2010年06月18日

ぼくと未来屋の夏 (完) 全02巻

【ぼくと未来屋の夏】 (完) 全02巻  /武本 糸会(原作/はやみねかおる)

夏休み前の終業式の帰り道、いきなり「未来を知りたくないか?」と見知らぬ男に声をかけられた小学六年生の山村風太。男は名乗っていない風太の名を知っていた。風太には怪しく見える猫柳健之介は未来を扱う「未来屋」だという。
女好きでやっかいな猫柳は風太の落とし物を届けるついでに、そのまま髪櫛町の山村家に居着いてしまう。少年名探偵WHOとして、風太は猫柳に対抗できるのか。神隠しの森の謎とは。

月刊少年シリウス。ジュブナイル小説原作。
ひと夏の少年の経験。

うわー、絵、好き。遠景の見開きにツボった。これは「あまんちゅ!」ではまったのと同じ。
風景はとくに良い。

風太が素直じゃないところがこの作品のキモ。未来屋の猫柳を胡散臭く、しかし気になって見ている。本来の子どもはたぶんそう。その距離感が作品を面白くしている。
猫柳の喰えなさ加減の表現が絶妙。うっかりムカついてくるほど。

キャラや設定は良いのに、肝心のミステリーがどうも残念。
小学生が読者だったら楽しい。大人の闇さが垣間見れ、モノを知った気分になれる。
ティーンエイジャーならミステリー部分のプロセスがかなり端折られて誤魔化された気分になるんじゃないかな。
ここがじっくり伏線されてたら、膝をうって喜んだのに。

風太の「本を読んだ時のワクワクを返せ」には同感。子どもの時はこんな想い、ずいぶんしたなぁ。
2巻の風太が「おおふり」の三橋にそっくりで笑った。ネタ?
                         2010/6/10

《こんなふうにおススメ》
子どもの時分を想い出す作品。


posted by zakuro at 00:35| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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