2010年06月29日

とある科学の超電磁砲 05巻まで

【とある科学の超電磁砲(レールガン)】 05巻まで  /冬川 基(原作/鎌池和馬)

とある魔術の禁書目録」の科学サイドで外伝。話は重なっているので発行順に読むのを推奨。

東京西部の未開拓地を切り開いて作られた学園都市。その実態は一大能力開発機関都市で、人口230万人のうち8割の学生が超能力開発に勤しむ管理された街だった。
その学園都市でも7人しかいないレベル5の超能力者、名門常盤台中学の御坂美琴(みさかみこと)が主役。美琴は、低能力者レベル1から努力で超能力者になった多くの学生の憧れの存在。10億ボルトの電流を音速の3倍のスピードの破壊力で自在に操る最強の電撃使い(エレクトコマスター)、彼女の腕そのものが超電磁砲(レールガン)なのだ。
ルームメイトで後輩のテレポート(瞬間空間移動)能力者、美琴崇拝者の白井黒子は都市の風紀委員(ジャッジメント)も兼ねていて違法者を取り締まっている。同じく後輩で風紀委員の初春飾利(ういはるかざり)らも。
負けず嫌いな美琴は、魔術サイドの主役の幻想殺し(イマジンブレイカー)の能力者上条当麻とともにトラブルに向かっていく。

月刊コミック電撃大王にて連載。
アニメにもなる。アニメから入った友人曰く、魔術サイドよりこちらの方が面白い、らしい。
なるほどこちらは超能力の戦いなので、絵の見せ場が多いのと、学園が中心だから女子キャラが多くて楽しい。お姉様と妹設定も、好きな人多そう。そして変なキャラばかりなのは、最近のラノベの傾向なんだろうなー。
かつて面白い作品のポイントを尋ねた私に、若いオタク友が言っていたのは「ダメダメな主人公が大事なんですよ」。この作品の主役はダメダメではないけど、落ちこぼれとされている人たちをクローズアップしたのも評価されているんだと思う。

絵を描かれている作家さんは、魔術と科学では違う方なのに続けて読んでも違和感がない。すごい。登場人物はばっちり重なっているのに。素晴らしい。

魔術の方でも感じたけど、出てくる固有単語がかなりマニアック。物理学専門なら普通の会話だけど……原作者は物理寄り科学おたくなのかと思っていたけど、大量の本読みの人なんだろう。

ちなみに、魔術で疑問にした「当麻が幻想殺しを持っていると知る場面、なぜ美琴はわかったのか」はこちらで解消。

最初の話は面白かった。この仕掛けはDNAコンピュータの発想に似ている。
「幻想御手(レベルアッパー)」という、相手の能力のレベルを引き上げる能力のこと。当麻の能力と真逆。
この能力は実際(リアル)にも持っている人がいて、確かに能力者の垂涎の的になる。
先日、テレビ局のプロデューサーに「最近会った超能力者の人は不思議だったんだよ」と話された。ただ話していただけなのに、翌日から体調も思考も良い方向に変わりどんどんラッキーが起きてくるという。
「あー、話すだけで相手の能力を引き出したり、レベルを上げる能力者がいるんですよ」と伝えて、私の知っている人の話をしたのだ。その人は会話だけで、なんの力も持たなかった人に念動力で瓶を空中に浮かせるくらいの力を持たせることができた。その話で「ものすごく納得した」と話していた。ということは、少なくともその能力者はこの世に2人は実存しているわけだ。事実は小説より……。

木山さんには、初春の頭の花にもっとツッコんでほしかった。
クレープ食べたくなった。
                         2010/1/01

《こんなふうにおススメ》
イマドキの萌え設定が多すぎるのには辟易するけど、それが今の主流で致し方なし。
それを差し引いても話は面白いし個性的。

5巻/
御坂美琴と一方通行(アクセラレータ)が対峙。姉妹計画とは。
御坂は各施設を壊していく。対御坂に雇われた殺し屋集団とのバトル。布束動く。

シリアスモードが続く。
女の子バトルなので人気なんだろうな。バトルトーンは見応えがある。
御坂がビルから飛び降りるシーンで、子どもの頃ジュブナイル小説でわくわくした気持ちが一瞬蘇った。今の私には萌えが足りない。
                         2010/6/28


ラベル:冬川基 鎌池和馬
posted by zakuro at 19:25| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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