2009年11月21日

S・A(スペシャル・エー)(完) 全17巻

【S・A(スペシャル・エー)】 全17巻  /南 マキ

腕力、知力、スポーツと、幼い時から滝島グループの一人息子滝島彗(たきしまけい)に、一度も勝てたことのない一般庶民の大工の娘、花園光(はなぞのひかる)の夢はライバルの彗に勝つこと。
そのためには日夜努力を惜しまず、お金持ちの子女の通う私立校に通わせてもらっていた。
その学校は成績上位7名をS・Aとし、特別扱いされていた。サラブレッドな特別クラス、学園理事長の息子で放浪癖の持ち主狩野宙(かりのただし)、航空会社社長令嬢で女子好きの東堂明(とうどうあきら)、音楽一家の双子の山本芽(やまもとめぐみ)と山本純(やまもとじゅん)、動物好きなスポーツメーカー会社オーナー子息の辻竜(つじりゅう)らとの友情と恋愛の物語。

少女漫画の王道。
王子様もお金持ちのハンサムも出てきて、ヒロインは鈍感だけどモテまくり。ライバルの彼と、恋人同士にもなる。
ご都合主義のお約束な展開ばかりだが、面白く読めるのは、キャラの面白さ、可愛さと、物語運びのテンポの良さ?
まあ、個人的な好みで言えば、絵も好きだし、楽しいです。

アニメにしたら、面白くなくなるんだろうな。そこまで引っ張れる魅力はない気がする。
テンポを守ってコメディに徹するべきかも。
メディアミックスしにくい、けど、やりようなのかな?
2008年春からアニメとのこと。
                         2008/1/7

11巻/
むーん、11巻、面白くなかった。面白かったのは巻末の読み切りだったという……。
テンポが落ちてきたなー。少女漫画の定めか。
                         2008/1/30

12巻/
やっと気づいた! フィンの男装設定はBLファン層狙いだったのか!!
まあ、ここでいろんなことをツッコんだら、「じゃ、読むんじゃねーよ」と返されるだけなので。
だんだん、このキャラが見たいから、動いてくれて喋ってくれたらいい少女漫画になってきてはいる。
「光のこと、みんな好きだよ、仲間って良いね」ってやたらと出てきて、ここまでいくとうざい。まあ、そういう漫画なんですけどね。読者が光に自己投影して、恋愛も友情もすべて手にいれて、なおかつみんなにイイコイイコされる話ですから。

ちょっとは褒めようよ。
本筋の話に戻った後半は少し面白くなってくる。絵もコンテもきれいだし、上手。
そして王子様とお姫様コスプレでのキスシーンを演出するため”だけ”にこのストーリーなのも偉い。そういうツボどころを押さえててうまい作家だと思う。つまり私が”読者”ではないということだ。
内容は黒泉と白選の戦いがメイン。伏線がところどころに出てくるので15巻くらいで終わるかも。売上げとの関連かな。
                         2008/4/15

13巻/
彗のロンドン行きも一段落の巻。このまま失速するのかと思ったけど、お約束の行事でたらたら話が進む。
もともとが面白かっただけに、キャラが動けば良い漫画になってきているのが残念。
                         2008/5/09

《こんなふうにおススメ》
言いたいこと言ってますが、なまじキャラの表情が良かったり、惹き込ませる魅力があるので、期待料というか……。連載少女漫画の中では、好きなんですよねー。新刊、楽しみにしているんです。

UP追記>
アニメ2クールですけど、2話で挫折。
想像していた通りで残念。そこは裏切って欲しかったなぁ。

ちょっとビジネスの視点から……。
アマゾンのリンクを貼る時に、検索すると売れている順番から出てくる。そうすると、その作品がどのような位置で捉えられているのかもみえてきます。
例えば、この作品は、見事に新刊から順番に売れている。ということは、アニメにも影響されていなくて(影響されていたら、途中で初期の巻が多く混ざる。新規ファンがいるから)ずっと毎回購入していく単行本派が多いということ。連載を追って、かつ単行本を買うのではなく、この作品そのもののファンが多い。
それなら、もう少し、最近のお話をコミックス化する時に、考えてみては? と、余計なお世話ですが、感じたのでした。
                         2008/9/06UP

14巻/
彗のライバル登場。病院の御曹司でありながらバイトに明け暮れ、しかも成績は彗を追う光と同列二位の常盤庵(いおり)。
光は天然で転校生の常盤に構い、彗の嫉妬は頂点に達する。

だらだら続く予感。二人の恋のスパイスとして常盤を出してきたんだろうなー。
彗に匹敵するルックス。でも、ストーリーの組み方のお陰で存在感がないのが残念。
                         2008/11/07

15巻/
GWにみんなでフィンの国に行く話。フィンは竜を好きな自分を自覚していないが……。
ただでさえ光にメロメロの彗が、うっかり惚れ薬を飲んでしまい。
芽はママが二年ぶりに帰ってきて、とにかくダミーの彼氏を作るのに奔走する。

私は↑言いましたね、確かに。15巻くらいで終わるのではないか?と。いやいや。まだまだ続きそうですよ。
下野紘さん、代永翼さん(あ、ふたりとも「おお振り」か)ファンとしても、アニメは2話で挫折しましたが、コミックスは意地で追って行こうと思います。

光とフィンのコスプレ合戦に笑った。ストーリーに関係ないのに(笑)。
フィンの国のオチ、どっかで読んだことがある……なんだっけ。えらく強引な解決方法……。フィンの悩み、今まではなんだったんだっ!
アリサの「少食の男など滅びてしまえ」激しく同意したい。
ちなみにこの巻、「常盤庵はまったく出てこない」(声を大にして言いたい。16巻は出てくるらしいが……。ずいぶんなキャラ構成)

コマの運びもレイアウトもとてもうまいのに、チカラのある作家さんなのに…この閉塞感はなんだろう?
みんなくっついちゃって、ここから先、どうにも進展しようがないという少女漫画の定めかも。
あとはお約束の、ロミジュリ状態の彗と光の結婚式か……。
                         2008/12/05
                         2008/12/06UP

16巻/
実は17巻で完結しているのに、やっと16巻を読んでいる。

常盤庵は、ヘアメイクのコンテストのモデルを光に頼む。彗にも宣戦布告し、もしも1位になったら自分の望みを叶えてと、光と約束する。中間テストは、彗と同率一位に。庵の望みは「滝島と別れて」。
彗が社長代理として仕事しているところに、コンテストの一時通過の資料が……。滝島グループが主催していたのだった。彗と庵の対決。
そして光は彗にプロポーズする。滝島父にそれを見られ大事になる。光の困った顔を見て、彗はプロポーズを断る。
ロンドンから滝島祖父もやってきて。なりゆきで光は滝島祖父と原宿デート。

光の鈍感ぶりとおせっかいにも飽きてきた。
可愛いね、光ったらっ! なんてもう思えない。うざいなーって思ってしまった。正直、殺意さえ湧いた。

光からのプロポーズも唐突で、感情移入できなかった。
読み切る根性がなく、途中何度も挫折。
やばい、この作品嫌いになりそうだ。泣きそう。
                         2009/9/20
                         2009/9/22UP

17巻/
光は滝島祖父のトラウマになっていた妻への悔恨を癒し、やっと認められる。
仲間の態度に明がぐれる。
光に引っ越し騒動。それを真っ向から阻止すべくSA主催のイベントに彗は力を入れる。そして、光の誕生日に向けて、彗は。

グレた明は可愛かった。彗をムカつかせたのは爆笑だった。

打ち切り感が強いが、素人の私でも気になる作画の崩れまくりだとか、作者さんも連載が嫌になっていたのでは?
なかなか楽しいキャラたちは報われたのだろうか?
なまじ面白かっただけに残念。
それでも最後はなんとか着地して、スペシャル・エーらしかった。次に期待。
                         2009/11/17


ラベル:南マキ
posted by zakuro at 23:29| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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