2012年02月19日

君に届け 15巻まで

【君に届け】 15巻まで  /椎名 軽穂

貞子とあだ名される見た目が暗い黒岩爽子は、周囲が勝手に誤解して避けられている。思い込み勘違い主ではあるけれど、実は中味は超ポジティブシンキングな性格で。
そんな爽子に、クラスメイトで爽やかくんの風早翔太が、素直に感情を表に出して話してみる感覚を引き出してくれた。
爽子は少しづつ表現をしはじめ、周囲の誤解を解き始める。
矢野あやねや吉田千鶴ら、友だちも出来て。それを見守る教師の荒井一市らも。
ここまで書くと、なんか「ああ、青春!」って感じ(笑)。

CRAZY FOR YOU」でこの作家さんの作品を毛嫌いしてました、ごめんなさい。
読み切りからスタートしたせいかうまくまとまっている。読み切りから連載への移行が絶妙。微妙な恋心とか間とか心情描写はうまい。コマの使い方、表情、うまい。
暗いのじゃなく明るいのが読みたかったから嬉しい。

これがギャグテイストになると「ヤマトナデシコ七変化」になってしまうのではないか? とちょっと思った。
爽子は、まんま「おお振り」の三橋。“三橋”爽子を応援していく話。空気の「読める」"田島”風早と、恋愛していく話なのだ。

「すべては対話から」というけど、ホントに人ってちょっとの誤解でおかしくなっちゃう。ちゃんと正面切って素直に話さないと進まないんだよね。そんなことを考えさせられた。
大人はそれを器用にわかったように処理するけど、傷つかないって訳じゃない。ただ蓋をするのがうまくなっただけ。

お互いを好きなのにじりじりと時間のかけ方はうまい。少女漫画の王道。
二人がくっつくのは10巻くらいでしょうか? 「ラブ★コン」みたいに「人気があるから長く引っ張る」ようにはなってほしくないけど。
ちっちゃいおじさんの話、好き。
                         2008/6/22

7巻/
誕生日プレゼントに家族から携帯電話をもらった爽子。初詣に風早を誘う。友だちはみんなバックレて、ふたりだけの年越し。
そしてバレンタイン。爽子は風早にチョコを渡せなくて。

これ、連載で読んでたら辛いなあ、きっと。すっごいじれじれしてしまう。
「そこは行っとけ! 風早!」とかツッコミ入れちゃう自分が痛い。こういう“ういうい”を楽しめなくなった私はすっかりオトナの汚れにまみれてしまいました。
                         2008/9/03

《こんなふうにおススメ》
「今年を代表する少女漫画」なのだそうです。ランキング1位。
確かに、最近ではみられないようなジレジレした少女漫画の王道です。気持ちはわかる。
この作品は、好きです。
《こんな人におススメ》
薄汚れてない夢がまだまだいっぱいのオトナに(笑)。私、すっかり汚れちゃったんで、このジレジレ感が辛い時が(苦笑)。
                         2008/9/04UP

UP追記>
今、連載は9巻半ば。作者出産のため休載中。

8巻/
2年生に進級。荒井の手腕で(?)、仲良しはみな同じクラスになれた。
新たなクラスメイトの三浦健人登場。
自分の気持ちを自覚した二人、風早と爽子。しかし想いを伝えられずに微妙にずれはじめていく。

正直言おう。これも連載を追い出している……。いったい私はどうしたいのか……。
だって、じれじれが辛いんだもん。オトナはね、いろんなことが待てなくなるのだ(悪い意味で)。でも、連載でもじれじれは続いていて、ただ今休載中なので、この状態が解消できていない。
この巻は風早じれじれの巻。三浦健人に嫉妬する姿を楽しめる(←性悪)。

龍の「オレにはこけしにみえるけど…」に笑った。恋するとね、あばたもえくぼ。
二人の恋を見守るあやねと千鶴はほんとに良い友だち。真田龍もね。大事にしてほしい(←すごい感情移入)。

こんなだったかなー? 高校生の時って。遠すぎる昔ですっかり忘れちゃったよ。
恋するのも精一杯だったのは覚えているけど。ういうい。
                         2009/4/01

9巻/
三浦健人は、爽子に風早から離れるように勧める。今のままだと風早に迷惑をかけると。
風早が飛んでくるが、泣き出した爽子を見てキレ、買い言葉で爽子が好きだと言い切る。
それは同情からだとまだ勘違いの爽子は、それで風早にまた迷惑をかけると泣くが、その涙を見て風早は自分が振られたのだと思う。爽子も自分が振られたものと思い込み、三浦は周囲の騒ぎを見て勘違いしていたのは自分だったかもと気づく。
爽子は友人たちに叱られながら、自分に向き合い風早に告白しに行く。

休載していてやっと出た9巻だけど、連載に追いついているので10巻は当分先。
じれじれの勘違いの巻。まとめて読めば良かったと、若干後悔。
この巻は、惚れたはれたですったもんだする。今までの中では一番のクライマックス。

千鶴の「鈍さに慣れるな」は名言。ここで突っ込んでくれないと読者が救われない。
いい加減爽子がうざいのだ。まあ、そのうざさが爽子なのだけど(あまりの鈍さに「エロゲーの主人公並み」と読者に表されているのに爆笑してしまった)。

くるみを含めて、周囲の友だちたちが優しい。
恋愛ばかりだと疲れるけど、この友情に救われる。

一番盛り上がっている巻なのに、冷めて読んでしまった。
あんなに面白い! って思ってのになー。うーん。
                         2009/9/16、9/17UP

10巻/
爽子は風早に告白。やっと両想い。クラスのみんなの前でもそれをはっきりさせられる。爽子はくるみに会いに行く。

やっと。長かったね。ういういのクライマックス。
「盗み見しているつもりだったのに、盗めてなかった」爽子可愛すぎ。
夢ではない! にも笑った。
初恋が叶うっていいね。自分の時はどーだったかな。遠い昔過ぎて忘れてるけど記憶をほじくり返すとういういだったんだろーな。
それにしても一冊まるまるそれに費やすって。じれじれにも程があるよと思うのは、年取った証拠なんだろう。
一番の驚きは、単行本の出が早いこと。この続きは今の別マの連載でリアルタイムで読める。アニメ放映中での戦略だからだろう。
                         2010/1/13、1/14UP

11巻/
風早ファン大失恋。爽子とくるみ。
風早がいつ爽子を好きになったかという話。ふたりのデート。

44話の扉の風早、どんなぶりっこ。
ちづとやのちんも良い子だねっていう。
同じ話の繰り返しだなぁ。別マって感じ。ういうい。
                         2010/6/11、UPも。

12巻/
夏休み。両親に紹介。千鶴とあやねの出会い。

影の演出にやられた。上手い。風早の背中も良かった。

真面目な高校生たちだなー。文科省推薦だよ。
爽子の反応、育ちだよなー。

実写映画の三浦春馬は風早に合ってると思う。
                         2010/9/30、2011/1/25UP

13巻/
風早の家族に会う爽子。やのちんに彼氏が出来る。沖縄に修学旅行。

震災ストレスマックスの時に読んで、普通の生活にある風景を楽しんでいる爽子に共感。普通って素晴らしい。
                         2011/3/26

14〜15巻/
14巻。沖縄修学旅行絶賛続行中。あやねのキス。風早は風呂上りの爽子を待っていて、キスしそうに。龍の告白。それぞれの恋。
15巻。あかねは茂木と別れ、龍と千鶴も変化。千鶴のフォローを風早がする。

いいっすね、今時は沖縄とか。いや、私の頃も楽しかったですけどね。想い出づくり、青春ですね〜。沖縄で爽子の髪は暑くないかと思ったり。作中の飲み物飲みたい。
やのちん、応援。龍と千鶴の話もサイドストーリーって感じじゃないのがいい。

                         2012/2/01、13巻UPもまとめて2/19

【コミックセット】


【コミックス】


【実写映画版】

ラベル:椎名軽穂
posted by zakuro at 12:30| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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