2009年04月24日

オトダマ-音霊 01巻まで+

【オトダマ-音霊】 01巻まで+  /新田 祐克

人の可聴領域外の音が聴こえてしまう、音感過敏症の音無要(おとなしかなめ)。科学警察研究所をドロップアウトし、“音屋”として生計を立てていた。
かつては“警察庁の耳”とまで呼ばれ音響捜査官として、特捜本部長で警視正の双子の弟で、警部だった永妻恭秀(ながつまやすひで)とコンビを組んでいた、が、二人とも今は警察から離れ、恭秀はストーカーの退治屋などを稼業にしていた。
その“聴こえないはずの音”はたまに死者の声まで拾ってくる。
唯一の理解者の恭秀とともに、要は事件に巻き込まれていく。
恭秀の兄の永妻恭優(ながつまやすひろ)警視正、元精神科医でFBIの研修から戻った唯敷(ただしき)警視らが絡む。
都内で「連続婦女宙吊り殺人事件」が起きて……。
他人の死を予知出来る、死体愛好者の古玉招映(こだましょうえい)は要を狙う。

新書館のウィングスにて、毎回読み切りの連載。
こういう媒体ってカテゴライズ難しい。現在は少女向けらしい。

絵はあまり好きじゃないけれど、上手いと思う。
写実的なのもこの作家さんの特徴だけど、あまりにもノンフィクションな部分もあって、ここまで特定させる物は良いのか? とちょっと心配になる。
そのこだわりが、やがて問題になってしまったわけだけど。

話は理詰めで、めちゃくちゃ面白い。
火曜サスペンス劇場みたい。
なんで? って思うところも多々あるけど、ページ数の関係だろう。
よく調べているし、そこがマニアックで面白さに輪をかける。

先に書いた「ちはやふる」で作家さんの盗作問題に触れましたが、この作家さんも現在不遇中。
一番辛いのはとうのご本人で、もうミソギは終わったのではないでしょうか……。
早く復帰して欲しい。応援しています。

主に活躍の場はBLで、どちらかというと社会派的なものも描いて人気作家。
これは初めての一般作品進出だったのだが、上記の問題でこの作品はこの巻のみで続きは発刊されないと思う。極めて残念。
因みに連載は2巻発刊分に一話だけ足りずに終了。
2巻めは、要と恭秀の出会い。二人と、要の姉でヴァイオリストの結の話。
うぉぉぉ。面白いのにっ! しかも、一番大事な犯人が捕まる直前で>< 連載終了。
悔しいので、2巻目分はノックに入れておく。
どうかどうか続き、出してくださいっ!

BL界の大御所だけあって、この絵を見るとつい、主役二人は実は恋人同士なのではないかと思ってしまう、腐った目線自重。
                         2008/11/24,2009/4/24感想

《こんなふうにおススメ》
続編が読みたい……魂からの叫び。



ラベル:新田祐克
posted by zakuro at 23:51| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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