2011年01月22日

國崎出雲の事情 03巻まで

【國崎出雲の事情】 03巻まで  /ひらかわ あや

國崎出雲(くにさきいずも)15歳、高校一年生。日常的に男子にアプローチされているが、れっきとした男子。実の父親八雲さえそのキュートさにめろめろな、歌舞伎一家の國崎家に生まれた17代目。
出雲の将来を心配した母は幼い出雲を連れて家を出る。父に女形として育てられたことを出雲は恨み、喧嘩上等男の中の男として生きたいと願っていたが、ある日、気まぐれな母は友人と世界一周一年の旅に出てしまい、泣く泣く8年ぶりに父親のところに帰る羽目に。
出雲が去った後に國崎屋に養子に入った皇加賀斗(すめらぎかがと)が楽屋で倒れ、急遽代役で舞台に立つことになる。加賀斗に恩のある出雲はしぶしぶの一回きりと言い放つが、大歓声で観客に迎えられるとかつての熱い感動が胸の内に蘇る。
転校先は幼馴染みで仲村屋の娘、柚葉もいるセレブ校の四条河原高校。しかも芸能科は有名人ばかり。そこには他家の歌舞伎役者たちもいて。
出雲という跡取りを失っていた國崎屋は没落寸前。出雲はお家を復興できるのか。波瀾万丈は終わらない。

週刊少年サンデー。
作者の初コミックス。

まずはタイトルと掲載誌を見て、「へぇー」となった。
考えてみたらイマドキの萌え設定てんこ盛り。日本もので小動物系男子にTS・BL妄想可能。そしてバトルもありの成長物語でコメディたっぷり。
構造は、敵対していた相手も出雲の魅力で仲間になっていく、「ONE PIECE」と同じ。それに萌え要素がこれでもかと。しかも少年誌のお約束を超えてない。なるほどなー。さすがの設定の勝利。編集者が凄い人なのか?
絵も可愛いし。これからどんどん上手くなるだろうと期待も……。

うっかり出雲の可愛さにやられた。
歌舞伎トリビアもてんこ盛りで、作家さんの好きさ加減も滲み出て、とにかく楽しいし笑える。歌舞伎の超入門書としても良いのでは? 興味を持てるよね。
サンデーやるなー。歌舞伎モノも読みたくなってきた。
しいて言えば、せっかく女性作家さんなのだから、女の子の普段のファッションが可愛いとなお嬉しい。
                         2010/8/01、8/03UP

《こんなふうにおススメ》
新刊が気になる楽しさ。

3巻/
出雲を盗撮しているのは。
菅原屋と共演。菅原兄弟の確執。兄の真意とは。
球技大会。肝試しに次の演目は四谷怪談。

和ませられ方は昭和の少年漫画だなー。これって大事かも。
メイド出雲が楽しめる巻。
久しぶりに読むとちょっとノリについていけない。

確執といっても深刻になりえない作風に癒される。
シリアスとコメディの強弱も上手い。

玄衛の出した怪しげなブツがいったいなんなのか気になって仕方ない。エッチな方に読み替えがきいて笑えるのもこの作品の特徴。
                         2011/1/05、1/22UP


ラベル:ひらかわあや
posted by zakuro at 19:33| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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