2012年04月11日

ぬらりひょんの孫 21巻まで

【ぬらりひょんの孫】 21巻まで  /椎橋 寛

関東平野にある浮世絵町。妖怪が集う奴良(ぬら)一家は、妖怪総本山として奴良組72団体、構成妖怪一万匹の大所帯だった。
妖怪の総大将、そして魑魅魍魎の主である“ぬらりひょん”を祖父に持つ奴良リクオは、その一家の三代目を望んでいた。それまでリクオは妖怪は「カッコいい」と思っていたが、小学校で「妖怪は人間に迷惑をかけ嫌われる存在」と知ってからは悩む。クラスメイトの家長カナ(いえなが)に「それなら、彼らの上に立てる立派な人になればいい」と言われるのだが。
その帰りの、カナたちが乗ったバスが事故に遭う。リクオはいじけていて乗らなかったのだ。「妖怪は人間に畏れられる存在」として反対する木魚達磨を押切って、リクオは人間を辞めると宣言、変化する。そして妖怪を引き連れて、カナたちを助けに行く。
しかしリクオのその血は1/4のクォーター。人間に近かったのだ。一日の1/4しか妖怪の姿になれないリクオ。4年経って、中学生になってもまだ三代目は襲名出来ずにいた……。リクオの変化はあれ以来起こらず。
リクオを守るため、クラスメイトに化けた妖怪たち。及川氷麗(つらら)として通う雪女ら。陰陽師一家の花開院ゆら(けいかいん)も転校してくる。

週刊少年ジャンプ。
巻数はいっているのに、手元に一冊しかなかった。残念。
絵が何とも魅力的。ぞくぞくした。

ここでいう「畏れ」は、「特別な存在として畏れ敬われる」に近い意味合い。「畏」とは、「鬼」が「ト(ムチ)」を持つという象形文字らしい。こういう設定はわくわくする。
覚醒したリクオ、カッコ良すぎ。
カラス天狗、めちゃ好き、かわいい。
妖怪一家をヤクザの仕組みと同じような設定にしたのがわかりやすくて面白い。
早く次も読みたい。
                         2009/6/28、6/30UP

《こんなふうにおススメ》
一冊しか読んでないのに、偉そうに言えないが、楽しい。
                         2009/6/30
20巻時点。ジャンプ史上に残る作品になっていると思う。
                         2012/3/17

2巻/
カナとゆらが窮鼠に捕らわれ、覚醒したリクオが助けに行く。
GWに妖怪修行に出た清十字怪奇探偵団。場所は清継の別荘のある捩眼山(ねじれめやま)。そこは牛鬼組の山だった。

ツッコミたいところはあるのだけど、いやはや面白い。バトルも臨場感がある。
妖怪の特性よく調べているなぁ。早く巻数、追いつくことに決めた。
                         2009/9/28、10/03UP

3〜8巻/
3巻。牛鬼の本心と過去。鏡の妖怪に襲われるカナ、そして誕生日。奴良組本拠地浮世絵町の危機。リクオは組を引き継ぐ決心を詩、若頭襲名。四国の妖怪が奴良組を潰そうとする。
4巻。四国八十八鬼夜行、隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)玉章(たまずき)が奴良組に挑む。犬神。
5巻から6巻。四国との決着。妖怪脳に依頼のあった邪魅退治。
7巻から8巻。花開院ゆらの兄たちが奴良町に殴り込み。ゆらは京都に。祢々切丸の過去。リクオの祖父と珱姫(ようひめ)の出会いとなれそめ。羽衣狐の復活。リクオは修行のため遠野へ。

やっとまとめて読めた。感想もまとめて。
妖怪モノとしても調べこんでいるし好きな作品。禹歩が出てきたのにはちょっと驚く。
構成の妙で台詞を読ませるシーンがあって、これ失敗しやすいのに上手かった。
最新刊の8巻はロマンス。面白かった! ぬらりひょんのじいちゃん、若い姿がとにかく格好良くて惚れる。
納豆が目玉オヤジみたいで鬼太郎が読みたくなってきた。
リクオはたぶん自分を好きと言い切るカナには違和感、デリカシーのある女子はこんな言い方はしない。いくら中学生であってもだ。
コーラに薄荷飴入れてる子ども、いると思う。私が小学生なら間違いなくやる。
                         2009/12/07、12/12UP

9巻/
遠野修行編。かまいたちのイタクがリクオの指導係に。畏を武器にする訓練が始まる。
羽衣狐京都侵攻計画。花開院陰陽師と羽衣狐擁する妖怪との闘い。リクオは遠野の仲間を引き連れていざ京都へ。

柳田好きなので新章は楽しい。宝船、カワイ楽しい。
今年アニメ放映決定。なんかジャンプらしくなってきちゃったなー。微妙にちょっとだけ残念。
ツッコミどころは満載だけど楽しさと面白さが勝る。でもひとつだけ。九尾は「NARUTO」と被らないの?
                         2010/2/06、2/09UP

10巻/
花開院陰陽師、ゆらの義兄たち、秋房と竜二の戦い。秋房は羽衣狐に操られていた。ゆらは秘術破軍を召還、十三代目が現れる。陰陽師は一旦退き、羽衣狐は最後の結界を落とすのか?
リクオは戦略要塞「宝船」で京都に向かう。船中で奴良組と遠野、激突。京の門番、白蔵主(はくぞうず)とリクオの対決。宝船、京都に不時着。

物語は違うんだけど別な意味で進行はリボーンぽくなってきたなー。ジャンプらしいといったらそうなんだけど、ちょっとなー。話は面白いんですけど。
リクオ格好良くなったなぁ。
                         2010/3/31、4/07UP

11巻/
宝船、鴨川に突っ込む。リクオたち京都に。白蔵主に伏目稲荷に向かえと言われ。
天邪鬼の淡島vs京妖怪二十七面千手百足。リクオは十三代秀元、ゆらと合流。そして土蜘蛛。

淡島の名が面白いなと思っていたら、そんなオチか。でもなんで遠野? と、疑問はあるけど。
4コマ楽しい。
                         2010/7/04、7/05UP

12〜14巻/
12巻。土蜘蛛に氷麗を人質にされる。牛鬼との修行。百鬼夜行の真の強さとは。羽衣狐は鵺を産む準備を始める。首無と京妖怪茨木童子。首無と毛倡妓の過去。

13巻。奴良組と花開院が組んで。しょうけらと青田坊。鞍馬の天狗たちに襲われるリクオ。鏖地蔵(みなごろしじぞう)の思惑。リクオは父、鯉伴(りはん)の業である鬼纏(まとい)を身につける。土蜘蛛の千年ぶりの本気。

14巻。羽衣狐と会うぬらりひょん。リクオは百鬼夜行で弐條城へ。羽衣狐が産む鵺とは……。羽衣狐と安倍晴明の真意。羅城門の鬼童丸。

危機に入ると修行のパターンはジャンプって感じ。他にないのかな。受け入れることで強さを得るのは、今の「BLEACH」と同じ展開。ここまで重なっていいの?
でも、バトルの間に奴良組のそれぞれの過去が語られ、百鬼夜行に入るまでの理由が出てくるのは面白い。

しょうけらって、三尸のことなんだー、興味深い。道教の話をキリスト教に置き換えてるのはめちゃくちゃだけど、それを含めて楽しめた。
夏に遠野に行ったので、遠野妖怪は嬉しく感じる。
蘆屋道満と安倍晴明の立ち位置が、通説とひっくり返っているのも面白い。
鯉伴もカッコ良すぎ。これでぬらりひょん三代お目見え。ジャンプらしくなってきたなぁ。
                         2011/2/17、2/27UP

15〜20巻/
15巻。黒田坊を鬼纏(まと)うリクオ。vs鬼童丸。羽衣狐、鵺を産む。vs羽衣狐。番外編の浮世絵中奇譚も。
16巻。晴明(鵺)誕生。山ン本五郎左衛門とは。奴良組、全面抗争に向けて、リクオが三代目襲名。晴明が地獄から戻るまでの準備に入る。つらら組。正月。切裂とおりゃんせ。
17巻。中学生リクオ編。切裂とおりゃんせが続き、人喰い村。地下鉄の少女。百物語組。
18巻。江戸時代。遊び人と名高い鯉伴編。山ン本五郎左衛門の生み出す妖怪たち。
19巻。妖怪と化した山ン本。山ン本の身体から生まれた百物語組。鯉伴と黒田坊の杯。件が産まれる。件の予言はリクオの殺害。人間の憎悪がリクオを襲う。都内で命をかけた鬼ごっこ、奴良組vs百物語組。
20巻。前巻から続く。リクオの正体を知る同級生たち。リクオの変化。渋谷は地獄絵図に。

久しぶりのまとめ読みは途中で止められなかった。充実感たっぷり。クライマックスに向かってる。
今後残っていく作品になったんだなぁと感無量。そういう意味では漫画読み新参の私は、こんなリアルな伴走をしたことがなかったのだ。
勢いづいている巻が続く。絵、ほんと見応えがあるし。お話も。シリアスとコメディのメリハリも楽しい。
箸休めのお話も楽しかった。日本の妖怪は生活に密着しすぎて面白い。そしてこれらの話も実は今後の伏線なのも上手くて唸る。怪談や都市伝説の出来方って納得できるものがある。
最初はツッコミどころ多かったけど、今は感心するほど調べてあると思う。小ネタもピリリ。わかる人にはわかるような。

鯉伴はそーとー強い半妖だったんだな。鯉伴編を読みながら、木綿着物が欲しくなって困った。
いよいよリクオの正念場が始まる。面白すぎるよ。
カナはいつヒロインになれるのか、ずっと待ち遠しかった。清継団の頼もしさ。
                         2012/3/10、3/17UP

21巻/
百物語組の面の皮、玉三郎の目的はリクオの母、若菜。圓潮は妖怪青行燈を語る。清継たちの後方支援。安倍晴明の子孫、御門院家(ごかどいん)。

奴良組vs百物語組編は一区切り。少年漫画らしい印象で終わった。
                         2012/4/07、4/11UP

【コミックセット】


【コミックス】

ラベル:椎橋寛
posted by zakuro at 00:00| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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