2008年08月06日

罪に濡れたふたり(完) 全18巻

【罪に濡れたふたり】 全18巻  /北川 みゆき

失恋の傷心旅行でローマに出かけた鈴村香純。立ち入り禁止の遺跡に入り込み、日本人の青年に怒られる。その後お詫びに食事を奢り、話しているうちに売り言葉に買い言葉で言い争い、入り込んでしまった先で香純は暴漢に襲われる。助けてもらった興奮状態のまま、青年と一夜を共にする。
帰国後、幼い頃離婚して離れていた父が死んだことを母から聞かされ、葬儀で会った青年は別々に育った弟で、ローマで恋に落ちたその人だった。

近親相姦な恋愛もの。刺激的な内容と大コマで引っ張っていく。
ヒロインがバカ女過ぎてとても辛かった。ネットの感想で「ただの自己陶酔が延々と続く」に笑った。
恋とは往々にして自己勝手なものだけど。相手と酔うというより自分の思い込みに酔うって感じ? それは『僕は妹に恋をする』も同じ。シチュでドロドロさせるのではなく心情でやったら良いのに。安い昼メロみたいに見えてくる。本当の地獄って外にあるのではなく内側にあるもの。
愛し合っているから良いのよねっていう傲慢さはそれでも良いんだけど、二人の絆というよりも香純の勝手な思い込みを弟の由貴がひたすら赦していくという、そこがすでにファンタジーで心が通じ合っているとは思えないんだよな。「運命」って便利な言葉だ。
リピはしない。
この作家の描く女性陣のプロポーションの良さは羨ましい。
景色にまんま写真を使うのは反則。表紙も過激すぎて店で買うのは躊躇するかも。
                         2008/4/24

《こんな人におススメ》昼メロファンに。

UP追記>
毛色の違った作品をUPしてみました。
自ら出版関係の親友が無類の漫画好きで、毎月呆れる程漫画を買っていて……。
私がまだ漫画をまったく読んでなかった頃、「何がおススメ?」って聞いたらこれを。
3冊読んで挫折したのが5年前でした……。読み慣れていてもダメかも。
趣味が違うところが面白い仲良しなのでした。それにしても、なぜこれだったんだろう?

【文庫版】


【コミックス版】



ラベル:北川みゆき
posted by zakuro at 00:07| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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