2010年03月14日

女王様の犬 (完) 全11巻

【女王様の犬】 全11巻  /竹内 未来

クラスでは根暗で虐めの対象の神守天音(かもりあまね)は、人気者の犬上兵衛(ひょうえ)と付き合っていて、またそれが羨望と嫉妬を起こしている。しかしその正体は、言霊を使い名を操る真名使いと、その狛鬼。契約によって結ばれた関係で、兵衛は天音の生気をエサにして働く天音の下僕だった。
天音は人里離れた村に棲む真名使いの直系だが、社会勉強のために村を出て、幼い頃から下僕として天音を守ってきた兵衛とともに学園生活を送っていたのだ。
仁科貴子は天音を助けに行き事件に巻き込まれるが、その記憶は天音に消される。しかしそれがきっかけで天音の親友になる。
後に天音の従兄の平鹿勇人(ひらかはやと)が教師として赴任してきて、彼らは学園中心に奇怪な事件に遭遇していく。オカルティックラブコメディ。

プリンセスからプリンセスGOLD。2001年から06年まで連載。最初の巻には、学園SM(セクシーモンスター)コメディとある。なるほど。

表現はえぐいところも。
キスが生気のやり取りという萌えがついてくる。
使役されている狛鬼の兵衛の方が世知に敏いのが可笑しい。そして齢を重ねているには悟っていないところも。

やっぱ、主役のヒロインは天然で、かっこいい彼がその娘に夢中の、王道の図式は萌えるんだなー、納得。
ちょっとオカルトで軽い感じのラブコメかと思って読み出して……すぐに謝った。しっかりメッセージもあってかなり面白〜〜い。
自分探しの話でもある。自分とは何か。自分の人生は自分で選び取るもの。それらが説教臭くなく、少女漫画らしく楽しくまとめられてさすが。そんな内容は「フルーツバスケット」に少しかぶる。

キャラに共感でき、読みやすいしバランスも良い。
とくに貴子が可愛くて仕方ない。
良い作品に出会った満足感で、一気に読み進められた。評判良さに裏切られなかった。
ところどころ入る邪魔にならないギャグは貴重。作者さんのセンスが良いんだと思う。
タイトルで損しているんじゃないかと思うけどこれはこれで好評らしいし、次作も「縛り屋小町」で、えぐい方がウケるんだろうなー。
後半はテンション高く畳みかける。良いお話だった。

良き言葉を使う。まったくもって同感。日々を反省。
天音たちの村(上護島)は、沖津島にそっくりに見える。
言霊だから「ひふみ祝詞」なのかな。
石榴が死んでしまったのがもったいないと思っていたら、案の定再登場。
馬刺プリンは試したくない。
                         2010/3/08

《こんなふうにおススメ》
面白いです。この作家さんの他の作品も読みたい。

【コミックセット】


【コミックス】

ラベル:竹内未来
posted by zakuro at 00:00| Comment(0) | 漫画-少女レディース系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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