2009年12月27日

おおきく振りかぶって 13巻まで 

【おおきく振りかぶって】 13巻まで  /ひぐち アサ

中学三年間、ダメピッチャーの烙印を押され、イジメ倒されてきた三橋廉。周囲からヒイキでエースと言われ続け、それを信じ込んでしまっていたのだ。
祖父の経営の学園を自ら出て、公立高校に入学。
その三橋の特性と才能に、いち早く気づいたキャッチャーの阿部隆也。三橋をホントのエースにしようと心に誓う。
元軟式野球部だった県立高校野球部、一年生部員だけの仲間たちと甲子園を目指す。

純粋な野球漫画でここまでのめり込めたのは、かつてない。秀逸。
どれだけ野球が緻密なスポーツかがわかる。このところ、超人的な、「だって漫画だから〜」と言い訳してしまうようなスポーツ漫画に食傷していた。漫画であっても、リアルさは欲しいよ。
野球を知らなくても、野球に興味が湧いてくるという、エンタテイメントのお手本のよう。
最近の女性作家はほんとに素晴らしいですね。
                         2007/9

10巻/
夏大会三回戦、埼玉高校との試合。
私の目の黒いうちに、三橋たちは卒業できるのか?
途中で終わって欲しくないな、ドカベン並みに頑張って欲しい。

ひぐちアサさんは、挫折した人を描くのがうまい。
そうなんだよね、俗にいう成功者って世の中では一握りもいない。甲子園でも勝って残るのは、一校だけ。ほとんどが、泣く。そこの人たちを、そのままにしないで描いてくれるのは、ほんとに嬉しい。
読んでるのは辛くなるときもあるけど、ちゃんとスポットあててくれないと意味がないから。

あまりにも面白くて、すでに連載を追ってしまっているんだけど(現在15巻め進行中)、試合しててもしてなくても面白い。考えさせられるし、エンタテイメントでもあり。
10巻も単行本で読み直し。

先取りだけど、15巻目などは、ほとんど「7つの習慣」的な考え方。成功理論として構築されたアメリカ的やり方には、たまーに反発するけど、高校時代、こんなふうに頑張ってみるのも良いかもしれない。
日本人の場合、そこでは割り切れない感情や、情緒がついてくるもので、それが民族的文化なんだけど、それ(アメリカ的サクセス手法)を追い続けすぎると、無味乾燥な人間になってしまうか、性格破綻するか、二度とそっちに目が向かないか、なんだけどね。
バランスを考えられたら、いい時期にうまく移行できて昇華させられるんだけど、振り返らないとわからないものでもある。
                         2008/6/1

《こんな人におススメ》
もちろん中・高校生。でも、ビジネスマンにはかなりおススメ。
《こんなふうにおススメ》
『マフィーの成功法則』みたいな部分、大きいんですよね。
リーダーは読んだ方が良いと思いました! マネージメントのヒント、多いですよ。
キャリアプランを立てる時にも!

                         2008/7/21UP

11巻/
西浦は4回戦、港南高校との試合。そして5回戦、美丞大狭山高校との試合がスタート。
阿部に依存していた三橋の戦い始まる。

連載を読んでいたとき、この巻から次巻にかけては不安がよぎってきつかったなぁ。

栄口って、ほんとに良いよね。1組なのにね。
泉と一緒に心の中で、三橋と会話中の花井にツッコミ入れるところは最高だった。
しのーかも良いマネージャー。
モモカンはこんなメンバーに恵まれてラッキーだったと改めて思えた。
モモカンと齢の差を気にしている花井がいじらしい。

ひぐちさんってほんとにすごい。女子更衣室の会話なんて、リアルすぎ。これもおお振りの魅力のひとつ。

連載はただいま17巻進行中。何度も言うけど、コミックス化遅過ぎ。
でも、それでも良い作品を送り出してくれるのだから良い気がしてきた。
裏表紙のサンタの話……かわいすぎる。
                         2009/2/17

12巻/
5回戦の美丞大狭山高校との試合。
一回裏、西浦の攻撃からスタート。バッター泉。西浦はすでに3点を失点。西浦は美丞に研究し尽くされていて……そこから前に進めるのか?

やっぱ、おお振りは試合ですよねっ! 面白い面白すぎるよ。
私の漫画ベスト5に入る作品です。

特にこの試合は面白かった。
「共学の、しかもチアいる学校にはぜってー負けねー」わかるよわかる。

12巻の連載時って、アニメやってたんですよね、懐かしい。

この美丞の試合は、一挙一動が祭りだった。
特に阿部フラグは早々に立っていて、ここから13巻目くらいまでの連載はほんとにドキドキでした。

現在の連載はすでに18巻分終了で、19巻目に突入。
良いんですよ〜ずっと待ってます、単行本化されるのを。←もう、諦めている。
それにしてもなんか新刊が美丞との試合で、「まだかっ!」とまた改めてびっくりしたよ。
でも、試合はまだ半分で次巻にお預け。
                         2009/6/28
                         2009/7/02UP

13巻/
美丞大狭山と西浦の五回から。呂佳の思惑。美丞の倉田との取引。それに桐青の河合は気づく。阿部の怪我。捕手は田島に。阿部への依存が顕著な三橋。これは今回の伏線。三橋は自立できるのか。西浦のピンチ。

三橋の切り替えが偉かった。
ドギドキしながら読む巻
ブラックな話が入ってくるのも、今の高校野球の期待されている姿の闇で、リアルに感じる。
アニメ2期が2010年春から始まるという。楽しみ。
                         2009/12/25

【コミックセット】


【コミックス】

ラベル:ひぐちアサ
posted by zakuro at 11:11| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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