神女である仙人、西王母の不老不死の桃。これで桃が神果となった。
日本に伝わって、古事記や日本書紀に出てくる。イザナミがイザナミから逃げる時に、黄泉平坂の坂上に立つこの桃を投げて阻止をして、桃太郎がどんぶらこと流れてきた桃でもある。
もちろん、これは当て字なんだけど、この字を使ってのザクロっぽい絵の図録が、江戸時代か明治ものにあった気がするんだよね。なんだっけ。調べてもわからなかった。
                         2008/6/01

UP追記> 
これ、探しました。ないんだもん。
秋葉原のまんだらけで買いましたよ。すごいですよね、まんだらけ。
最近、アキバ系を紹介するためのショウルームに使っています。新聞記者の人、面白いって言ってくれました。そりゃそうだ。あの集積はちょっと他にはないよね。

※一部、ネタバレあります! 注意!

うちのスタッフ、TCにも勧めました。BLは大っきらいな癖にリリィファン(笑)。まあ、気持ちはわかる。
勧めたきっかけ。「今なら初版が自慢できるよ?」……そこかよ。
『サクラ大戦』はまだ読んでないんですが(アニメは少しだけ)、「歌っちゃって踊っちゃって、戦うんだよ?」って言ったら、大笑いして「すぐに読む!」
別な意味でもね、なんか笑えて良いんですよ、この作品。
TC曰く「見開きの戦闘シーン、期待してます」
                         2008/7/20

2巻/
待ちに待った新刊。発売日翌日に買いに行ってしまった。
なんでこんなに星野作品が好きなのか、よくわからない。ツッコミどころも満載だし、しかも破綻しちゃってる作品も、他の作家さんに比べて多いのに……。
普段なら許せない範囲まで浸食しちゃってるのに、それでもこの作家さんが好きな自分が一番の謎。もはや愛しちゃってる。

双子の雪洞と鬼灯が活躍する巻。政府の人間が集まる夜会を狙って現れる妖人の蜘蛛。それを退治する指令を受けた総角やざくろたち。軍人たちが出入りする舞踏会にともに参加する。双子の過去や、彼女らが大事な人に執着する理由が語られる。また、総角家にお呼ばれするざくろ。

双子の話は切なかった。ドレス姿のざくろたちがかわいすぎる。この作品は、こういう萌えを楽しむ作品なんでしょう。
1巻を読んだ時の、期待感みたいなものはないけど、キャラたちがかわいくてかっこ良くて良かったねって言う……。

まだ物語の序盤で、キャラの紹介、物語設定の説明になってしまうんだけど、大きな話でこんなに期待して良いのよ、みたいな余韻まで踏み込めていない。手前の萌えで終わっちゃっているのが残念。
全体像を透かして見えるような余韻って難しいんですね〜、物語の構造を端々に見せるっていうような……。

なぜ、妖人が生まれるのかの理由、ざくろの母は見つかるのか? 総角とざくろ、薄蛍と利剱、双子たち、それぞれの恋の行方、妖怪と人間は仲良くなれるのか、などなど、話は振ってあるんだけど、ざくろが今の仕事をする本音の心情や、登場人物の信念みたいな奥の感情まで踏み込めていないのが、イマイチ感に繋がるのかなぁ? その時その時の感情は、よく表現されているんだけど……。

ケチをつけないって言いながら、けっこうつけてみた。
まだまだ次巻以降を楽しみにしてみたい。
                         2008/9/26

《こんな人におススメ》
リリィファンは必須。可愛い女の子好きな人にも。コスプレ愛好家にも!
                         2008/10/05UP

3巻/
総角と薄蛍は街で偶然会い、行動をともにする。薄蛍はざくろと間違えられ、そのまま総角と誘拐されてしまう。
ざくろは櫛松に動くなと命令されるが、口応えして監禁される。自らの処分覚悟で利剱はざくろの牢の鍵を破って、薄蛍たちを助けにいく。
他に、双子たちのコックリさんの話も。

絵は変わらずかわいい。コスプレはね、ホントに素晴らしいですよ。大好きです。
話も萌えの巻。ざくろ、可愛すぎだし。

だけど、こんなにファンだからこそ言わせてもらいたい。
もう一歩奥行きが感じられないというか。
なんでしょうか、こじんまりしている感がある。ファンタジーだし、アクションものでもあるので、そこはガツンと力一杯大きく行って欲しい。

そして、キャラクターについても、その空気も心情も上手い作家さん。
だけど、萌え記号からもっと奥には入らないんだよね。もうちょっと! と思ってしまう。
でも。期待して待っています。
                         2009/4/25、4/28UP

4〜6巻/
4巻。半妖の秘密。お祭りで何者かに攫われたざくろ。ざくろの兄と名乗る沢鷹(おもだか)。
5巻。ざくろの母、突羽根(つくはね)の恋。ざくろの出生。
6巻。総角たちはざくろを助けに「神がかりの里」へ。乱杭は嫉妬から沢鷹を襲い、庇った百緑。

アニメにもなる。
お話、だいぶまとまってきた感じはあるのだけど、もうちょっと。ツッコミどころは満載。伏線も、伏線らしきもので中途半端で、回収もがっかり感強くて驚きはなく。何も解決してない、かき回しているだけ……。
個人的には、この作家さんのはらむ空気が好きなのだ。これは才能。絵はすでに素敵だし、これにストーリーとアクションついたら言うこと無し。ずっと待っています。
                         2012/3/19、3/29UP

【コミックセット】


【コミックス】

タグ:星野リリィ
posted by zakuro at 13:13| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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