2008年12月08日

BASARA(完) 全27巻

【BASARA(バサラ)】 全27巻  /田村 由美

砂漠に生まれた双子。世界を変える運命の子として育てられた兄のタタラ、そして妹の更紗(さらさ)。
圧政を強いる王の末子の赤の皇子に襲われ、村を焼かれ、兄のタタラはそのまま殺されてしまう。
運命の子としての役割を全うするため、妹の更紗は身代わりを買って出る。
タタラとなった更紗と出会う、赤の皇子の朱理。
ふたりを巡る日本改革ファンタジー。

天は赤い河のほとり」の日本版のような感じ。
こちらは歴史には沿っていない完全オリジナルファンタジーなんだけど。
それでも熊野や沖縄あたりの表現は面白かった。
砂漠あたりって中国地方かな? そこから畿内、熊野、東北に向けて話が進んでいく感じ。
歴史好きから見ても、大河ファンタジーとして秀逸だと思える。物語のスケールから見て、この感想が1/100も語れていないのがかなり悔しい。かといって、ネタバレもしたくないし。

生き様に学ぶことも多く、考えさせられた。
長篇でも読み応えがあって面白かったし、余裕があれば読み直したくなる。
力のある作家さんだと思えた。

敵役の事情や心情、それぞれのキャラクターをちゃんと描いていて好感が持てる。
勧善懲悪を見たいわけじゃない、面白い話が読みたいんだな、読者って。

外伝の2巻はそんなに必要なかったかも。ファンサービスかな?
どうしても思い入れのあるキャラクターが多くなっていくので、戦物って感情が入りやすくなりますね。

ちなみに、「バサラ(婆娑羅)」とは、「カブキもの」の意味合い。
今でいう、パンク(Punk)のこと。
                         2008/2/24

《こんなふうにおススメ》
日本史って難しいし、男の人が好きなものでしょ?って思っている人にもおススメかも。
でもできれば、日本史を知っている方がファンタジー具合もわかって、なお面白いんじゃないかと思う。
かえって、こだわりのあり過ぎる歴史好きには、まったくおススメできません。

【コミックスセット】


【コミックス】
ラベル:田村由美
posted by zakuro at 18:43| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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