2009年04月13日

裏切りは僕の名前を知っている 05巻まで

【裏切りは僕の名前を知っている】 05巻まで  /小田切 ほたる

桜井夕月(さくらいゆき)は養護施設、朝陽院で育つ。
愛されて育ったが迷惑をかけてはいけないと、高校に入学し、新聞配達をしながら自活を目指していた。
朝陽院を卒業した若宮奏多(かなた)を頼りアパート探しをしていたが、身の危険を感じる嫌がらせの手紙が届くようになり、身辺に不穏な事件も起こり始める。

夕月を助けてくれた叢雨十瑚(むらさめとおこ)と九十九(つくも)の姉弟や、ゼス(ルカ・クロスゼリア)と名乗る、夕月にとって不思議な安心感を持つ人にも出会う。
そんな日、兄と名乗る祇王天白(ぎおうたかしろ)が院にやってきて、夕月を引き取りたいと申し出る。
しかし自分の居場所を探している夕月には、朝陽院を捨てられなかった。

ワルプルギスの夜と呼ばれる、悪魔(デュラス)の力が強くなる日、院の子どもたちが誘拐され、夕月は自分の本当の力を知ることになる。
夕月は祇王一族のひとりであり「神の光」を内在する癒し手だったのだ。
十瑚らはその一族であり「戒めの手(ツヴァイルト)」と呼ばれる戦士であった。罪深き血族(ブランド・ゼス)であり、魔王の血の十字架を背負うゼスは、本名を名乗り、夕月は自分のマスターだと告げる。
夕月は、天白の元で暮らす決心をする。
みなが住む黄昏館には、ツヴァイルトの碓氷愁生(うすいしゅうせい)、蓮城焔椎真(れんじょうほつま)がいた。
この世を壊そうとする悪魔と、祇王一族の戦い。

4巻で、鎌倉に待機の、降織千紫郎(ふるおりせんしろう)、蓬莱黒刀(ほうらいくろと)のツヴァイルトが参加。
5巻は、天白と冷呀(れいが)、夜御(よみ)の過去篇。

自分自身の備忘録として、人物は、呉羽冬解(くれはふゆとき)の妹が綾。
式部為吹(しきべいぶき)と、椿姫(つばき)は姉妹。夕月の母親、観月は式部家の長女。
神命正宗(しんめいまさむね)は椿姫の弟子。


新刊が出て、もうワケわからなかったので、読み直し。

私がこの作品を「少女漫画だ」と言ったら、友人に驚かれ「えっ? BLでしょ?」
違いますってば。
でも、媒体が「月刊Asuka」であるので自由度が高く、しかも運命の男女のルカとユキの生まれ変わりが、今生は男同士になっているというのからも、友だちの感じ方はわからなくもない。
作家はどちらのジャンルにもまたいで人気がある。乙女系ともいえる絵柄もその理由のひとつだろう。
元々は長い間、BL作家として活躍。初コミックスが96年出版。
90年代に活躍し、その後はプロの仕事を休業し同人作家業に、2005年からこの作品の連載が始まる。
初期の頃の作品の方が読みやすい。この作品もそうだけど、視点がコロコロ変わって分かり辛いのだ。でも、初期の頃はそれがあまりない。
最近は、作品に情報を盛りだくさんに入れ過ぎなのか?
絵は初期に比べてこだわりが強く細かい。

最初は設定があり過ぎて、整理していくだけになる。面倒くさいが、巻末の用語集とともに読むべし。
5巻でまだまだ真実も明かされていないし、導入部分。どんなに壮大な物語。
まだカードが出揃わないので、どんな話になるか予測もつかない。

祇王天白の名前はなんだか怪しい占い師みたいだ。
秘書の式部さんは式神っぽい。でも、女官の役職の意味の方だろう。
この作品もMac泣かせの名前の数々。漢和辞典、大好きなんだろうな。私も好きだけど。編集者さんも大変。
蓬莱だって、難しい方の字だよ。十瑚も、湖だと思ってましたよ。
                    2008/2、2009/4/13感想

《こんなふうにおススメ》
乙女系好きな人にも。カッコいい男の子たちのハーレム漫画です。
でも、ゲームみたい。設定多すぎだよなー。

【コミックセット】


【コミックス】


ラベル:小田切ほたる
posted by zakuro at 04:42| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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