2008年08月09日

恋愛カタログ(完) 全34巻

【恋愛カタログ】 全34巻  /永田 正実

高校生から大学生にかけての、恋愛そのものをじっくり追った恋物語。
合コンで知り合った高田修平に一目惚れをした花本実果。シャイを克服、アタックしてOKをもらう。少しづつお互いを知りながら恋を進めていく。親友カップルや、妹と弟ら家族も巻き込み、はたまたライバルも現れ……。

長いよね。ここまで引っ張る意味はなかった。
男女の恋愛は、くっつくまでにドラマがあって、同性同士だと、くっついた後にドラマがある……は真なり。
物語を動かすのに、無理矢理に困った状況を作り出さないといけないプレッシャーが読者に伝わってしまった。周辺の話を強引に絡めているのが辛くみえる。
でもそれが二次元のセカイでも、このような身近に応援できるカップルがいるってことが十代少女たちの心の支えになっているのかもしれない。

※一部、ネタバレあります! 注意!

主人公と、その相手役のキャラの影が薄い。
隆司と種の、弟と妹カップルが面白く強力なキャラクター、ういういで楽しかった。いっそのこと、一回連載を終わりにして、弟と妹カップルを主役に仕切り直せば良かったのに。

途中で脇キャラの話に、良い台詞がある。特に笹錦望のあたり(キャラもダントツ)は上手い。
しかし、その台詞だけでこれだけの巻数を費やさせるのは暴力。

絵はうまい。下くちびるの表現がかわいい。
12年の連載で、絵を変えなかったのがすごい。作者の意地と意図を感じる。他の作品は変えたけど、これは極力変わらないようにしたそうだ。

それにしても、ラストがウエディングって、少女漫画の王道なんですかねぇ……。
                         2007/12/29

《こんなふうにおススメ》
やっぱり、34巻のボリュームってあります。
いろいろ読んで感じたけれど、普通の恋愛をこんなにふつーに描けるって、やっぱすごいかもしれない。等身大の恋愛がそこにあります。そういうのって読者の支えになりますよね。
それと、主人公カップルが第01巻でつき合い始めるのに、もちろんいろんな試練(大げさだけど)はあるけど、ここまで引っ張れるってすごいことです。
時間が経ってからこそわかった、この作品の良さでした。
こういうのって一気読みより、連載を一緒に追うのが良いんでしょうね〜。でも、12年って。





ラベル:永田正実
posted by zakuro at 00:07| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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