2008年07月30日

働きマン 04巻まで

【働きマン】 04巻まで  /安野 モヨコ

編集者、松方弘子28歳。男スイッチが入ると「働きマン」になる。
松方、その周辺の人間にスポットを当てながら、仕事に対しての取り組みを描く。

働くことを通して人間を描く。それぞれの立場、考え、信念を、視点を変えて見せていく。
うまい。人間をしっかり描いて、ストーリーを丁寧に進めている。なにか特別な事件が起きたり物語があるわけではない。そこに人がいるだけだが、人を感じ人について考えさせられる。読み応えあるなぁ。肚を括った人の仕事(作者自身のこと)だ。
「仕事しかしない人生だった」と後悔して死にたいか、「仕事したなー!」と満足して死にたいか。人生を考えさせられる。

松方が、仕事し過ぎか振り返った時に、友人の言葉「鍛えた筋肉が違うだけ」に沁みた。
それと、自分のベストは尽くしたけれど、入校が間に合わなかったっていうヤツ、経験あるなぁ、そういうこと。辛かったな、などと自分と大いに重なった。
松方が仕事ができるのは、彼女が運が良いわけでも、特別な才能があるわけでもない。
ひとつひとつ目の前の仕事に向き合い、それに精一杯取り組み、自分なりに考え答えを出していく。そのしっかり向き合う姿勢が、チャンスと人との関係性(縁ともいう)を手にしていくのだ。
                         2008/2/19

《こんな人におススメ》働くことを夢みる学生さん。新卒で働きだした人。働いて社会がわかってきた30代半ばの方。
 ※松方と同年代の働く女性はあまり読まない方がいい。自分と比べて凹みます。松方の働きっぷりって三十代で管理職になったばかりの人に似てる。普通、ここまでできる人って、そんなにいませんから。でもそれを過ぎると、その時代を懐かしめるので三十代半ばの人にはおススメ。
《こんな時におススメ》仕事ってどんなものか、仕事から何を学ぶのか知りたい時。働くことに勇気を持ちたい時。




ラベル:安野モヨコ
posted by zakuro at 20:19| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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