2012年02月22日

ラブひな (完) 全14巻

【ラブひな】 全14巻  /赤松 健

浦島景太郎19歳。幼い頃に女の子と約束した「トーダイで再会しよう」を胸に東大受験するも、頭が悪すぎて2浪中。親に啖呵を切って祖母の経営するひなた旅館で受験勉強に勤しもうと向かったが、そこは男子禁制の女子寮ひなた荘に変わっていた。女子たちに叩き出されそうになるが、寮長の叔母に既に東大生と勘違いされ、女子たちの早とちりから東大生として寮に置いてもらうことになってしまう。しかし景太郎にやたらつっかかる成瀬川なるには嘘がバレて。追い出されたその日に、海外にいる祖母からFAXが届く。孫の景太郎にひなた荘を譲るという権利書だった。管理人として浪人生として、美女に囲まれた景太郎の日々が始まる。

週刊少年マガジン。
アニメにもなる。作者本人が電子書籍無料配信にもして最近でも話題に。
この作家さんの、コスプレ好きのアイドルみたいな奥様が有名すぎて、漫画を読んでなかった頃の私でさえ知っていた。そのイメージが強すぎてなんかなかなか手を出せなかった。
矢吹健太朗さんと同枠で良いですか?
「ねぎま」が気になるけどまずはこれから。

一言で言ってしまえば、運が悪くて裏目ばかりの冴えない男子を取り巻く様々な美女たちの、お約束のハーレム漫画。ギャルゲーのシナリオみたい。
98年から2001年連載。当時ってこういう傾向、まだ初期なんですかね? 今流行りの萌えの基礎盛りだくさん。
女の子は可愛いし、構成にもスピードやテンポがあって楽しい。高橋留美子の「うる星やつら」に似ていて、わくわくしながら読んでいた子どもの頃をちょっと思い出した。「うる星」も自分勝手なキャラばかりだけど、この作品は自分の恋愛感情押し付けの人物ばかりなので、そこが大きく違う。
ストーリよりお色気満載の、気楽に読めるジェットコースターみたいなドタバタラブコメ。

お色気セクシーショットは毎回あって、それを楽しむだけって気もしないでもないんですが。
元旅館なのも、お風呂シーンのためだけなんじゃないかと思う。
設定はめちゃくちゃありがちで見慣れたパターンなんだけど、センス良く、可愛らしい絵や面白おかしいキャラクターで魅せる。
女の子への憧れ満載。男子には、妄想が暴走していくさまは身近なのかも。女子目線だとこんなキャラたちが揃ったら、しかもこんな展開ならば、みんな仲悪くなりそうなのに、酷いことをしてすねても怒っても必ず許してくれ、女子同士でライバルでもとっても仲良しの女の子たち。これが男子の究極の理想なのだろうな。出てくる女子のアンドロイド的なプロポーションも男子の理想なんだろうな。二次元にしかありえん。究極の男の子の漫画、女子には若干イラっとしてくる。

30半ばで結婚するまで童貞だったという作家さんの告白をテレビで見てたのですけど、これ描いている時ってそんな憧れと妄想が詰まっていたのかな、見事に昇華されていると感心(どんな感想)。才能に転換されてる。

内容よりノリなので、単行本のまとめ読みは辛いかも。萌えが同調できないと飽きる。
頑張って何日もかけて読み終わった達成感ったらなかった。

芋煮会の鍋の大きさに爆笑した。何人分。
旅ばかりだなー。
11巻からしばらく主役がいないのも笑った。
                         2012/2/19

《こんなふうにおススメ》
現実逃避したい男子に。

【コミックセット】


【コミックス】

ラベル:赤松健
posted by zakuro at 14:12| Comment(0) | 漫画-少年青年系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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