2012年05月04日

ヴァンパイア騎士 16巻まで

【ヴァンパイア騎士】 16巻まで  /樋野 まつり

優姫(ゆうき)は5歳の時、吸血鬼に襲われる。絶体絶命をピンチを助けてくれたのは、純血種のヴァンパイア玖蘭枢(くらんかなめ)だった。
記憶を一切失っていた優姫を引き取った黒主灰閻(くろすかいえん)。彼が理事長として経営している黒主学園は、一般の人間が通う普通部(デイクラス)と貴族階級以上のヴァンパイアが通う夜間部(ナイトクラス)に分かれていた。
黒主は人間と吸血鬼の間に平和をもたらそうとしていた。その娘として育った優姫。11歳になった頃、吸血鬼ハンターの名門の血筋を持つ錐生零(きりゅうぜろ)が引き取られてくる。親をヴァンパイアに惨殺され、身よりを失った零。一緒に育つ二人。
高校生になって、夜間部がヴァンパイアの部だと知られないように、理事長命令で表向きは風紀委員、実は守護(ガーディアン)が使命の役割を、二人で担うことになる。夜間部は優姫を助けた玖蘭枢が牛耳っていて。

LaLa。

少女漫画だから設定にツッコミはあまり入れたくないんだけど、夜間部の吸血鬼たちから、昼間部の生徒を守るガーディアンが生徒二人って、あまりにも学園の保守が甘くないだろうか?
そして、デイクラスの生徒、バカが多過ぎ。最初はそれが気になって物語に馴染めなかった。

ツッコミどころは満載。でも、それはそれで良いかなと思えてしまうくらい、これはほんとに面白い。
とらわれの身の上」が個人的にイマイチで、この作者さんの作品に手を出せないでいたのだ。
しかしアニメになったり、人気が高いのでこの作品は気になっていた。相変わらずの行き当たりばったり感も否めないのだが。

絵はほんとに上手い。構成も、構図も、レイアウトも秀逸。男子もイケメン揃いでカッコいいし、女子も可愛い。優姫を巡ってイイ男たちが入り乱れるのもお約束。
しかもメインの二人の間を揺れるのも、乙女系の王道。つまり竹内まりやの名曲「けんかをやめて」は、まんま女の子の願望なのかもしれない。

優姫が零に血を吸わせるシーンがエロい。ある意味、処女性の喪失。吸血鬼は相手の血を吸うことで「想いを満たす」とある。優姫がそれを知らずして零に血を吸わせていることも、枢を怒らせる理由なんだろう。
すごいな、血を吸う行為がセックスの代替の表現、その発想はなかった。萌えどころはそこだったのか! 
兄妹の許嫁や、禁忌も上手に使っていて、良く出来ていると思う。イマドキの萌えキーワードたっぷりって感じ。

この制服、コスプレしたい人が多そう。でも、描きにくそう。好きじゃないとここまで凝れない。

理事長の、零への呼び方が、3巻から呼び捨てでなく「錐生くん」になったのはなぜ? なぜ、急に他人行儀? その後も呼び名がころころ変わる。シーンは関係ない模様。

もっと寮生活やデイクラスも描いて欲しい。と、思っていたけど、そんな展開じゃなくなりましたね。

アニメも一話、観ました。どんな乙女ゲーム……と、思ってしまった。
                         2008/12/30

《こんな人におススメ》
最近の少女漫画って、乙女ゲーム的なキーワードの羅列が多い気がします。言い過ぎを許してもらえるのなら、キャラ設定さえもそれで、断片だけで話を進めてしまう無謀さを感じたり。
その中でもストーリーをちゃんと構築しようとされていて好感。物語を読みたい人におススメ。
                         2008/12/30UP

10巻/
零は優姫に銃を向ける。
元ハンターの黒主灰閻と、ハンター協会の確執。デイクラスにナイトクラスの真実が伝わる。
英と暁、瑠佳らの枢との思い出。
元老院(ヴァンパイア)と協会(ハンター)の癒着から、零の両親が殺された真実を探り出す……次巻に。明るい番外編も。

改めて感じる、絵に個性があって上手いなぁ。
零と優姫の間にも愛と呼べるモノがあって、運命が哀しすぎる。暗い分、明るい番外編に救われる。
この作品、できれば一気読みのが良いのかも。11巻はここから一年後らしい。
                         2009/10/08、10/11UP

11巻/
優姫と枢は、優姫が生まれかつて暮らした屋敷に向かう。
そして一年後、零は協会の吸血鬼狩りをすることで、寮ではなくささやかに暮らす自由をもらっていた。飢える身を持て余しながら。
枢は新体制で協定を結び直したいとハンター協会に和睦を申し入れる。黒主は将来的に零を協会長に推す決意をした。
そして夜会が催される。若葉沙頼は海斗の手引きで夜会に。優姫と零は一年ぶりに再会する。

中に入り込みすぎて話は進まない。終了してからの一気読みの方がいい気がしてきた。
優姫と零に幸せになって欲しい派になってきた。
                         2010/3/08、3/21UP

12巻/
夜会。優姫のお披露目。若葉沙頼との再会。ハンターのひとりが自決へ追い込まれ…何が起きているのか。更の企みと告白。
優姫はこっそり家を出て行動に移す。零と海斗は。

終了してからの一気読み推奨。
                         2010/7/31、8/02UP

13巻/
零は壱縷の墓に。優姫は藍堂とともに、純血種である橙茉家当主に会いに行くが途中で襲われ、零に助けられる。
枢とは何者なのか。藍堂は零に連行され。零の番外編も。

正直読んでいてもあまりもう意味がわかっていない。はー。
                         2010/12/31、2011/3/02UP

14〜15巻/
14巻。始祖としての枢の過去を見る優姫。始祖が愛した女の命から産み出された、吸血鬼を屠る武器。白蕗更の思惑。零たちハンター協会は枢の魂胆を聞き出そうと藍堂を責めるが。更は縹木の当主を襲い、枢は藍堂の父親を亡き者とする。駆けつけた藍堂と優姫の前で。黒主は優姫を重要参考人として拘留。枢は不明。
15巻。優姫はナイト・クラスの再開を提案。優姫が無法者の吸血鬼を追う隙に、更がナイト・クラスに侵入。枢がいなくて飢えた優姫に零は血を提供する。

ツッコむところ多くて消沈。読みかけたものは読み通す縛りがなければ挫折してます。
なんだろう、作家さんの独り語りを読んでいるよう。早く終了したらいいのに。
主役の優姫が魅力的じゃないのがきつい。
作品は読者のためにあるものなんだなぁ、近頃そんなことに気づく。
                         2012/3/01、4/10UP

16巻/
優姫は零の首筋に牙を立て、取引をする。枢の真の目的。黒主は枢と対峙。更の闇タブレットは出回って多くが僕と化すが、優姫の血が解毒になるとわかり。零は更に操られるのか?

血を吸う時って心が読めるんだー。感想書けるほど、内容が理解できてない。
                         2012/5/03、5/04UP

【コミックセット】


【コミックス】

タグ:樋野まつり
posted by zakuro at 00:00| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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