2012年02月12日

セキレイ 12巻まで

【セキレイ】 12巻まで  /極楽院 櫻子

和歌山から新東帝都に上京してきた佐橋皆人(みなと)19歳。
二浪が決定した日、空からミニスカ巫女服の巨乳美少女が飛んできて、皆人は押し倒される。結(むすび)と名乗る彼女は「セキレイ」と呼ばれ、葦牙(あしかび)によって羽化する。
放たれたセキレイは108羽。鶺鴒計画によってセキレイたちは闘い、最後の一羽の主人となる葦牙を至高の場所である嵩天(こうてん)に導き世界の命運を手にさせるという。その計画の背後にあるのは巨大企業のM・B・I。皆人は結の葦牙に選ばれてしまい、否応なしに巻き込まれていく。
結と一緒にいてアパートを追い出された皆人は、偶然知り合った未亡人が大家の出雲荘に越す。そこは訳ありの下宿だった。皆人は続けて他のセキレイたちの葦牙にもなっていく。

ヤングガンガン連載。アニメは今年(2010年)二期放映。美少女恋愛浪漫活劇(作者のコメント)。
鶺鴒計画そのものがバトルロイヤルゲームなので、プラスでギャルゲーの要素をくっつけたストーリー。カードゲームも意識していそう。
元々スーパードルフィーにしやすいような色気のある絵柄に、ゲーム要素たっぷりのファンタジーはこの作家さんの得意分野だと思う。

突然読みたくなった。萌えってなんだろう? と考え出して、記号的なお約束を上手く取り入れているこの作家さんを思い出した。そういうの大好きなんだろうな。
今までこれを読まない唯一の理由として、乳首が透けてるのが嫌で、ブラしろ! と思ってたが、そんなことにすっかり慣れてしまった今(いいのか)、拒む理由がなくなったので手にする。
イメージは「巨乳美女たちが乱舞してる」。その通りだった。
エロいシーン満載のギャルゲー構成。お色気シーンは無駄すぎるほどたっぷり。

未亡人の大家さんとか、しっかり者だけどブラコンな妹とか、引きこもり系三つ編み眼鏡っ娘とか、ロリ系マスコットとか。お約束の展開も期待を裏切らない。
登場人物が多いのがやっかいだけど、それもこのキャラたちみんな出したかったんだろうな。ボンテージ双子の美女とか、ツンデレコージャスとか、マイペースお姉様系とか……やたら感心。
もちろんコスプレ三昧、入浴シーン、朝起きると美女たちが添い寝しているびっくりイベントも忘れてない。そういう合間に本筋がちょこちょこ描かれている感じ。
8巻でようやく全容が語られる。アニメ化がなければ、これも先送りになった可能性は高い。
役者が揃ってバトル本格スタート。
BLあり、GLあり、ショタあり、TS(性転換)までも入っていて、全方位OK。さすがのオンパレード。まったくもって恐れ入る。
趣味と仕事が一致している。しかもオタク傾向のない人でも読めるのも作者さんの力量か。

それにしてもでかい乳にばかり目がいく。パンチラなんて可愛いモノじゃなくて、パンツが戦っているみたいで、これって有り難みも何もなくないですか? って読者の気持ちを聞いてみたい。
5巻くらい読み進めると、このスイカやメロンみたいな乳にも慣れてくる。慣性って怖いわ。

名前のつけ方は面白い。
葦牙は、宇摩志阿斯訶備かららしい。
セキレイは伊弉諾と伊邪那美の国産み神話に出てくる鳥。
計画主の名は造化三神から。天御中主神は、M・B・I社長。高皇産霊神は、皆人の母。神産巣日神は、やはり結がラスボスになるんだと思う。
篝(かがり/焔;ほむら)はカグツチってことか。

鶺鴒紋は、鳩の上に鶺鴒が乗り(に見える)、陰陽魚太極図を勾玉が取り囲む。
細かく考えるとツッコみたいところもあるが、それは脇に置いといて、ノアの方舟から飛んでオリーブの枝を持ってきた鳩より上に、鶺鴒がいるのも象徴的だと思った。ラストの帰着はそこなのかな? それとも、この鳩も含めて鶺鴒のマークなのかな?
天磐船から降りてきたので、神器は十種かと思ったけど8つだった。設定は神道的神話がベースだけど、道教やら仏教やら混ざっている。

皆人が羽化させたセキレイは以下。シングルナンバーほど強い(松曰く「やんちゃな仕様」)。
羽化順。「88 結」「108 草野」「02 松」「09 月海」「03 風花」「06 焔」
                         2010/2/01、2/02UP

《こんなふうにおススメ》
慣れてくると面白いです。個人的には「カテゴリ:フリークス」の方が好き。

10巻/
結、月海、焔が協力してのバトル。皆人ははぐれ、懲罰部隊の葦牙、壱ノ宮夏朗と会う。葦牙が死ぬと羽化させたセキレイは機能停止になると聞かされる。

今更だけど、絵の線キレイ。
読むほどに萌え要素たっぷりでほんとに感心する。設定の勝利だ。
アニメがまた放映中。
                         2010/6/26、UPも。

11巻/
うずめの葦牙千穂が入院する病院の母体、その企業の跡取りが東の葦牙、氷峨泉。M・B・Iと敵対している。千穂を助けたいならM・B・Iまで連れてこいと皆人に言う御中。うずめは。

一番驚いたのが、皆人の父親の真実。
まあ、ツッコミ入れたいとこは満載ですが、面白いのでよしとする。←上から目線だけど。
                         2011/6/01、9/06UP

12巻/
うずめ機能停止。ユカリは氷峨の元を飛び出し椎菜を選ぶ。大家の美哉はセキレイNo,01で「人でもセキレイでも無い者」。美哉が語るセキレイの神話。神器の秘密。第四回戦。西の真田西と瀬尾、皆人で共戦。場所は帝都湾上、みなか号。

正直人物像とかもう追いついてない。キャラ多すぎ。まとめ読み推奨。
皆人は北の葦牙。南は御子上。東が氷峨で、西が真田。
                         2012/2/10、2/12UP

【コミックセット】


【コミックス】 反則な乳……

ラベル:極楽院櫻子
posted by zakuro at 01:29| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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