2010年07月26日

BILLY BAT 04巻まで

【BILLY BAT(ビリーバット)】 04巻まで  /浦沢 直樹(ストーリー共同制作/長崎尚志)

マーブルコミックスに大人気漫画の私立探偵「ビリーバット」を描いている日系人のケヴィン・ヤマガタ。
関わった刑事に、日本でこのキャラクターを見たことがあると聞く。ビリーバットはケヴィンのオリジナルキャラクターだが、どこかでそのキャラが盗用されているのなら……。貧しかった移民の父の発明が盗用され無念のまま死んだ父の遺言から、ケヴィンはそれを突き止めに日本に渡る。
そこは昭和24年、戦後の東京。連合国軍総司令部(GHQ)の通訳として入国。友人のイシヅカから見せられたのはGHQも探しているという古文書。日本が生まれる前からあるという秘密結社のシンボルがビリーバットにそっくりだったのだ。盗用したのはケヴィンの方だった。
闇市でイシヅカから脅迫されたケヴィンが意識を取り戻した時、眼前にイシヅカの死体が転がっていた。
ケヴィンは何に巻き込まれていくのか? そして何を託されたのか?

モーニング。
コウモリのキャラクターの秘密を追う話。スケールが大きい。
やっぱりすごい、面白すぎる。途中で震えてきた。
「PLUTO」が「鉄腕アトム」へのオマージュなら、こちらはアメリカ国民に愛される「バットマン」への愛情が注がれたもの。
出だしはアメリカンコミックスだー。楽しいー。ここはわたせせいぞうチックでもある。

まず、実話と創作が入り交じっているので、当時の背景を知っておくとより面白さが加速する。実は下山事件を知らず、白洲次郎が登場してからリアルとのミックスを理解したのだ。慌てて、当時の事件記事を探して読む。
花嫁を乗せたタクシー運転手の名も百地。
まだまだ序章。世界を、時代を巻き込んで大暴れのビリーバット。できれば5巻くらいまで出てから読んだ方が良いのかもしれないが、ちっとも後悔していない。

「漫画で世界中を元気にする」がテーマなんだと思う。その意気に泣きそうになった。
浦沢作品を一気読みしたい気分。
                         2010/3/25、3/25UP

3巻/
光と闇の真実を運ぶ者たち。伊賀の里を守るため、巻物を懐に勘兵衛は走るが。その意味は……。
とにかく大きな話。読んでいて、どきどきする。
                         2010/4/07、4/11UP

《こんなふうにおススメ》
手に汗握る面白さ。いったいどこに帰着するのか?

4巻/
リー・ハーヴェイ・オズワルドとは?
そしてケヴィン・ヤマガタを追う者たち。コウモリはケヴィン(たち)に何をやらせようとしているのか? スミスの正体は。
近代史勉強したくなってくる。いろんなことを学ぶのには人生は短すぎるよね。
次巻が待ち遠しくて仕方ない。
                         2010/7/25


posted by zakuro at 02:16| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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