2009年01月30日

二十面相の娘(完) 全08巻

【二十面相の娘】 全08巻  /小原 愼司

チコ(美甘千津子/みかもちずこ)は、叔父叔母に毒を盛られている日々を送っていたが、巨大な紅玉、アナスタシアを盗み出される時に二十面相と呼ばれる男に救われ、仲間に迎えられる。
彼らを新しい家族とし、それから二年の歳月を経る。
13歳も間近になったチコと、サーカスの一団として旅をしながら、泥棒をしてまわる仲間たち。
街を出る際の列車の中で襲われ、バラバラになってしまう。警察に保護されたチコは、日本に戻されるが……しかしチコは、二十面相と呼ばれる男を自ら探し出すことを決意する。

アニメ化した時に、知人から「面白いよ!」と勧められた作品。
冷静に考えればツッコミどころは満載。でも、面白かった、噂に違わなかった。

おススメは一気読み。ちょこちょこ読んでいると、たぶん入り組んだ部分に飽きると思う。
読み出した時に完結していてほんとに良かった。

テンポで見せているところがあって、思想観が出てくるとちょっとうざくなってしまうのだ。
うーん、何が良くないのだろう?  テーマはナウシカと似ているのに。
……たぶん、キャラクターに心底感情移入出来ないのだ。
かなり心情的に理解出来るのが、トメ。次にはケンとチコ。
人物とは、それぞれの立場や信念や都合があって動いているのだけど、狂った思想も良しとしても、なんだか「わかるよな」と思えないのだ。人の言動に奥行きが視えてこない。
理想的な言葉を言わせているだけの部分も見えてくる。
ハガレン』読んだ後だからかなあ?
でも考えないで、そのまま、純粋に楽しめばとても面白いエンタテイメント作品だと思う。

続編に、『二十面相の娘 うつしよの夜』がある。
                         2009/1/28

《こんなふうにおススメ》
素直に楽しめます。最近、こういうタイプの作品、あまり読んでいなかった気がする。
どうも、「どんなふうに面白いの?」という質問に、答えが返ってこなかったわけだ。

【コミックセット】


【コミックス】


ラベル:小原愼司
posted by zakuro at 00:11| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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