2009年06月24日

となりの801ちゃん 01巻まで

【となりの801ちゃん】 01巻まで  /小島 アジコ

オタクなサラリーマンの青年が、好きになった可愛い女の子。つき合ってみて、彼女もオタクと知る。それなら話が合って楽しいと思ったのが大きな過ち?
実は彼女は、腐女子だったのだ。オタクなふたりのラブリーな日々。

腐女子ってディープなオタク女子のことだと一般には思われ、そう使われてもいるけど、もちろん、BL(ボーイズラブ/男同士の恋愛のこと)を好む女子たちのこと。
元々は、(自分が参加出来ない、異性同士の恋愛に萌えるなんて)「それって女として終わっているんじゃないか?」という差別用語から。
その腐女子に市民権を与えたのが、このブログから始まった「となりの801ちゃん」だと思う。

まだアキバ系に入っていなかった私でさえ、タイトルは知っていた。
でも、BLマーケットを研究しだした時に、これを読んでみて、実は書かれていることが「さっぱりわからない!」状態だったのだ。
今、読み直してみて、大爆笑できる自分が怖い。
ご自身のオタク度を測る為にも、おススメの作品。

これは実話に基づいている。
自分の彼女が腐女子だった驚きと発見を、絶妙なセンスで描いている。
この作者の目線がとにかく秀逸。笑わせながら、大事なポイントは外さない。その観察力とセンスの良さに脱帽。

コミケで、チベくんが、中学生がホモ同人を買っていて、日本の将来を憂いているけど、よくわかる。
中に入れば入る程、このセカイの異様さを感じる部分ってあるよね。

京都アニメーションでアニメも決まっていたのだが、発表から一週間で放映中止になったのが残念。大人の事情なのでしょうか?

おふたりはその後、ご結婚。オタク夫婦として邁進されている様子。
どうかお幸せに。

コミケでサインをいただいたことがある。
チベくん(作者)は、さっぱりとした好青年で、線が細めの格好良さ。801ちゃんは、元気いっぱい系のアイドルのような美女でかなり驚きました。
カミングアウトしなければ、どーみてもオタクには見えない。
今、こういう人たち、多いんだろうなー。
801ちゃんの逆襲の同人誌、「チベくん総受本」……もちろん、買いました。
                         2009/6/03

《こんなふうにおススメ》
自分のオタク度がわかるおススメの本。
センスの良さが抜群。
↓ おススメは、3冊目の限定バージョン。おふたりのご結婚に合わせて、大御所作家さんたちがお祝いに描き下ろした豪華競演の小冊子がついている。
(ちなみに作者を含め、そちらを“本編”と呼んでいるのに笑わせていただきました)



ラベル:小島アジコ
posted by zakuro at 00:15| Comment(2) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
興味深い作品ですね。
私は今の「BL」はほとんど知らないんですが、1980年代後半に高河ゆんが描いた、当時「やおい」と呼ばれていたBLの同人誌は何冊か持ってます。
『キャプテン翼』の男同士の性的絡みの物から、高河ゆん自身が商業誌に連載していた『アーシアン』の、商業誌では描けない(男の)天使同士の少し過激な性交のような物まで数冊。

ざくろさんもコミケ行かれるんですね。
私は学生時代に自分の本を出してサークル参加(売る側としての参加)してました。自分の創作と、聖悠紀『超人ロック』の二次創作をやってました。2001年に参加したのが最後でしょうか。会場が晴海から東京ビッグサイトに移ってからだんだん足が遠のいてしまいました。

『ちはやふる』のコメントへのレスにあったURLの後半でコミケ等での二次創作にも触れてましたが、実は『超人ロック』の二次創作はほぼ聖プロの公認状態でした。
聖先生自身が同人出身の作家であったということと、私の入っていたサークルでも会誌を毎号聖プロに送っていました。パーティーで聖先生にお会いした時に「をあ君が描いたあの(同人誌の)漫画良かったよ」なんてお声をかけて頂き、天にも昇る喜びでした!
Posted by Wrlz at 2009年06月24日 13:55
こんにちはー。

コミケは、仕事になってから初めて行きました。2007年の冬が最初なんです。ごく最近。
このセカイが仕事にならなかったら、たぶん一生縁がなかったのだろうと思うのです。それまでの生活の中に、漫画もアニメもなかったんですよね。

コミケ自体も、どちらかというとマーケティング調査も含めて会社のスタッフたちと、またはオタク学の大学の先生に案内していただいて、みたいなスタンスで、中に入って同人誌を買って、みたいのは今までないんです。
半年に一度行くだけでも、今の傾向と今後の売れ筋がわかって面白いです。

でも、関わるようになって、ここで友人たちとわいわいやりながら、一緒にブース出すって、それはそれで楽しいものだったろうな、と思います。
幼馴染みが、そんなことをやっていたのは知っていて、彼女は今はプロの漫画家さんですが、コミケを経験していたプロの作家さんはほんとに今は多いですよね。
BLの作家さんは、プロになってもほとんどの方が同人活動と平行して作品出されています。そういうスタンスも面白いものだなーと思います。

Wrlzさんの青春の1ページですねー。
私は当時は音楽と映画に明け暮れてたからなー。
ちょっと、いや、かなり遠い目……。
Posted by zakuro at 2009年06月25日 03:08
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