2012年01月30日

少年メイド 04巻まで

【少年メイド】 04巻まで  /乙橘

小宮千尋は母子家庭で育つ。いつも仕事で母不在の家で一切の家事を引き受けていたため、特に掃除にこだわるキレイ好きになってしまう。
だが小学生の身の上で、働き過ぎた母を喪う。迎えに来たのは、金持ちの実家だった母の弟で、舞台衣装デザイナーの鷹取円だった。身寄りがいないと聞かされていた千尋は、母が勘当の上で自由を手に入れていたことを知る。
「働かざるもの食うべからず」母の遺言でもあり、千尋は家事一切がダメな円の家で、三食おやつ付き住み込み個室付き学費免除のハウスメイドとして、働きながら生活することを受け入れる。

絵が好きなので読み出したら……しまった。やばい。
めちゃ面白いではないかっ!

これくらい、ジャンルに迷った作品はない。
レディースでも楽しいし、BL好きな人も好きだろう。少年系でもいけるかも(エンターブレイン出版)。
このB's Logというのは、「乙女のための」雑誌らしいのだが……BLも軽ーく入っている気がする。腐っていないんだけど、匂ってくるっていうか。それだけ市場規模に影響されているんだろうなー。

作品としては、楽しくわくわくする。テンポもいい。
ツン気味の千尋がかわいいんだよね。
しっかりしてて、でも脆いところもあって、健気なのだ。
その千尋がメイド姿はもちろんのこと、猫パジャマなどコスプレ三昧。
円もカッコいいし、しかも仕事以外出来ない、超ヘタレ(お菓子づくりのみ得意)。
一般的に美味しすぎる設定なのだ。

ショタや、これだけ今風の萌えを揃えているのに、なんで記号的に見えないんだろう? 不思議〜。
設定も当たり前というか、やり尽くされている話なんだよね。親が決めた許婿に悩む美耶子とか。でも、イヤじゃない。あーあ、とは思わない。
しかもショタもの大っ嫌いなのに(まあ、これは普通の漫画なんだけど)。なんでだ?
狙っているというより、作者の楽しさが滲むからなのかな?
ここらへんが、正直、目ウロコだった。

一人でいても、コスプレする千尋に笑った。

仔犬に甘えられて逃げる円が、「今はそんなに小さくかわいいふりをしているが、あっという間に大きくなって人を襲うんだぞ」と、初対面の千尋に愚痴る台詞は、もしかしたら伏線なのかも。

「一家に一人、千尋が欲しい」と言われた作品。
私も欲しいよっ。

この後も読み続けたい。
                         2009/3/23

《こんなふうにおススメ》
メイド、執事もの、最近ホントに多いですよね。
読むのもそれ、多くなって、偏っているのは自覚中ですが……。
その中でもこれ、面白いです。
男性にもおススメ。

2巻/
猫アレルギーの癖に、つい猫を拾ってしまう円。(猫に)「呼ばれたら行かないと」と千尋に言う。現実主義だった千尋も、つい捨て犬を連れてきてしまう。それを誰にも言えなくて。円はまだ千尋が無理をしているのかと心配するが、千尋のクラスメイトの日野祐司に「千尋は甘えられている」と教えられる。
モノを捨てられない円と千尋のバトル。大事なものの主観は違う。
円が衣装を作っているアイドルグループの竜児が押し掛けてくる。

待っていました、この新刊。
目の前に積読が多いにも関わらず……。手にしてしまった。
普段の私なら、NGばかりの設定なのに、なぜかこの作品だけは何でもあり。好きで仕方ない。それが一番の謎。

千尋、可愛過ぎ、反則。
1巻の時に比べて、しっかりとした「お話」になってきている。最初は設定説明が先になるものね、それはそれで楽しかった。
それが円と千尋のお互いの理解がだんだんと深まるお話になってきて、読み応えも出てきた。

とにかく楽しい。絵もキレイだし、読みやすいし、新刊を一年弱待つのは辛すぎる。
                         2009/6/17、6/19UP

3〜4巻/
3巻。捻挫した千尋。円も美耶子も張り切るが千尋は必要とされていないようで寂しい。竜児の料理特訓。円の誕生日。授業参観。くろまめ。
4巻。クリスマスプレゼントは欲しかった掃除機!年末大掃除。別荘で年越し。マダムデート。バレンタイン。有頂天BOYSの番外編も。

美耶子の家に行ってもメイド服に笑った。
祖母の着物姿には言いたい、帯揚が振り袖仕様になってますよー。

そうか、内容じゃないんだ、この作品の楽しさ。構成と見せ方が上手い。そして。ちーちゃんがひたすら可愛いだけでよい。そんな作品。
落書きが得意な作家さんなんだろーな。ちょっとしたところがともかく可愛い。
桂一郎さんの4コマがツボ。
それにしても、自分的にも千尋の掃除マニアな血液を点滴したい。
                         2011/3/15、2012/1/30UP


ラベル:乙橘
posted by zakuro at 01:05| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。